── 大谷高校から大谷大学に進学されたそうですね。
高橋 幼稚園の先生になりたくて、大谷大学の教育・心理学科への入学を中学の頃から考えていました。それで、関連校である大谷高校に入学しました。
── 幼稚園の先生になりたいと思ったのはいつ頃。
高橋 幼稚園の時からです。受け持ちの先生がとてもやさしく、私たちと目線を合わせて接してくださる方で、大好きで憧れていました。私も先生みたいになりたいと思い、それからずっと幼稚園の先生をめざしています。
── 大谷大学と早くから決めていたのはどうしてですか。
高橋 父親の実家がお寺で、小学校の時から東本願寺によく連れて行ってもらったので、仏教系の大学に非常に親しみがありました。また、祖母が大谷大学の出身で、良いところを聞いていたからです。
── 高校の進路指導の先生には相談されましたか。
高橋 今の成績では難しいといわれました(笑)他大学も受験しておけばというアドバイスをもらったのですが、大谷大学以外は受けませんと返事をしました。ただ、指定校制推薦入学制度では受験できなくて、自己推薦入試を受験したのです。これがだめなら公募制推薦入試や一般入試の受験も考えていました。とにかく合格するまでは受け続けようと。
── 強い意志ですね。どのような入試対策をしましたか。
高橋 この入試は自己推薦書(1200文字程度)をテーマに沿って書かないといけないので、ずいぶん練習をしました。高校の担当の先生にもお世話になりました。
── 合格した時のことを教えてください。
高橋 高校にいる時に「合格通知が届いた」と母から電話がありました。うれしかったです。担任の先生もとても喜んでくれました。 |
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── さて、入学後の現在の状況はいかがですか。
高橋 教員免許状取得をめざしているため授業数も多く忙しい日々を過ごしています。でも、混声合唱団に入ったり、新入生歓迎実行委員会に所属したりして大学生活を満喫しています。
── 新入生歓迎実行委員会って何ですか。
高橋 新入生が入学後、充実した学生生活を送れるように、新入生歓迎イベントを企画・運営したり、大学の魅力を伝える活動をしている委員会です。私自身も、入学前に開催される新入生歓迎パーティー「さくらんぼ」に参加し友達ができました。先日のオープンキャンパスでもスタッフとして受験生のみなさんに大学のことや私たちの活動を紹介するなど、いろいろな話をしました。
── 大谷大学の良いところは。
高橋 一番は学生と先生方との距離が近く、快く相談にものって頂けるところ。入学して知ったのですが、教育・心理学科では教育・心理学科では教育現場の経験がある先生が指導してくださる授業があるのです。これはとても勉強になります。
── では最後に、どんな先生になりたいか教えてください。
高橋 園児たちには楽しい、保護者の方々には信頼される先生になりたいです。できれば、自分が通っていた幼稚園に赴任できれば最高です。
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