二松學舍を選んだ理由
車田忠継先生(以下・車田先生) 東京に数多くある学校のなか、二松學舍を選んだのはなぜ?
松元太陽くん(以下・松元) 合気道部があったからです。他校にはほとんどないので。
梅木のどかさん(以下・梅木) 私もです。パンフレットで合気道部を見て「いいなぁ」と。
江頭莉紗子さん(以下・江頭) 読書好きで中学時代に読んだ「コンビニ人間」の作者の村田さやかさんが二松學舍大学附属柏(千葉県)の卒業生と知りました。東京にも二松學舍があるし、有名な作家も多く学んでいて「論語」も勉強できる。「ここしかない!」と決めました。
丸山勇依くん(以下・丸山) 僕も文系人間なので、語学に強くて海外研修も充実している二松學舍は魅力的でした。立地も千鳥ヶ淵に近くて素晴らしい。
木村誠志朗くん(以下・木村誠) 桜が咲く千鳥ヶ淵がきれいで、毎年コレを見られるならこの学校が良いなぁ(笑)と思いました。
入ってみると、わかる良さ
車田先生 入学してからわかる「二松學舍の良さ」ってあった?
江頭 ネットの口コミに「校舎が狭いので行事があまり盛り上がらない」と書かれていたけど逆です。体育祭も文化祭も、すごく盛り上がりますよ。
木村(誠) 昨年の球技大会は東京体育館。バスケ部員には聖地です。そこでバスケ出来るなんて……武者震いしました。年5回の「柏体育」では二松學舍の本格的な人工芝グラウンドでサッカーができます。私立の強みですね。
木村澪さん(以下・木村澪) 入学時から「Classi」(学習支援プラットフォーム)を活用していて、「学習記録」には自分が何時間、何を勉強したかを毎日入力しています。
江頭 そうすると先生が「がんばっているね」とか「もう少し改善した方がいいよ」とコメントしてくださる。生活リズムが崩れ始めると、先生が指摘してくれるので、すぐに改善できます。
車田先生 実力テストの結果など、成績はすべてデータが蓄積されているよね。
市川騎士くん(以下・市川) はい。今日まで定期考査でしたが、既に模範解答が配信されていました。すぐに自己採点できます。
丸山 「ポートフォリオ」には、行事の感想や、テスト後の反省などを書き留めています。自分が高校生活で何をしてきたか「3年間の履歴書」として受験のとき大学に提出できるように。
|
|
学校の○○が一番好き!
車田先生 ズバリ学校の好きな所は?
梅木 部の先輩方です。ずっと話しかけてくれて、何もわからないところを一から教えてくれました。
丸山 二松學舍生専用テキストで学ぶ「論語」です。ベテランの先生方の授業は説得力があって深みがある。心から「凄いな」と思える授業です。
市川 二松學舍には面白い先生たちが多いよね。国語の相良先生の頓智の効いたジョークは個人的に最高(笑)。
木村(誠) 現代文の平田先生は人生経験豊富でオーラがすごい。全く飽きさせない授業は、衝撃的だった。
江頭 演劇部の顧問の末木先生。授業も面白いですが、部活で私たちが違った方向に進もうとすると、すごく厳しく導いてくださる。尊敬しています。
松元 数学の間先生の授業は、すごく生き生きとしていて、やる気が生徒にも伝わってくる感じ。
木村(澪) 1年時の担任西條先生は、理系と文系のコース選択で迷っていた時にすごく親身になって一緒に考えてくれました。いろんな考え方を示してくれるうちに、次第に自分の意志も固まって、理系を選ぶことができました。
市川 保護者会の後などに親子で立っていると、通りかかる先生方が皆、話しかけてきてくださるんですよね。親は「そんなことは自分の高校ではなかった」と。本当に良い先生ばかりです。
車田先生 「先生」の話題は尽きないね(笑)。
いちばん頑張っていること
車田先生 いま頑張っていることを聞かせてください。まず高3の二人は?
市川 部活動です。明日5月25日の武道館での「全日本合気道演武大会」で引退です。受け身から覚えて、今春黒帯も取れて。最後は大きな舞台で締めくくります!
松元 黒帯を取ると男子は袴が履けるんです。二松學舍大の先輩と一緒に稽古をしながら礼儀も学べました。卒業後は調理師専門学校に行きたいので、いまは自分なりに必要な勉強をしていこう、と意欲が高まっています。
丸山 僕は7月からオーストラリアに3カ月間ターム留学するので、英会話を頑張っています。昨年2週間のオーストラリア研修では、現地の友達に自分が伝えたいことが伝えられず本当に悔しかった。将来は外国語大学に進学して英語教師になりたいです。
梅木 指定校推薦で法学部に進学して警察官になるのが夢です。内申点を上げるために勉強を頑張っています。
江頭 将来は演劇関係に進みたいですが、容易い道ではないので……。別の道も選ぶことができるように、「部活と勉強の両立」を頑張りたいです。
木村(誠) 自分がやりたいことは何なのかを探すことに、いま一生懸命です。ストリートカルチャーに憧れているので、自分のバックボーンを見つめてみようと。自分自身の視野を広げて、そして世界へ視野を広げていきたいです。
車田先生 二松學舍は、未来を見つめ、自らを高めようとする生徒を育む学校。みな立派に育っていることがわかって今日はとても嬉しいです。ありがとう。
|
|