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中学・高校受験:学びネット

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2014/9 塾ジャーナルより一部抜粋

本庄東高等学校附属中学校
本庄東高等学校

 
  「素直な心」が学力を伸ばし、
東大・京大現役合格7人
2006年に附属中学を開校。その中高一貫三期生を含む今年の卒業生が東大・京大の現役合格7人と、大躍進を遂げた本庄東高等学校。その大躍進の原動力となったのは、生徒一人ひとりの「素直な心」だ。生徒を自分の子どものように思い、真摯に向き合う熱い教師たち。学校が好き、先生が好き。教師の期待に応えようと、勉強や行事に全力投球する生徒たち。実際どのような指導を行っているのか、現場の先生方に話を聞いた。

校 長: 小林 玉枝
住 所: 本庄東高等学校附属中学校
〒367-0025 本庄市西五十子大塚318
本庄東高等学校
〒367-0022 本庄市日の出1-4-5
電 話: 本庄東高等学校附属中学校
0495-27-6711
本庄東高等学校
0495-22-6351
交 通: 本庄東高等学校附属中学校
JR高崎線「岡部」駅南口からスクールバス8分
本庄東高等学校
JR高崎線「本庄」駅北口から徒歩15分
※寄居・江南・森林公園、妻沼、・南河原、児玉・藤岡、伊勢崎からスクールバスも運行
学生数: 中学校 281名
高等学校 1,401名 (2014.9.1現在)
ホームページ: http://www.honjo-higashi.ed.jp

 

中高一貫生と高入生がライバルに
受験生の心の揺れを未然に察知

── 今年、東大・京大の現役合格者が7人と素晴らしい実績が出ました。この要因は何だったのでしょうか。

藤川 まず中高一貫の三期生ということで、先輩たちの良いところ、悪いところを上手に分析して受験に臨んだことがひとつ。それと一貫生と高入生がよきライバルとなり、お互いに切磋琢磨できたことが大きいですね。学習進度が違うので、高校でのクラスは別ですが、教室は同じ階の隣同士。敵対するのではなく、かといって馴れ合いでもない。そうした関係を築けたことが良かったと思います。実際7人中、東大1人、京大1人は高入生でした。

── どんな指導をされたのでしょうか。

藤川 私は3年間特進一貫コースの担任で、この春10回目となる卒業生を送り出しました。30年指導をしてきた経験から「受験生はこのタイミングでこんな風になる」ということがわかりますから、先手を打っていきました。

 例えば、授業中に内職をし始めるのは危険なサイン。授業と違う勉強を始めるということは、成績が下がって焦っている証拠です。レベルの高い問題を勝手にやり始め、うまくいかなかった過去の先輩がいたことを例に出してアドバイスすると、生徒はとても素直に聞いてくれましたね。

木村 あとは本校の教育理念「心 素直に、知性 輝く」を常に生徒に伝え続けてきたことでしょうか。担任は普段から素直さや感謝の心、謙虚な姿勢の大切さを生徒に教えています。それが「学ぶ心」につながっていると思いますね。この学ぶ心さえ育てば、学力はおのずと向上していきます。

 本校では15年以上も前から松下幸之助さんの本「素直な心になるために」を高校入学時に渡しています。担任は折りに触れ、この本についてホームルームで話していますが、本校には本当に素直な生徒が多いですよ。

素直に生きることが、どれだけ
心を軽くしてくれることか

── 他にどんな取り組みを行っていますか。

小柏 本校では中学生に「チェックノート」という毎日の生活記録を残すノートを渡しています。その日に学んだことをまとめ、どんな気持ちになったかまでを記録に残します。それに対して担任は毎日返事を書き、保護者の方からも1週間に一度コメントを書いていただいています。教師と保護者が力を合わせて、一人の生徒を成長させようとしていることが生徒にも伝わりますし、生徒の将来を思い、本当に親身になって指導している教師の姿も見えてきます。

 勉強は先取りできても、心の教育はその年齢でしか行うことはできません。きちんと教えていけば学力は伸びますが、生徒の心にはどこでストップがかかるかわかりません。青信号のような顔をしていても、実は赤信号かもしれない。それを早く見極め、担任、学年、学校全体で動く。そうした機動力も生徒の安心感、教師への信頼感につながっていると思います。

── これまで何かエピソードはありましたか。

小柏 私は中学開校以来、9年間、朝、校門に立って挨拶の指導をしているのですが、「いつもより声が小さいな」と様子のおかしい生徒がいると、すぐに担任に連絡しています。ある時、スクールバスから降りた瞬間、地面を蹴った生徒がいました。その後、担任が生徒から話を聞くと、家の人がケンカをするのを見て、悲しい気持ちになっていたそうです。そこで保護者の方へ連絡し、学校での生徒の様子を伝えました。こうしたやり取りを通して、学校と保護者、生徒間でなんでも相談できる関係を作っています。

藤川 中・高ともに年間を通して二者面談を行っています。二者面談を行うのは朝のホームルームの前です。スクールバスの都合で、朝の面談が難しい生徒には昼休みを使います。そうすると3〜4週間で1クラス全員終わりますから、ほぼ毎月、面談している計算になりますね。

 クラス全体へのメッセージとはまた違って、面談は担任から君だけへのメッセージ。面談を繰り返すうちに生徒は心を開いてくれるようになります。

── 教師と生徒の信頼関係が、素直な心を育てているのですね。

小柏 年配の先生にとって、生徒は自分の子どもであり、若い先生なら自分の妹や弟のような存在。本校の教師は皆そうした気持ちを持っています。私学は面倒見が良いと言われますが、その時々の生徒に合った面倒見の良さこそが重要なのです。

藤川 ある生徒は卒業にあたり、「3年間を振り返って、素直に生きることがどれだけ心を軽くしてくれるのか、身をもって実感した3年間だった」という文章を寄せてくれました。それが本校の教育を本当によく表していると思います。

学校が好きになると生徒は伸びる
思いやりのある自慢の生徒

── 素直な心を伸ばし、そこからやる気を引き出す指導が、飛躍的な合格実績に結びついたのですね。

木村 やはり生徒を信じ、期待することが大切ですね。期待されれば生徒はやる気になります。

藤川 担任が好き。クラスが好き。学校が好きになると、必ず生徒は伸びます。期待されるほど大きなムチはありませんね。よく生徒には「先生を喜ばせることのできる生徒は、必ず第一志望に合格します」と話しています。しかし、生徒から信頼されて、「この先生のためにも頑張ろう」と思わせる先生になるのが何より難しい(笑)。

 東大を目指していたのに、二次試験直前になって、大学を変更したいと相談してきた生徒がいました。センター試験は高得点だったのに、それまでの模試の判定が悪かったので、不安になったのでしょう。私はそれまで生徒と心中するような気持ちで指導してきましたから、血の気が引きました。その生徒は出願直前になって、また東大を選択し、見事合格しました。本当に嬉しかったですね。

木村 本校は行事も多いのですが、これも生徒の愛校心を育てているひとつの要素だと考えています。5月には体育祭、9月には桐車祭(学園祭)、11月には著名な方を講師に招いて教育講演会も行います。行事を充実させ、勉強とのメリハリをつけさせるようにしています。

小柏 本校には思いやりのある生徒も多いですね。通学途中に駅で具合の悪くなった中学生を高校生が介抱してくれたこともありましたし、AEDを使って救命活動をしたり、ホームから線路に落ちた目の不自由な方を救助したりしたこともありました。月に一度は地域の清掃活動もしており、地域の皆様からはよくお褒めの言葉をいただきます。

木村 本校がどんな学校かを知っていただくには、生徒を見ていただくのが一番ですね。自慢の生徒だとよく小林学校長も話しています。

藤川 たとえ難関大学に合格できても、豊かな人間性がなければよい人生は送れません。「人間性に優る学歴なし」。私たちは高い学力と優れた人間性を育む教育を目指しています。

 

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