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2010/7 塾ジャーナルより一部抜粋

河野優の超〜塾長爆裂対談

第十弾:りんご塾 塾長 田邉 亨

河野 優(こうの まさる)
[ 学習塾経営研究会 主宰 ]
大学を卒業後、大手通信メーカーに入社。そこで国際向け電子交換機のプログラム開発に携わる。30歳の時に、一身上の都合で地元に帰り、縁もゆかりもない場所で塾(開進スクール)を立ち上げる。塾を立ち上げた翌年より、学習塾ニュースの配信開始。現在の読者数は、約1000名。
その後、学習塾経営研究会を発足、全国の塾長のためのネットワークを構築。
主な活動には、千樹会(100人会の姉妹団体)代表幹事、学習塾経営セミナーの開催、100人会の主宰、その他、個人塾の経営、及び、販売支援など。
りんご塾 塾長 田邉 亨:
2000年9月、滋賀県彦根市の自宅で開塾。近くの中学生を中心に最大150名ほど集めるがこれからは、小学生の勉強が大事との思いから「小学生専門塾」に方向転換。現在、彦根、京都で、中学受験算数専門塾「りんご塾」を経営している。また昨年1月に『算数パズルで難関中学の入試問題がスラスラ解ける』を出版。

河野 (以下──)今回は、りんごパズルでおなじみ?の田邉先生です。よろしくお願いします。

田邉 よろしくお願いします。

── もともとは、今のように算数特化の塾でなく、いわゆる普通の塾でしたよね。

田邉 そうです。近くの中学生を集めて、公立高校の合格を目指すという・・そういう意味では、普通の塾でした。

── 名前も個別指導ニュートンと記憶してるんですが。

田邉 そうです。(笑)で、当時、ロゴに「りんご」を描いていて、河野先生はじめ、みなさんが私のことを、りんごちゃんと呼ぶので、そのまま「りんご塾」と名前を変えたんです。他にない塾名なので、今では気に入ってます。(笑)

── 一発で誰でも記憶してくれますよね。(笑)それにしても、本当に塾名を変えるとは思いませんでしたが・・・

田邉 まずは、名前からでも「目立つ」ことが大事ですから。(笑)

── しかし、そこから今のように算数に特化した塾になったのは、どうしてですか。

田邉 もともとは、自分の子どものために、手軽で良いパズルはないかな?と探したのがキッカケです。ただ教具などを使うものが多く、意外と、手軽に紙とエンピツだけで・・というものがないので、なら作ろうと思って作り始め、それが高じて、算数の塾になりました。
パズルは小学生までに頭をやわらかくするのに非常に良い方法です。そこで小学生だけを対象にしたのです。ということで名前も「りんご塾」にしました。

── 中学受験専門の算数塾という位置付けですか。

田邉 そうですね。イメージは、その通りだと思います。
もともとは、幼児の能力開発系もやっていましたが・・・その辺りは、河野先生が一番ご存知でしょう。

── ええ。(笑)もちろん。

※ りんごパズルは、もともと幼児の能力開発として作成されました。出来上がったものを、モニターとして当時2年生になったばかりの娘にも、やらせていたのですが、能力開発に興味のある親の興味は、結局「いい大学に子どもが合格すること」、その前提として「有名中学への合格」だなと気付き、ならいっそのこと「ストレート」に中学受験を扱うパズルの方がいい!とアドバイスをしたのでした。

── で、生徒数は、どうなりました?

田邉 もちろん、順調に少なくなりました。(笑)なにせ小学生だけですから・・。
それも、中学受験の算数だけなので・・・。しかも、現在の教室は彦根は3F、京都は5Fですし、どちらも看板を出してません。そしてチラシなどは、インフォームとして出す時もありますが、基本的には、紹介と講習を受けた生徒のみしか入学を許可していませんので・・。

── それは、また思い切りましたね。商品だけでなく、入塾もそこまで絞りましたか。
ただ、絞るということは、そのカテゴリーで1番にならないと意味がありませんが。

田邉 そうです。そこは、勘違いしやすいポイントですね。絞るだけでいいわけないし、
絞ったものが、お客からして価値あるものでないとダメですね。
そしてもう1つ、気付いたのは、絞って1番?になると遠くからも、お客が来てしまう・・(笑)

── そうなんですよね。距離の問題は、多くの個人塾では関係ないでしょうが、トンガッていくと、避けて通れないですね。
新幹線で通う生徒がいる塾とか、わりとありますからね。先生の塾では、どの辺りからの生徒さんがいらっしゃいますか?

田邉 一番遠い生徒は、静岡です。たださすがに、その生徒のためだけに土・日を潰せないので、色々と試行錯誤した結果、 インターネットを使っての遠隔授業を併用することにしました。

── とうとう、そうなりましたか。

田邉 併用ですけどね。しかしトンガッていく際、私の場合、「私が直接教える」ということが最大の担保になるわけですから、遠隔地に他者をおいて授業をしても無意味ですし、直接、私がネットを通してでも、生徒さんの相手をすることが重要なのです。

── 実は、トンガる際の原資は何か?ということは、ポイントですね。多くの場合、「私」だけが理由になっています。
そうなると組織化は難しいですが、反面、価格を高く出来る「技量と品質」が出ればコアなファンはつきます。
ただし、他と比べて「それほどでも・・」となると、かなり痛いのですが・・。
先生は、実は「私」だけが理由ではなくて、もう1つ「りんごパズル」という「商品」があるので強いんですね。

田邉 商品・・なるほどですね。そんな感覚で自分の塾をみたことはありませんでした。

── どんなものでも、やる事(サービス)と、する人と、扱う商品・・後は、デリバリーその組み合わせかな?と思うのですが?

田邉 その全てにトンガッていれば、かなり強いと・・。(笑)

── じゃないかな?と。(笑)ただ、「私」を理由にしてトンガったつもりでも、意外と、その辺りの大手塾以下という個人塾は非常に多いですよ。本人は、自信を持って「私=良い商品」とやっていても、お客である生徒・保護者の方は、結構シビアにみています。ベテランと言われる先生でも、地域の評価が低いことは多いですね。ま、この辺りは今回は割愛しますが・・。

田邉 なるほど・・。私の場合は、パズルも自分で作っているということがよかったわけですね。

── あと、本を出したことは、大きいですね。それも誰でも書けるような勉強法とかでなく、きちんとしたパズルの本でしょ。
信用度が一気に高まりますよね。商品にしても、先生自身にしても。

田邉 じゃ、やはり、私の優先順位は、本を書くことですね。(笑)

── 集客という意味においては、チラシなどよりも優先順位は、高いですね。

田邉 そうですよね。しかも商品というなら、近くの生徒を集めて・・というものではないのでチラシでは厳しいですね。後は、ホームページですかね。

── そうです。この手のものは、必ずサイトを確認するはずです。後は、最初に知ったメディアの持つ印象です。 本とか新聞、雑誌などの記事などが、最初の接触であれば言うことなしですね。
本当に本日は、お忙しい中、ありがとうございました。

田邉 ありがとうございました。

※田邉先生は、今ではパズルで全国に名前が知られるほど有名になっています。私は、ここに個人塾の1つの今後の方向性があるのではないか?と考えています。今後の個人塾は、近くの生徒に対して徹底的なサービスをする方向性と、自分の能力を突き詰め、磨きをかけて、個人でありながらも全国規模で商品・サービスを発信・提供する方向です。
ネットの発達でそれが非常に手軽に出来るようになりました。人口が減っている現在の状況で、今後、塾をどのような形で発展させていくのか?箱にとらわれない塾の形を模索できないか?色々と新しい動きが出てくる予感がします。

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