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2013/3 塾ジャーナルより一部抜粋

差別化の筆頭か!
ロボット教室成功事例と
ヒューマン代表が語る生徒募集の現状

     
 差別化のためにはオプションとしてロボット教室もいいが、導入するにはいま一歩踏み出せないという塾が多い。理由は「集まらない、資本がかかりそう、人材がいない」などいろいろだ。だが、悩む塾長たちには必見。解決の糸口がここにある。

生徒が集まることを確信

 ロボット教室(以下:ロボット)を全国展開しているヒューマンエヌディー株式会社の山本昌人代表は、冒頭、間違いなく生徒募集につながっていると自信を持って話す。

 「学習塾の場合は差別化がしにくい。教える内容が同じだからです。そこで商業化が難しいと言われていたロボットをサイエンスというひとつの切り口として展開させたのです。差別化の最たるものですよ」

 同社が運営する『ヒューマンキッズサイエンス ロボット教室』は2009年6月に正式開講し、現在は500教室が導入、3,300人の生徒を擁するまでに急成長した。先述の負の要素ばかりでは、この数字は出てくるはずがない。単刀直入に「リスクはかからない?」の質問に対しては、

 「加盟金はいただいていませんし、最初にプロモーション用の教具(ロボットキット)を購入してもらうだけです。もちろん生徒さんが入塾すれば、それに対してロイヤリティは(35%〜40%)いただきます。開設費用は募集も含めて20万円程度です」

 講師に関しては、アルバイト学生でも指導できるように、カリキュラム・テキストが作成されているため、塾の講師でも兼任できる。

 一方、一般的に考えることは、「成績向上につながるのか」ということだ。点数をつけれるものではなく、その実証はできていない。山本代表は言う。「一番は好きになることだと思います。得意な教科は好きな教科だったでしょう?」と。ロボットを勉強だとは意識せず、楽しく、面白いものだと位置づけるため、「子どもたちにとって勉強と思わせるようなカリキュラムにはしていない」と言う。ところが、その中にはギアの比率とか摩擦、どうしたら早く走れるか、といった物理や数学の要素が隠れているのだ。

反響ある校門前の
チラシ配布

 ロボットの生徒募集は、現在、校門前配布が圧倒的に多い。当初、あまり期待していなかった校門前でのチラシ配布は、予想に反して、反響があった。そのチラシがほしいと子どもたちが集まってくるのだ。例えば、ある学校前で150枚まいたら、体験授業に10組超の親子が集まったという(平均は100枚で2人以上)。塾の場合だと通常1万枚まいて1人か2人というから、その差は歴然としている。

 「それがわかったのが去年ぐらいからです。それまではあくまでもプラスアルファ的なイメージでいましたが、開校3年で100人近く集めている塾さんがいますし、2年足らずで50人超えているところも複数出ています」と山本代表は自信を見せる。加えて、どれだけの収入があるか、気になるところを察していただき、「9,000円の授業料で、ロイヤリティを引いても、約6,000円は残ります。1回90分授業として月2回。生徒一人当たり約2,000円/1時間が塾の収入となります」。

 通常、塾の場合は小学4年生ぐらいから募集をかけるが、ロボットの場合は、低学年層からの取り込みができる。まさに、塾にとっては格好の差別化教材といえる。

〈成功事例〉
開校3年で生徒数80人。
まもなく100人へ

 滋賀県草津市の本部を拠点として、幼児から社会人まで幅広く指導する生涯教育株式会社のロボット教室が好調だ。開塾が昭和61年というから老舗である。全体の生徒数は300人超、うちロボットの生徒数は4教場で80人。

 草津教室に小学校低学年から高学年の子どもたちが、次々と楽しそうにやってくる。通常の塾通いの雰囲気とは少し異なる。教室に入ると、自分で作ったロボットを大事そうに机に置く。授業時間まで子どもたちはロボット談義を始める。授業が始まっても、様子は変わらない。講師は教えるというよりも見守っている。

 今月制作のロボットは横綱ロボ(ベーシックコース・12人)。ブロック自体は市販のものよりも大きめに設計されており、低学年の児童にも扱いやすい。高橋智隆氏(ヒューマンロボット教室アドバイザー)が作ったロボットには、独創的でデザイン性に優れた魅力があるという。「絶対に勝つように組み立てたんだ」「負けないよ」。授業の最後に対戦することになっているため、子どもたちは夢中だ。組み立てに失敗した子は「なぜ、動かないのか? どうすれば動くか」と自身で考え、再度組み立てに挑戦する。「失敗することが勉強につながります」と久保取締役は話す。

 反対側では4人の小学生(ミドル・アドバンスコース)が、高度な仕組みのロボベータとバクモジョラのロボットを完成させていた。六足の足がバラバラに動く仕組みになっていると話してくれた小5生は、「僕は改造型のロボットを作るのが好きなんだ」と講師に話しかけている。講師は立命館大学ロボティクス学科の学生というから、子どもたちには良き相談相手だ。

 久保取締役によると、4年前に社名を変更し、他塾との差別化を図っていた時期に、ロボットに出会ったという。チラシの反響も大きく、体験授業には15、6人の参加があった。その後の体験授業(2〜3ヵ月に1回)にもコンスタントに10人が集まった。そのうち半分は入塾するというから、効率はよい。現在、瀬田・草津・栗東・守山と4教室を展開。当初、塾と兼任だった講師も今は専属。非常勤講師8人が生徒80人を見ている。「今後の目標は100人集めること」と力強い。

 しっかりと体験授業を実施し、その後の参加者へのフォローは怠らないなど、経営者の努力は日々続く。

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