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中学・高校受験:学びネット

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学校法人盈進学園 東野高等学校

 
  40周年に向け、国際教育・キャリア教育を加速
女性新校長誕生を機に、改革は新フェーズへ!
2015年に学園創立90周年、高校開校30周年を迎えた盈進学園東野高等学校。それぞれ次の100周年、40周年に向け、2010年から始まった「近未来プロジェクト」のスローガンである「温故創新」は次のフェーズへ突入した。その幕開けにふさわしく、北村陽子氏が新校長として就任。豊かな自然環境を生かした広大な校地に建つポストモダン様式の校舎群、その美しい景観は盈進学園の世界観を体現する一つの宇宙だと言っても過言ではない。この宇宙が、新校長ならではの大胆な発想と、きめ細やかな戦略により大きく動き出している。

校 長: 北村 陽子
住 所: 〒358-8558 埼玉県入間市二本木112-1
電 話: 04-2934-5292
交 通: JR埼京線・川越線・東武東上線「川越」駅、西武池袋線「入間市」駅、「小手指」駅、西武新宿線「狭山市」駅、JR八高線・西武池袋線「東飯能」駅、JR八高線「箱根ヶ崎」駅、JR青梅線「小作」駅、多摩都市モノレール「上北台」駅よりスクールバス
学生数: 1,097名 (2017.7.1現在)
ホームページ: http://eishin.ac/

 

恵まれた学びの環境で
国際化・留学プログラムも充実

 東野高等学校を訪れた人は、誰もが広大な敷地を彩る四季の樹木や花、美しい建物、池に目を奪われる。最先端のIT機器を備えた「Study House21」はあえて地元の木材をふんだんに使用し、デジタルと木造建築の融合など、随所にこだわりが見られる。

 「美しい生活環境は人の心の何かを変えます。生徒たちには環境を踏み台にして大きくなりなさいと話しています。きっかけづくりをいろいろな場所に散りばめている学校です」と北村陽子校長は語る。

 学園名の「盈進」とは、孟子の一節にある「源泉は昼夜を分かたず湧き出て、科(あな)を盈(み)たし、いずれは川となって進み四海(大海と世界)へと放たれていく」に由来、泉からやがては世界に飛び出してほしいという思いが込められている。

 同校では、7年前にスタートした「盈進学園近未来プロジェクト」により、数々の国際化教育を推進中。本物の英会話力を磨くためのプログラム「SKY TALK」ではスカイプを利用し、オンラインで英会話レッスンができる。土曜日の「英語の部屋」は、ネイティブの先生が常勤し、英語を使って好きなように活用できる場だ。

 注目すべきは、同校の海外教育プログラム。夏休みの2週間に実施する夏期オーストラリア海外語学研修では、姉妹校の高校生との交流を通して異文化に触れ、日常的な英会話力を磨く。留学における学費、宿泊費の全額を同校が負担するニュージーランド長期海外語学研修では、留学中の単位がそのまま認定されるため、帰国後に同級生と一緒に進級できる。2年次の全員参加の修学旅行は、ホームステイをしながら、英語でのコミュニケーション能力を高めるのが狙い。希望者はホームステイを継続できるユニークさも魅力である。

 「海外へ出て、英語でコミュニケーションできる喜びを知り、外国語大学を目指し、合格した生徒、外交官になると決めた生徒もいます。一つひとつの経験や気づきが、人生の中で意味を持つと確信しています」と募集活動室長の西本 敬教諭は語る。

なりたい自分への夢を拓く
3つのコース

 同校は、3つのコースで「なりたい自分」への夢を拓く。国公立、GMARCHに挑む「特進αコース」、中堅私大合格を確実にする「特進βコース」、個性を生かし、多様な進路を支える「進学コース」である。

 2017年卒業生の進学実績は、東京外国語大学をはじめとする国公立大学、難関私立大学、MARCHクラスなどに多数進学。これまでの地道な学力の底上げにより、5年前から大躍進を遂げている。

 「地域にとって必要な学校であると同時に、生徒たちが日本あるいは世界に必要とされる人材になってほしい。自分がなりたい将来像と、社会が求める人材とがイコールで結ばれたらベスト。その基礎作りを本校で実現します」と北村校長は語る。

 学力の底上げには、昨年から導入したスタディサプリが効を奏した。すき間時間で振り返り学習ができ、ウィークポイントを徹底強化、得意な分野は先に進める楽しさもある。英語をはじめ、模試の点数がアップ。生徒のやる気につながった。

 同校では、朝の7時半から8時20分まで特別講習を行っている。さらに放課後も16時から19時まで講習を実施。αコースの生徒だけでなく、希望する生徒が受講している。1〜2年生は週4日、3年生は月曜から土曜まで受講。学校での学習時間をしっかりと確保し、家庭学習も年間1000時間を目標に、塾には通わず学校で完結できる体制が自慢だ。

 同校では、進級時に評定などの条件を満たせばコース変更が可能。より高みを目指す生徒は増え続けている。また、多様な奨学金制度も用意されており、さまざまな側面から生徒を支援する体制を整えていることでも知られる。

 クラブ活動や自習にいそしむ生徒を含め、大半が19時20分発最終下校バスまで学内に留まっている現状を踏まえ、現在、ハードな学習スタイルをサポートする「サテライト自習室」を準備中。入間市駅から1分の立地に開設予定である。学校見学の問い合わせ拠点として、資料などを閲覧できる役割も担うという。

人間力の基礎を培う
女子教養特別講義

 東野高等学校は共学校ではあるが、女子生徒が少ないため、今後は女子生徒にとって「入りたい学校」を目指す取り組みも活性化。豊かな未来を創る女性の力を養う「女子教養特別講義」もその一つだ。狭山名産のお茶にちなんだ「茶道講座」、外部講師や卒業生による「女性キャリア教育」などを随時開校。伝統や礼節、教養、地域連携などを中心に、日本人としてのアイデンティティを大切にする学びでもある。

 進学実績だけでなく、部活動でも活躍中。昨年、ダンス部の甲子園とも言われる「全国高等学校ダンス部選手権」決勝に進出。初出場ながら準優勝と特別賞をW受賞と素晴らしい結果を残した。

 北村校長は「地球国日本県と言ってもいい現代社会。入社試験などで海外勤務を敬遠する若者が多いと言われている中、将来は『地球であればどこでも大丈夫』と言えるくらいな生徒に育ってくれることを期待しています」と熱い思いを話した。

 普遍的な美しさを有する建築物を眺めたり、池の周辺を散歩するだけでも五感が刺激される東野高等学校。人生にとって大切なインスピレーションを得られるに違いない。

 
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