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2011/1 塾ジャーナルより一部抜粋

河野優の超〜塾長爆裂対談

第13弾:進学塾Beeゼミナール 塾長 山口 英晃

河野 優(こうの まさる)
[ 学習塾経営研究会 主宰 ]
大学を卒業後、大手通信メーカーに入社。そこで国際向け電子交換機のプログラム開発に携わる。30歳の時に、一身上の都合で地元に帰り、縁もゆかりもない場所で塾(開進スクール)を立ち上げる。塾を立ち上げた翌年より、学習塾ニュースの配信開始。現在の読者数は、約1100名。
その後、学習塾経営研究会を発足、全国の塾長のためのネットワークを構築。
主な活動には、千樹会(100人会の姉妹団体)代表幹事、学習塾経営セミナーの開催、100人会の主宰、その他、個人塾の経営、及び、販売支援など。
進学塾Beeゼミナール 塾長 山口 英晃:(鳥取県鳥取市)
2008年4月 「鳥取の子どもたちに都会の子どもたちと同じ学習環境を提供する」という想いから教室を立ち上げる。
学校に寄り添う補習塾やFC個別が多い中、「進学塾」にこだわる。中学生を中心に、開校1ヶ月で50名の生徒が集まる。
2009年4月には、生徒が100名を越え、第二校舎を開校。2010年4月に高校部、幼児部がスタート。現在三校舎を展開。生徒数は約270名。

河野(以下──) 今回は、鳥取市で進学塾を経営されている山口先生です。開校1年で100名を超え、現在270名・・・。絶好調ですね。

山口 ありがとうございます。

── これほど、急成長したのには、何か特別な秘訣があるのでしょうか?

山口 特別なことは何もした覚えはないのですが。以前、河野先生の主宰されていた100人会(1年で生徒100名にする会)に参加させて頂き、そこで色々と勉強させて頂いたことを愚直にしただけです。(笑)

── 山口先生の場合、経験値が高かったので教えるという部分に関しても、サービス業としての考えもお持ちでしたので、後は宣伝・広報の部分だけでしたから、早かったですね。

山口 そうですかね?(笑)ただちょっと成長を急いだ感じはしています。もちろん、これだけ多くの生徒さんに集まってもらった事には、感謝しています。想いが支持されたということだと思っていますので。
まずは地元No1校に入り、そこから一流大学に進学してもらいたいと思っています。つまりは、この県の学力を上げたいというのが私どもの想いです。そのことに賛同してくれる方が多かったのだと考えています。

── 進学塾の形態ですね。

山口 そうです。今でも、定期テスト対策授業などは、行っていません。もちろんその時期は、生徒は自習や質問で塾には来るのですが、手取り足取りといったような「過保護」な対応はしてません。 最終的には、自分で学習できる体質になってもらうことを目指してますので、学校のテストは、自分の体質改善がどこまで進んだかチェックするという意味合いでやってもらってます。

── 進学実績は、わずか2年の塾にしては、かなりいいですね。

山口 塾のタグラインにも書いてありますが、地域No.1高校への進学を中心に考えていますので、生徒さんもそれを考えて入塾しています。そのため、この規模の塾にしては、大勢の生徒さんが、地域No.1校へ合格してくれています。

※山口先生は、サービス業としての塾のあり方や、教務などの基本スキルが最初にあったために成長が早かったわけですが、それ以上に、この地域に進出する「意義」をきちんと考え、絞り込んだ顧客層で参入してきたことも成長を早めた理由です。市場に入るということは、今までのものよりも、何かが違う、何かが良いという部分が必要です。それをタグラインでハッキリ示していることもお客様にこの塾の特徴が、伝わった要因の1つです。

── スタッフが、こんなに短期間に増えると大変でしょ?

山口 そうですね。現在は生徒数のわりにスタッフが多いです。これは将来への投資という考えからです。スタッフには、生徒数を今年は400名にすると言っています。

── 例えばその数字の根拠のようなものは示されているのですか?

山口 数の根拠ですか?

── 今の割合からすれば、受験生○○名の中で、約○○名が合格すると分かるわけですから、後は、その受験者数を増やす活動の一貫として「今年の目標は400名なのだ」と伝えているかどうかですね。

山口 確かにスタッフが増えてくると細かくいつも言わないと想いが共有しにくいですしね。

── 急成長した場合、それに応じて組織が成長していればいいですが、案外そんなところは少ないので、どっかで一度ガツンと来るもんですね。(笑)

山口 脅さないでくださいよ。(笑)しかし組織ということは常に念頭に置いています。
私と副塾長の二人で始めた塾ですが、最初の想いは、とにかくこの場所で都会の生徒たちと同じ学習環境を提供することです。内容においても、外見に対しても・・
それを実現するための組織であると、常日頃言っています。今では、それを実現するためにアイデアを出したり行動したり出来るスタッフが出てきているのも事実ですし、嬉しい限りですね。

── 組織というのは、顧客に対して何かを実現するために存在するわけですからね。結局、組織は世間の中でしか存在価値がありません。塾長が正しく世間を見ていれば、スタッフは塾長を通して世間をみていても、今くらいの組織なら問題ないわけですよ。

山口 なるほど。

── では、スタッフ教育などについてもお尋ねしたいのですが。

山口 今年は新卒を二名採用しました。現在毎日、副塾長が研修を行っています。

── 講師研修を、そこまで行っている個人塾は少ないでしょうね。 

山口 そうかも知れません。しかし、私の塾は、進学塾ということもあり、授業が一番ですので。

── なるほど。あと研修で気にしていることとかは、ありますか?

山口 私の塾では中学部と高校部・小学部で校舎が分かれています。
そのため各校舎間のつながりといいますか意思疎通を行うように、小まめに話を聞いたり互いに活発な意見が出るようにしています。

── 高校部まで持つということは、私塾での一貫教育(小・中・高)ということですからそれなりに一つの筋が通ってないとマズイですものね。

※一般的に一気に生徒数が増えた場合、どうしても組織の成長が規模の成長に追いつきません。それを補うのが、日々の研修であり、小まめなコミュニケーションの機会です。人は6回言わないと伝わらないと言われています。店舗が離れていると、コミュニケーションが疎になるものですが、研修という形で互いに顔を合わす機会を毎日作る・・。会議というよりも研修という形で行っていることが印象的です。

── 今後の展開は、どうでしょうか?

山口 最終的には、鳥取県内に展開していきたいと思っています。

── それも、地域No1高校への実績を目指しながらですね?

山口 その通りです。規模よりも質にこだわりたいので。質のよい塾を県内にいくつか展開してそのことにより、鳥取県の教育を支えるということですね。

── では、今後は、スタッフ教育・研修が今以上に厳しくなるわけですね。

山口 いえ、今でも副塾長にお任せですので、そんなに・・。(笑)しかし、想いを共有するというだけでなく河野先生のよく言われるビジョンにスタッフが「わくわく」するか?とか、この組織に居て自尊心や尊敬が生まれるか?ということは、考えながらやっていきたいと思っています。

※わずか2年余りで生徒数270名を集めたのは、山口先生の力量が高いということが一番ですが、これだけの生徒を教えるには他人の力を使わざるをえません。その部分が、非常にうまくいったのではないかと思われます。もともと証券会社、大手メーカーでの勤務経験もある先生ですので組織がどういうものかということが明確に分かっていたことも良かったのでしょう。塾長先生の情熱をどうメンバーに感染させて、そして組織のビジョンへと昇華するか?これが塾が大きくなるポイントの1つです。

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