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2015/1 塾ジャーナルより一部抜粋

塾の日シンポジウム2014 in 仙台
「日本の心」を未来までも 被災地から子どもたちの育成を誓う

  2014年10月13日(月・祝) / 宮城・ホテルメトロポリタン仙台  
     
 公益社団法人全国学習塾協会が主催する塾の日シンポジウムが10月13日(月・祝)、宮城県仙台市で開催された。第一部は記念式典と各表彰、第二部は評論家の呉 善花(オ・ソンファ)氏の基調講演。第三部は懇親交流会が行われた。東日本大震災後、初めての東北での開催となった今回。社会のために、子どもたちの教育のために学習塾は何ができるのか、思いを新たにした会となった。

 第一部は全国学習塾協会の碇優副会長の開会の辞からスタート。続いて、会長の安藤大作氏が式辞を述べた。

 「7年前に続いて、二度目の仙台での塾の日シンポジウムです。前回と今回の間に東日本大震災がありました。本日、式典実行委員による『仙台宣言』が献じられますが、これを私たち教育関係者から発せられる切実な声として、皆様方の心にぜひ留めてお帰りになってほしいと思います。協会としましても、震災直後から支援活動を続けて参りました。『塾で友達ができてから精神的に安定し、志望校に合格できた』『将来に対する希望も強く持てるようになった』というお言葉をいただいたときは思わず目頭が熱くなりました。

 このような使命を果たすためにも、学習塾認証制度、塾講師検定等を推進していきたいと考えています。民間教育の塾として、今後も社会の役に立てるよう覚悟してまいりたいと思います」

 来賓祝辞では、経済産業省サービス産業室室長の落合成年氏が登壇。「被災地の1つである仙台で塾の日シンポジウムが開かれることは、復興支援としても重要なことです。経済産業省としても被災地の復興に最大限度努力していきたいと思います」と話した。加えて「民間教育事業者における評価・情報公開等に係るガイドライン」を策定したことを報告。さらに昨今の情報漏洩事件を受け、個人情報の保護について適切な対策を講じてもらえるよう要請も行った。

 文部科学省民間教育事業振興室長の楠目聖氏は、今年度から実施されている土曜日の教育活動推進プランについて説明。学校、家庭、地域の三者が連携し、役割分担しながら学校における授業や体験活動の充実などに取り組めるよう支援をスタートさせている。全国学習塾協会も平成22年度から大阪府大東市から委託を受け、講師を派遣。毎週土曜日に小学生と中学生対象のゼミを開講している。その他の事業へも学習塾がかかわる事例は多く、学校と学習塾との関係に中学校校長の意識も変わりつつあることを楠目氏は紹介。「学校と塾は協同できる面があると思う」という質問に、公立中学の校長で肯定的な評価をしたのは平成6年の27.3%に対し、平成24年では50.2%にもなっていることを示した。

 続いて、全国学習塾協同組合理事長の森貞孝氏の挨拶があった。

 「先日、小学校に英語教育が本格的に導入することを踏まえ、韓国へ英語教育の視察に参りました。ソウル市のある高校には大きなツリーがあり、そこには東日本大震災で被災した日本の子どもたちへの励ましの言葉がかけてありました。私はびっくりしてお礼を申し上げました。塾の日は塾が民間教育機関として、地域のために何ができるのか改めて考える日です。それだけではなく、今回のような大震災が起こったとき、どうやったら役に立てるのかを考える機会でもあると思います。このシンポジウムの前に、東北の塾の先生方が被災した方々のためにさまざまな支援をされてきたことをお聞きしました。これもこの協会を中心に塾がまとまっているからできたことだと思います」

自主基準遵守塾
全国読書作文コンクール表彰

 この後、平成26年度自主基準遵守塾表彰が行われた。表彰されたのはING進学教室、英進館、創英ゼミナール、田中学習会、(株)中萬学院、東日本進学会の6社。そのうちの代表として、ING進学教室と英進館が安藤会長から表彰状を授与された。

 24回目を迎える全国読書作文コンクールの表彰も行われた。今年は3,926点の応募があり、受賞作品335点が選ばれた。小学生の部大賞は菅井真南人君(宮城)、最優秀賞は寺久保真希さん(宮城)、吉野愛里珠さん(宮城)、阿部紘季君(宮城)、枝木颯佑君(岡山)。中学生の部大賞は吉野愛海里さん(宮城)、最優秀賞は西谷綾華さん(岡山)、國清彩さん(広島)、箱島平和君(宮城)。

 読書作文コンクール推進プロジェクトリーダーである蛎崎暁子氏は「読書の良さは語彙が増える、読解力・集中力が付く、姿勢が良くなる等、すべて学習力につながります。しかし、一番は『心が育つこと』だと私は思います。読書の数だけ主人公と心を通わせ、思いやり、正義感、夢、勇気など、さまざまな心が育っていきます。それこそが子どもたちにとって宝物になるでしょう」と話した。

 また、塾講師検定の推進企画として、仙台白百合女子大学人間学部教授の山口榮一氏による「学習塾講師検定は何を目指すのか」というレクチャーが行われた。

 第一部の最後は、北海道東北支部支部長である大沼信雄氏による「仙台宣言」。最初に震災発生時の生々しい様子をまとめたDVDが上映された。大沼氏は「まだまだ復興は続いています。この日のことを忘れず、ぜひ被災地を訪問してください。それが被災者のパワーになっていくのだと思います」と話し、仙台宣言を読み上げた。

 高い学習能力を育てるとともに、極限状況の中でも失われることがなかった「日本の心」を未来に向けて持ち続ける子どもたちの育成を誓うと、会場からは割れるような拍手が送られた。第1部は岡田保雄副会長の閉会の辞で終了した。

 第2部では基調講演に評論家で拓殖大学国際学部教授の呉 善花(オ・ソンファ)氏を招き、「いま未来に、日本人の心」というテーマで講演が行われた。日韓における未来の在り方について熱い言葉が投げかけられ、参加者は大いに刺激を受けた。

 来年のシンポジウムは、近畿支部が大会実行委員会を構成し、京都・同志社大学新島会館にて10月12日(月・祝)に開催される。

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