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中学・高校受験:学びネット

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北海道科学大学 高等学校

 
  独自の高大連携で大きく変わる北海道科学大学高校
大学の新テストに向けてICT教育も本格導入
北海道科学大学との高大連携をさらに深めるために、3年前に校名 を変更した北海道科学大学高等学校。今年の受験者数は900人台に上 り、入学者数は昨年比130%超という好結果であった。生徒の夢や可 能性を最大限に広げる教育改革を推し進めたことが受験生らの期待感 を高めたといえる。2019年度の教育プログラムには系列大学を生か した高大連携探究活動を加え、大学入試の新テストにも対応していく ためのICT教育も導入。ハード、ソフトの両面を強化する本校の今を 取材した。

校長職務代行・副校長: 寺地 津久志
住 所: 〒062-0922
札幌市豊平区中の島2条6丁目2番3号
電 話: 011-821-0173
交 通: 札幌市営地下鉄南北線「中の島」駅、「南平岸」駅より徒歩13分、じょうてつバス「中の島1条6丁目」バス停より徒歩1分
札幌市営電車「幌南小学校前」 電停より徒歩10分
学生数: 923名
ホームページ: https://hs.hus.ac.jp

 

高校教員、大学教員、生徒がともに学ぶ
高大連携探求活動

 近年、学校改革を積極的に続ける北 海道科学大学高等学校は一言でいって 「元気!」だ。校名変更により北海道 科学大学との一体感を深め、教育体制 では普通科を特進・進学コースの2コ ース制に刷新。生徒の進路希望の変化 や学力の伸びに柔軟に対応できる転コ ース制度や習熟度別クラスを充実させ た。

 しかし、なんといっても注目は、時 代のニーズに応える工学系、薬学系、 医療系など5学部1 4学科を有する北海 道ナンバーワンの実学系総合大学を目 指す北海道科学大学との密なる高大連 携プログラムだろう。

 「高大連携プログラムなどにより、 大学の学びを理解した上で、意欲を持 った生徒たちが入学する。それがミス マッチのない一番の良いサイクルだと 思います。これからも大学と協力して 学びの意欲にあふれた生徒を育成して いきたいと考えています」と寺地津久 志副校長は話す。

 そのため、来年からプログラムに組 み込まれたのが、「高大連携探求活動」 (2年総合学習)だ。高校教員と大学 教員、そして生徒が三位一体となって 共に学ぶカリキュラムは道内随一とい っても過言ではない。課題設定から始 まり、情報収集、整理・分析、活動後 の表現(プレゼンテーション)を行い 社会で必要な力を養うといったものだ。

 すでに、現2年生でシミュレーショ ンが行われ具体的に動き出している。 系列大学進学説明会や見学会、高大連 携模擬授業は継続して行い、探求活動 が実施されることで高校にいながらに して、大学が身近に感じられる充実し たプログラムへと進化していくことに なる。

 「2年の前期では、環境問題などの 幅広いテーマを課題設定し、掘り下げ ます。後期では、いよいよ自分の進み たい分野に関連した課題研究に入りま す。例えば“ドローンで変わる未来の 医療”など大学の学部横断型のテーマ が最大の魅力になると思います。また、 優秀な研究は大学のオープンキャンパ スでの発表も視野に入れてます。」と 山下卓教頭。高校教員と大学教員が互 いのノウハウを持ち寄り、充実させて いく高大接続探求活動に対する期待は 膨らむばかりである。

クラッシー導入で生徒の成長度が蓄積
来年の新1年全員にタブレットを配布

寺地 津久志 副校長

 本校が併せて力を入れているのが ICT教育だ。今年の新1年生から大 学入試新テストに関わっていくため、 その対応策としてICT活用を支援す るベネッセの「Classi」(クラッシー) が導入された。用途に合わせた多彩な コンテンツにより、学校教育がスムー ズに行われるというもので、連絡事項 やテストの発信、アンケートの実施な どを行っている。

 「教員ともども使い慣れるために Classi 上でアンケートを取ったり、部 活動の結果や総合学習での職業調べの 内容を入力したりするなど、現在はあ くまでイベントやテストなど日常の節 目で使っています。ですが、今後は常 に自分たちのやってきたことを蓄積し ていくことになり、高大連携や大学進 学あるいはその先の目標にもつながる ビックデータとなります」(山下教頭)。

 現在、一年生全員にID番号が持た されており、Classi をパソコン教室や 家庭でのパソコン、スマホで利用して いる。入力した情報に関しては、教員 が定期的に確認し、アドバイスを発信 している。

 来年の新1年生からは全員がiPad を持つことになり、あらゆる場面で利 用価値は高まる。教員については、順 次Classi やロイロノートなどの使い方 などを研修し準備を進めている。

 「本校では一部の教員だけがICT 教育を実施するのではなくて、全員で できることからやりましょうというス タンスです。例えば、ベテランの先生 方はこれまでに蓄積した良い資料をお 持ちです。若い先生にはPCには強い がそういう蓄積がない。蓄積のある年 配の先生方と若い先生方とが組んで、 チームで取り組めば教育の質の向上の 面において、相乗効果が期待できま す」(寺地副校長)。その他、昨年から 導入している電子黒板やプロジェクタ ーを充実させ、従来の授業やグループ 学習との組み合わせにより、より生徒 にとって効果の高い授業を目指してい る。

生徒のニーズに応えた文武両道
尚志塾の存在も大きな力に

山下 卓 教頭

 今年の7月、9月に中学生対象の説 明会が実施され、合わせて900名を 超える多くの中学生とその保護者が参 加した。系列大学への推薦枠や大学を 生かした高大接続探求学習の内容を評 価する声が多く聞かれた。その評価を 後押しした要因と思われるものがある。 昨年の6月に東洋経済が発表した「改 革で優れている大学」で北海道科学大 学が道内私大ランキング1位に、道内 国公私大ではトップの北大に続き、 堂々の2位になったことだ。実際、オ ープンキャンパスの来場者や受験生の 人数は道内屈指の大学なのだ。

 「北海道有数の施設規模の大学なの で、生徒にとっては学びに対する憧れ の場であったり、具体的に自分の学ん でいる姿や将来の職業をイメージでき る場だと思います。」(寺地副校長)。

 一方、勉強も部活動も頑張りたいと いう生徒も多い。本校では特進コース でも部活動が可能であり、全国大会常 連の卓球部、バレー部、ソフトテニス 部、射撃部など強豪クラブで活躍して いる生徒も少なくない。

 「講習がある場合は午前中に講習を 開設し、部活は午後に設定しています。 生徒がどちらを取るか迷わないように、 全員が部活も講習も参加できるように しました」(山下教頭)。生徒の成長の ためには「文」も「武」も大事にしよ うという学校側のメッセージが浸透し、 生徒のニーズに応えた本気の文武両道 が成り立っているのだ。

 文武両道を実現するためのアフター スクール「尚志塾」(夜8時まで)も 生徒たちの強い味方だ。個別・集団・ グループと3つの部屋に分かれており、 自分の学びにあった学習が選択できる。 月・水・金は質問タイムもあり、主に 数学・理科・英語に対応している。ま た、定期的に理科講習や大学入試対策 講習も実施しており、プラスアルファ の学びの場として生徒たちにとっては、 なくてはならない存在となっている。

 学校法人北海道科学大学は2024 年には創立100周年を迎える。「北 海道ナンバーワンの実学系の総合大 学」を目標に大学も高校もこの 2024年を目指し、進化し続けてい る。高校、大学と改革のスピードを緩 めない現状に受験生や保護者からの注 目は高まる一方だろう。

 
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