座談会に参加いただいた皆さん
M崎 宗一 校長先生
高1生 住野 真菜さん
高1生 山本 早恵さん
中3生 山口 はるさん
中3生 大山 莉奈さん
USJプロジェクトでインタビューを経験
学内予備校「YURIゼミ」でさらなる学習
―― 平成24年度から、高校のコースが変わったんですね。
校長 従来は3コースでしたが、今春から国公立大学を目指す「選抜特進」と、キャリア教育を生かしながら難関私立大学を目指す「特進」の2コースに分けました。ともに学力のさらなる充実に重点を置いており、時代のニーズに合わせての改編です。
―― 高校生のおふたりは、どちらのコースですか。そのコースの感想は?
住野 私は「選抜特進」です。よりレベルの高いコースで自分の可能性を伸ばして学びたいと思って選びました。授業のスピードが速く、応用発展問題に取り組む機会も多いので大変ですが、わからないことはクラスメイト同士で教え合ったりして、クラス全員で質の良い学力を身につけられるところに勉強のやりがいを感じています。
山本 私は「特進」です。勉強も大事だとは思いましたが、特別プログラムでアナウンサー講座があるので選びました。「表現」の授業など、クラスメイトとコミュニケーションを取ることが多く、友達も増えて、すごく楽しいです。
―― 基礎学習とは別に、百合学院ならではの授業がたくさんありますが、特に興味を持てるのはどの授業ですか。
住野 USJプロジェクトが一番楽しかったです。6つのグループに分かれてアトラクションを取材。スタッフや来場者にインタビューやアンケートを行い、私たち自身もアトラクションを体験して、それらをまとめ、オープンスクールで、英語で発表するというものです。7月中旬に行われた3泊4日の勉強合宿では、朝8時半から夜10時半まで国・数・英を勉強したのですが、英語では、USJプロジェクトの発表の準備もしました。より的確に英語に直すというところに難しさを感じましたが、仲間と力を合わせて仕上げることのすばらしさを実感しました。
山本 特進コースには「キャリア」という授業があり、各大学とその学科、各職業に必要な資格について学べて楽しかったです。また、英・数は習熟度別授業が行われており、自分に合ったスピード、内容の授業を受けられるので、わかりやすいです。
住野 学内予備校「YURIゼミ」でも、講師の先生の説明が丁寧でわかりやすいです。予備校の先生による大学受験対策講座で、学校での授業のカリキュラムに合わせて受けられるので、学習が定着するし、大学入試問題にも積極的に取り組めるようになりました。
山本 私も「YURIゼミ」を受講しています。わかりやすいだけでなく、講師の先生の体験談など、おもしろい話も聞けます。 |
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イングリッシュキャンプで
英語力が実感でき、自信に
―― 中学生のおふたりにお聞きします。百合学院の良いところは?
山口 勉強面については、国・数・英は習熟度別授業になっているところがいいですね。自分のレベルに合わせた内容なので、わかりやすいです。
大山 私も習熟度別授業はいいと思います。丁寧に教えてくれ、質問もしやすいです。先生がとても親身になって、相談にも乗ってくれます。それに、先輩たちもとても頼りになります。
山口 先輩と後輩の仲がいいのも百合学院の良いところだと思います。部活(軟式野球部)の帰りも先輩と一緒。おしゃべりできて、とても楽しいです。
大山 中3になって生徒会に入り、高校の先輩方と一緒に新入生歓迎会を企画し、作り上げました。大変だったけど、充実した体験です。イングリッシュキャンプも楽しかったですね。英語だけで過ごしたわけですけど、意外としゃべることができました(笑)。
山口 キャンプでは、普段習っている英語を活用でき、すごく身についていると思えて、自信になりました。
―― 皆さん、将来の夢や職業についてお聞かせください。
住野 私は、国公立大学の法学部で、法律の勉強をしたいと思っています。できたら弁護士になりたいです。
山本 私は、フランスに興味があるので、大学でフランス語を専攻したり、仏文学を学んだりしたいです。
山口 私は高校では選抜特進コースに進み、USJプロジェクトに参加したい。将来は建築家になるのが夢です。
大山 私は特進コースに進み、企業探求プログラムをやってみたい。将来の夢はファッションデザイナーになることです。京都芸大のデザイン科を目指しています。
―― 最後に、校長先生、百合学院の今後の方向性についてお聞かせください。
校長 高校の選抜特進、特進のコースをもっと充実させていきたいですね。少人数制のメリットを生かし、きめ細かにいろいろなバージョンを用意し、生徒のモチベーションアップを図っていきたいと考えています。
―― 生徒の皆さん、夢の実現に向けて頑張ってください。今日はどうもありがとうございました。
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