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共立女子第二中学校高等学校

 
  未来の社会で活躍する女性へ
伝統の女子教育こそ「人間力」を育む
 「卒業後10年、20年経っても輝き続け、社会で活躍できる女性。こうした人間力を持った女性は『女子教育』でこそ育まれる」。女子教育の伝統校として、こんな力強いメッセージを発しているのが、共立女子第二中学校高等学校だ。 133年前、女性の社会的自立を目指して創立された共立女子学園。3つの校訓『誠実』『勤勉』『友愛』から導き出された3つの女性像(「真の美しさを身につけた女性」「自ら考え発信できる女性」「他者を理解し共生できる女性」)は、まさにこれからの社会で必要とされる人材像だ。

校長: 晴山 誠也
住 所: 〒193-8666
東京都八王子市元八王子町1-710
電 話: 042-661-9952
交 通: JR中央線・横浜線・八高線「八王子」駅からスクールバスで約20分
JR中央線・京王線「高尾」駅から徒歩と学園バスターミナルから
スクールバスで約15分
学園から八王子市みなみ野及び、めじろ台地域を結ぶ
「みなみ野・七国循環ルート」運行
学生数: 169名(中学校)
481名(高等学校)
ホームページ: http://www.kyoritsu-wu.ac.jp/nichukou/

 

豊かな自然から本物を知り、感性を磨く

 デジタル機器からの溢れ出る情報に翻弄されている現代社会。検索すればなんでも画面に映し出されるが、そこからは本物の手触りを感じることはできない。

 しかし、共立女子第二中学校高等学校には野菜を育てるファームがある。落ち着いて本が読める図書館や、思い切り走れる広いグラウンドもある。四季ごとに木々は美しい花を咲かせ、小さな生き物たちもやってくる。自然に触れたいと思ったら、校舎から出て校内に出れば、そこには豊かな自然が広がっている。

 どんなにICTが発達して人工知能が人間を超えても、美しいものを美しいと素直に感じ取れる感性を人工知能は育ててはくれない。豊かな自然に日々触れられる環境でこそ、瑞々しい感性は育まれるのだろう。同校に足を踏み入れ、緑の中を通ってきた風を感じると、教育において本当に大切なことはこれだと、肌で感じることができる。

 「情報社会の現代だからこそ、女性としての品格や思いやりの心を持ち、自分の意見を発信できる人間が必要とされてくると考えます」と語るのは、入試広報部主任の戸口義也先生だ。

 ICT機器を使った授業も行い、英語では同校オリジナルの「4技能統合型授業」を展開。高校では探究学習も昨年からスタートさせている同校。最先端の教育に取り組みながらも「原点を見つめ直し、全人的な女子教育の重要性を改めて伝えていきたい」と戸口先生は話す。

自分らしくいられる
自由で伸びやかな校風

晴山 誠也 校長

 女子の全人的な教育のために力を入れているのが、体験を重視した教育だ。特に理科では星空を観察したり、ファームで野菜を育てたり、教室を飛び出して自然を体感する。

 育てたその野菜は「食育」の時間にも活用。毎日2クラスずつ交代で給食も提供され、食事のマナーや伝統食、食料輸入問題にまで踏み込んで幅広く学ぶ。

 また美しい身のこなしを身につけるため、中学では礼法を、高校では「マナー講座」を開講。高2では「和躾(なごみ)の日」として、「華道・茶道・装道」を全員が学んでいる。TPOに合った立ち振る舞いができることは、社会に出てからの大きな強みになる。仕事についてからそれを実感している卒業生も多い。

 中学では3年間に100冊の本を読む「3-100計画」も展開している。デジタル時代にあえてアナログな読書という手法を取るのは、読書を通して言葉の力、ひいては思考力を伸ばしたいと考えるからだ。

 「ものごとを考えるには、言葉を持っていないとできません。そのために日本語の力はとても大切です。本校の図書館に6万冊もの蔵書があるのもそのためなのです」(戸口先生)

 同校では卒業生に毎年「共立女子第二で誇れるものは何ですか」と聞いている。中でも回答が多いのは「自由で伸びやかな校風」だ。それと合わせて「環境(自然環境・学習環境)」と「友人・仲間」「女子校らしい学び」がトップ3。戸口先生は「伸びやかで自由な雰囲気があるからこそ、自分らしくいられたという声が多いですね」と話す。

 その校風を強く感じることができるのが、体育大会や学校最大のイベント「白亜祭」だ。体育大会は学年を超えた縦割りのクラス対抗。応援合戦やメドレーリレーなどは練習から熱が入り、勝っても負けても一生の思い出を刻む。「白亜祭」は生徒会が中心となって運営し、締めくくりのファイナルパーティーでは、全校が一体となって最高潮の盛り上がりを見せる。

 今年の1月には、ゴルフ部の高校3年生が、女子高生として史上3人目のプロ転向を宣言。記者会見の場では同級生がサプライズで登場し、世界に飛び立つクラスメイトを激励した。「このサプライズも生徒からの発案。こうした友達を思う優しさも校風だと感じています」と戸口先生は嬉しそうに話す。

ターム留学がスタート
サイエンス入試で新たな発見

 新しいグローバルプログラム、ニュージーランドへのターム留学(3ヵ月)も1月にスタートした。高校1年生5名が参加したが、現地の学校には共立女子第二の生徒は2名まで。日本人がいない環境で英語漬けの日々を送った。「ターム留学は自立心が芽生える絶好のチャンス。語学を学ぶだけでなく、自分の殻を破る突破力をつけてほしい。そして帰国後にはインフルエンサーとして体験を伝えてほしいですね」と戸口先生。応募者が多かったため、来年度以降は定員を10名にする予定だ。

 この春、首都圏の私立では初めての実施となった「サイエンス入試」(2月4日実施)には注目が集まった。この入試の応募者は25名。ほとんどの応募者が2月1?2日の入試で合格を得ていたため実受験者は3名だったが、合格していても「この入試を体験したい」とチャレンジした受験生もいた。

 入試内容は、LED(発光ダイオード)の特性を理解して回路をつくる実験を行い、レポートにまとめて発表するというもの。かなりのボリュームがあったが、粘り強く取り組む受験生の姿が印象的だったと戸口先生は話す。「サイエンス入試には正解はありますが、プロセスも大切に評価しています。今までの入試では測ることができない資質を持った受験生が受けてくれたと思っています」と、手応えを感じている。来年度もこの入試を続けていく予定。理科好き、探究することが好きな生徒の可能性を見出していきたいと考えている。

 
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