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中学・高校受験:学びネット

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聖母被昇天学院中学校高等学校

 
  聖母被昇天学院の源泉に触れる  フランス研修参加者にインタビュー
箕面駅から徒歩15分。閑静な住宅街の中にある聖母被昇天学院中学校高等学校は、落ち着いた環境の中で「誠実・隣人愛・喜び」をモットーに、生徒一人ひとりの個性や才能を伸ばす教育を実践するカトリックミッションスクール。同校は、世界34ヵ国に姉妹校を持ち、キリスト教に基づいた同じ教育理念のもと、約5万人が集う「アサンプション(聖母被昇天)・ファミリー」の日本校である。修道会本部がパリにあることから、英語はもちろんフランス語の授業を必須科目にしている。本部修道院を訪ね、創設者の足跡をたどるフランス研修に参加した皆さんにお集まりいただいた。

校 長: 中戸 満
住 所: 〒562-8543 大阪府箕面市如意谷1-13-23
電 話: 072-721-3080
交 通: 阪急箕面線「箕面」駅より徒歩約1km、阪急「北千里」駅よりスクールバス15分、北大阪急行「千里中央」駅より阪急バス15分
学生数: 中学校  197名
高等学校 176名 (2010.7.1現在)
ホームページ: http://www.assumption.ed.jp/

 

フランス研修参加者 自己紹介

高校2年生 生徒会長 剣道部部長
小学校より聖母被昇天学院に入学
小北 真緒さん

高校3年生 軽音楽部部員 
幼稚園より聖母被昇天学院に入園
岸本 彩さん

高校3年生 フランス語部を創立
現在部長 
高校より聖母被昇天学院に入学
三村 薫さん

高校3年生 ハンドベル部 前生徒会長
中学校より聖母被昇天学院に入学
末松 亜紀さん

一番感じたのは家族愛

――聖母被昇天学院の良いところはどんなところにあると思いますか?

末松 フランスとフィリピン研修があるだけでなく、海外の研修生をホームステイとして受け入れます。学校内では先生と生徒の距離が近いことが良い点だと思います。

岸本 聖母被昇天学院は日本の中では小さな学校ですが、世界規模で見ると34カ国に姉妹校が広がる大きな学校です。今回のフランス研修では、創立者の聖マリ・ウ―ジェニーの足跡をたどることを目的の一つとして行ったのですが、私はフィリピンとフランス研修の両方に参加して聖母被昇天学院の深い精神を肌で感じました。

三村 私は公立中学校から入学したのですが、聖母被昇天学院ならではの落ち着いた雰囲気とか、一人ひとりをちゃんと見てもらえているという少人数ならではの安心感を感じています。

小北 小学校から通っていて一番感じるのは“家族愛”。人数が少ないのでクラスメイトと卒業してから会っても大親友のように感じると聞きますし、学年が違っても相談し合ったりできるところが良いですね。

――皆さんは5月に実施されたフランス研修に参加されたとお聞きしましたが、きっかけは何ですか。

小北 中学3年生の時に英語弁論大会で東京の全国大会に行きました。その時、引率の先生に東京の修道院にも連れて行ってもらったのですが、そこがこの学校のように温かい場所だったのです。そんな学校のルーツをもっと知りたいと思ってフランス研修に参加しました。

岸本 私は幼稚園からこの学校に通っているので、学校の成り立ちなどはよくわかっていたのですが、フランス語や文化に興味があったので参加しました。

三村 この学校に入る時からフランス研修があることは知っていたので、興味があったし、創設者の足跡をたどった後で行くボルドー校の生徒のホームステイにすごく行きたかったです。

末松 私は2年前の高校1年生の時にフィリピン研修に参加して、その時にいろいろなことを学び、それによって将来の展望なども見えてきました。フィリピンのアサンプションが日本のアサンプションを支援して設立してくれたのですが、その元をたどれば、やはり創立者の聖マリ・ウ―ジェニーに行き着きます。原点であるフランスに行き、そこで自分自身を見つめ直したいと思いました。

ルーツをたどることで
深いつながりを得た

――フランス研修で一番印象に残ったことは?

小北 最初、パリの本部の修道院に行ったのですが、シスターたちの間に強い家族愛を感じました。やっぱりそうだったという確信のようなものを持ちました。それ以上に感動したのはボルドーのホストファミリーの間にもシスターたちの伝えたい家族的精神が広がっているということです。私たちを温かく迎え入れてくれて、距離は離れていてもいつも一緒にいる家族みたいな深いつながりを得た旅でした。

岸本 ホームステイでは、両親はフランス人なのですが、ホストシスターが養子でベトナム人、兄がウクライナ人、その彼女がペルー人と、いろいろな国籍の人が集まっていたので貴重な経験ができました。皆とはフランス語で会話したので、フランス語の勉強にもなりました。

三村 ホームステイではホストシスターが選択している授業を一緒に受けたのですが、日本の大学みたいな自由な雰囲気で楽しかったです。

末松 私は祈りの大切さを学びました。創立者の肖像画を見せていただいた時に修道服の胸と腕に十字架があったのですが、胸の十字架には「祈る」という意味があり、腕の十字架は「活動」の意味があると教えていただき、祈りに基づいて実践される行動は本物だということを強く感じました。また聖地のルルドに来る体の不自由な人たちが真剣に祈っている姿を見て、自分はこれほど真剣に祈っていたのかなと自問自答しました。祈って心を落ち着かせることで普段見えないことも見えると思うので、祈りの心をずっと大切にしていきたいと思います。

――フランス研修で学んだことも多かったと思いますが、研修を終えて将来の展望はいかがですか。

小北 もうすぐ校内のスピーチコンテストがあるので、今回のフランス研修の、主にホストファミリーと過ごした一週間のことをスピーチしようと思っています。そこで私が何を学んだかということを少しでも多くの人に発信できればいいなと思っています。

岸本 私は英語が好きで大学も外国語学部に行きたいと思っています。まだ専攻を迷っているのですが、今回フランスに行ったことが一つの指針になったと思います。

三村 今回、研修に参加してフランス語の響きや街並みがきれいだったので、これからもっとフランス語を勉強して、将来、フランスに関わった仕事をしたいと思います。

末松 私は、将来、発展途上国の教師として働けたらすごく幸せです。それだけではなく、教育の根本を変えることに携われたらいいなと思います。その時に研修で感じたことを生かせると思いますし、子どもたちと想いを分かち合うことができたら素敵だと思います。

――皆さん、夢に向かって頑張ってください。本日はありがとうございました。

 
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