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2011/7 塾ジャーナルより一部抜粋

河野優の超〜塾長爆裂対談

第16弾:英駿個別進学セミナー 加藤 寛 塾長

河野 優(こうの まさる)
[ 学習塾経営研究会 主宰 ]
大学を卒業後、大手通信メーカーに入社。そこで国際向け電子交換機のプログラム開発に携わる。30歳の時に、一身上の都合で地元に帰り、縁もゆかりもない場所で塾(開進スクール)を立ち上げる。塾を立ち上げた翌年より、学習塾ニュースの配信開始。現在の読者数は、約1100名。
その後、学習塾経営研究会を発足、全国の塾長のためのネットワークを構築。
主な活動には、千樹会(100人会の姉妹団体)代表幹事、学習塾経営セミナーの開催、100人会の主宰、その他、個人塾の経営、及び、販売支援など。

英駿個別進学セミナー 加藤 寛 塾長:(滋賀県大津市)

大学時代より学習塾にて働き、そのまま卒業後、大手FC塾に勤務。教室長などを経験した後、96年4月に独立。
成績だけでなく、もっと深く子供たちの将来と関わるには・・と日々奮闘中。モンテッソーリ教育の考えによる新しいコースなども立ち上げる。また(社)日本青少年育成協会の認定教育コーチでもある。現在、生徒は約100名。

河野(以下──) 今回は、滋賀県大津市で個別指導塾を経営されている加藤先生です。早速ですが、まず塾の出来た経緯からお尋ねしたいのですが?

加藤 大学時代から塾でバイトをしてまして、そのまま入社というパターンですね。そこでは10年弱ほど勤務しておりました。塾の基本を学んだという感じです。そしていよいよ自分の塾を作りたいとの思いから96年に独立ということになりました。

── ほぼ私の塾と同時期ですね。その後、順調に生徒は伸びてきたと・・

加藤 それがかなり苦労しました。(笑)最初は10数名の生徒が来てくれましたが、その後がなかなか続かない。生徒20名を超えるまでにかなり苦労しました。以前よくあったチラシの書き方とかなんちゃってマーケとかも勉強しましたが、なかなかうまくいかず、いよいよお金がなくなるという時に、もう一度、基本に戻って子供と保護者の方に何が出来るか?と考え、行動を起こしたら、そこから生徒が伸びたというのが率直な感想ですね。

── 当時のチラシの書き方というのは、お客さんのためでなく自分のためのチラシが多かったですからね。しかし基本に戻って色々と考えて行動したとのことですが、それが今の英駿の基本でもあるわけですか?

加藤 その通りです。私の塾は、現在では幼児から高3生までを指導していますが、その教育的思想は、モンテッソーリ教育です。子供たちの発達や発育との関わり方、保護者の子供への関わり方など、全てその方針で、お話をさせて頂いてます。

── ちょっとそのあたりを詳しくお聞きしたいのですが、まず、現在のコースはどのようなものがありますか?

加藤 まず塾の形として幼児から高3生まで指導しています。幼児コースは、発達に従い3つのコースに分かれます。
小学生は、個別指導です。ただし中学生は、私が1人で全体を指導する形です。高校生は、個別の形で講師がサポートをします。最終的には、自立学習が出来るようにしていくという方向で設計をしていますので、高校生になると講師は授業という感じではないですね。一方、胎児やお母さんのためのコースとしては、母親サポートコースがあります。
またそれ以外では、そろばん教室と子供英語コースも併設しています。

── かなり多様なコース設計ですね。

加藤 そうですね。小さい塾が多くの商品を持つということはセオリーには反するかも知れませんが。(笑)しかし本来の考え方である子供と保護者との関わりを考えると、このような設計になってしまいました。

── それらのコースが何かしらの関係性を持っているということは、幼児コースや、そろばんコースから塾への流し込みもうまく出来ているのでしょうか?

加藤 う〜ん、そこはまだ微妙ですね。(笑)

── 私の感想としては、多分、軸が見えにくいと思うんですね。お客は分かりやすい方がいいのですが、コースが多様なため便利な塾ではあるのですが、何が専門か見えない。その塾の目指すゴールが見えない。私ならモンテッソーリ教育を売りますね。売りやすいカテゴリである幼児教育・早期教育の中で売っていくのか、あくまでも他との差別化を明確にするために、そのものズバリを売るのかは、回りの環境によりますが。そしてそれで反応がある無いに関わらず、それをチラシに書くことで全ての顧客や地域の方に、あの塾はこうだという認識を持ってもらいます。売れる言葉は、別のポイントで入れれますからね。変な話、売れるチラシってのが全て「同じ」になってるでしょ?地域がバッテイングすると、もう売れないですよね。でも加藤先生は、明らかに他と違う軸や思想を持っているのですから。しかもコースという商品にまでしていて「思想が見える」わけですから。

加藤 その辺りは、今後の課題ですね。(笑)

※知り合った頃と比べて、一気に生徒数が増えていました。リードでは100名弱と書いてますがコース重複者もいるため、延べ人数は100名を余裕で超えています。これは考え方にもよりますが、加藤先生は1ストップ塾を作る、この地域に必要な教育は全て引き受けるという方針から多種多様なコースを作っているわけです。もちろん、そうするとニーズを幅広くひろうことになるので、生徒が増えることになります。

── しかしこの生徒数で、このコースとなると大変でしょう?

加藤 正直、大変です。(笑)しかし、そろばん教室とか英語などはFCに加盟しています。モンテッソーリ教育により幼児や母親コースなどは全てオリジナルですが、スキル系のコースは、カリキュラムがしっかりしているところと契約してやらせて頂いてます。そうしないと、もっと大変だったと思いますね。

── それはいいアイデアですね。個人塾の先生は、FCを嫌うようですが、場合によってはうまく使えば非常に有効ですね。

加藤 おかげさまで、そろばんも英語教室も順調に伸びています。

── それは良かった。(笑)個別塾の方も順調でしょ?

加藤 こちらもおかげさまで順調です。実は、個別指導塾には、映像を入れてます。ただし、カリキュラムに沿ってやるという使い方ではありませんが・・。最近思うのですが、どうも保護者が塾に求めるものが高くなってきてると思うんですね。
そうしますと、塾だけの力では、なかなか・・。よってFCだけでなく映像も含め、ともかくいい物は、使うという方針で経営してます。

── それは、顧客のニーズが多様化しているということでしょうか?

加藤 そうですね。それと、どのコースでも成果を出す必要を強く感じています。それろんなどのスキル系のものは、出来るようになるということが目に見えるので分かりやすいのですが、塾、それも小学生ですとなかなか難しいですね。中学生・高校生においては、実績を強く意識しています。

── 個別指導塾で実績を出している塾というのは、少ないですね?

加藤 そうですね。ただ高校部などは、今後、実績重視になるのではないか?と考えています。大学が全入になってしまった今、大学のランクをもっと保護者も生徒も意識してくると思いますので、それに応えられる形にしておかないと・・と思っています。

── なるほどですね。

加藤 いくらモンテッソーリ教育とかと言っても、実績がないと誰も見向いてもくれませんので・・(笑)

── 確かに。(笑)塾は、まずは保護者・子供の思うゴールに導けるかが本来の役割ですからね。 では、先生の今後の戦略と言いますか、やりたいことというのは?

加藤 1つは、多店舗ですね。ただ今の教室の形でとは考えていませんが。ともかく、多くの地区でこのモンテッソーリ教育の思想というのを知って実践してもらいたいなと思っています。もちろんそれが保護者、生徒の幸せになるとも思ってますので。

※モンテッソーリ教育は、日本では早期教育のようなものと認識されていますが、加藤先生の塾では、その本質に迫るような設計をしているのが特徴的です。実際に奥様がその教育を受けてきていることやモンテッソーリ教育の教員免状を持っていることも大きく影響しているのでしょう。お話を聞いていて思うのは生徒をどのように導くという軸や思想をここまではっきりと出している塾は少ないな?ということです。
塾は、成績アップや合格をお客から委任されて請け負うわけですが、その先のことまで考えている塾というのは、必ず地域に支持されていくはずです。

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