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中学・高校受験:学びネット

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此花学院高等学校

 
  新校長を迎え 新たな教育の原点を目指す改革を
1,000名以上の受験生、入学生の95%を超える專願受験生と、昨年の受験で人気の高さを見せつけた此花学院高等学校。その人気や実績に拍車をかけると期待されているのが梶本秀二新校長の就任である。「改革の本分は建学の精神に近づくこと」として、新生此花学院誕生への息吹が学校全体から立ち上る中、新設のコースでは校塾連携という新たな試みも始まり、さらに注目を集めている。

校 長: 梶本秀二
住 所: 〒544-0021 大阪市生野区勝山南2-6-38
電 話: 06-6716-0003(代)
交 通: JR大阪環状線「桃谷」駅・「寺田町」駅下車、徒歩10分
学生数: 860名 (2011.5.1現在)
ホームページ: http://www.konohanagakuin.ac.jp

 

改革は教育の原点に立ち戻ること
新校長が語る「新生此花」とは

 大阪中心部からもほど近く、JR桃谷駅・寺田町駅から徒歩10分以内という交通の便の良い場所にあるのが此花学院高等学校である。

 昨年創立80周年を迎えた歴史と伝統ある校風と、国公立大や難関私立大への進学実績、さらに新理事長を迎えて学校全体が生まれ変わろうとする息吹に満ちあふれているこの学校に、今年度より梶本秀二新校長という、新たな力が加わった。

 様々な学校の校長を歴任し、いずれでも実績をあげてきた梶本校長が目指すのは、「大阪で新しい教育の形を追い求める学校を」というものである。

 「改革とはいえ、奇を衒ったことをするつもりはありません。此花学院の建学の精神に、より一層近づけていくことを第一に考えています。そこでまず、生徒自身が自分の限界を打ち破るべくチャレンジしていける学校創りを考えています」

 梶本校長の目指す此花学院の建学の精神とは、『個性の伸暢と人格の完成に主眼をおき、社会的形成者としての人材の育成を目指す』というもの。この精神に近づくことが、改革につながるというのだ。

 その梶本校長が率いる教師陣は、新戦力も多数加わった精鋭ぞろい。しかし、新戦力をそろえただけでは立ち止まらないのが、此花学院高等学校である。教員研修の他に毎年、全教員にセンター試験レベルの試験(担当教科・5教科以外の教員は国語)を受験させ、教員の意識とスキルを上げさせるのだ。

 「生徒には家庭で十分な学習時間を取れない子もいます。そういった子にも精一杯伸ばせるように教師陣のスキルを含む学習環境を整えるのが学校の役割です。在学期間は3年間と限られているので、できるだけスピーディーな改革で、生徒のモチベーションを上げられるよう努力していきます」

 この改革で注目されている上、今年度からの就学支援金制度も追い風となって、昨年度の受験生は1000人超、入学者数も定員数を上回った。さらにその95%以上が專願受験生。これは新制度のためだけでなく、今年度以降も続く勢いのある人気と予想される。

学校と塾との校塾連携で目標達成
特進選抜コースがスタート

 此花学院には、産近甲龍など有名私立大を中心に難関私立大や国公立大への現役合格を目指す特進コース・キャリアや進学など自分の目的にあう学習プログラムを選択できる総合選択コース・アスリートを目指すスポーツコースの3コースがあり、いずれも目標をかなえられると人気が高い。これに今年度より新たな道として特進選抜コースが加わり、4コース体制が整った。

 特進選抜コースは現在の特進コースをさらに進学に特化して、関関同立や国公立、首都圏の難関私立・国公立をも視野に入れて受験体制を整えていくコース。通常の授業はもちろん、生活指導や学習合宿の実践で生活習慣の乱れを正し、通常授業でも理解できない部分は徹底的にわかるまで指導する体制が整えられている。また、平日には通常の7時限目までの授業が終わった後、最寄り駅(桃谷駅)まで移動して提携している大手進学塾の教室で70分間の特別講義を受講する(週5回)。

 「学校では基礎力を徹底して強化し、塾ではそれをベースにして実践力を養います。この校塾連携が志望校への合格の近道となるでしょう」

 塾の授業料は学校負担となり、保護者へ負荷を増やすことはない。

 実は、特進選抜コースと特進コースには大きな偏差値や習熟度の隔たりはない。だが、3年という短い期間で難関大学合格レベルの学力をつける特進選抜コースでは、受験に特化したスケジュールを設定、進学への意欲を強く持つことが生徒に求められる内容となっている。ただし、学年の切り替え時期には、希望と成績によって2コース間の変更が可能。今年度の入学生の中には、特進選抜コースレベルの習熟度を持ちながら特進コースに入った生徒もおり、2年進級時以降にコース人数の変化があると予想される。

 一方、総合選択コースもパワーアップ。英語に重点をおいた進学英語専科と四年制大学現役合格を目標にした進学文理専科を開設し、より細部に渡って生徒の希望達成を目指す科目を増やしたことになる。

 「どのコースにおいても、生徒が笑顔でいられる学校でありたいですね。そして、誰もが『此花学院に来て良かった』と感じ、3年間を有意義に過ごせるような学校にするべく、環境を整えていきたいと思っております」

 昨年の大学現役合格率は91.6%。クラブでも様々な大会で良い結果を出している。勉強でも発展し、クラブでも進化する、それが新生此花学院高等学校の目指す形である。

 
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