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中学・高校受験:学びネット

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東京純心女子中学校・高等学校

 
  21世紀の世界平和に「貢献」する使命を
「叡智」を探究し、開かれた「真心」で磨く
純心生が日々体現する、幸せな人生の歩み方とは
混沌の世界情勢の今こそ、東京純心女子中学校・高等学校が志す「マリア様のような人」が求められている、と松下みどり校長。「困難な状況にある人々のために自分は何ができるのか、賢く判断し、思いやりと勇気ある行動に移せる人です」。同校ではそのミッションを果たすべく21世紀型の学習環境と教育体系を大改革中だ。基礎学力の保証・向上を目指す「学習支援センター(仮称)」を開設予定のほか、平成30年度には高校に「アドバンストコース(仮称)」を新設する。
進化を止めない教員たちの挑戦と純心生の驚くべき自他啓発力に迫る。

校 長: 松下 みどり
住 所: 〒192-0011 東京都八王子市滝山町2-600
電 話: 042-691-1345
交 通: JR「八王子」駅・京王線「京王八王子」駅から西東京バス約10分「純心女子学園」前下車/JR青梅線「拝島」駅・「福生」駅から西東京バス約25分
学生数: 中学校 165名
高等学校 323名 (2017.5.1現在)
ホームページ: http://www.t-junshin.ac.jp/jhs/

 

21世紀の教育環境へ大改革!
「叡智」を備えた人間形成へ

 「このマリア様の姿こそ本質を表していると思う」と、松下みどり校長は聖書の「受胎告知」の絵を示した。聖母マリアが天使のお告げを一心に聴く表情に、松下校長は純心生の未来を見る。「こういう女性を育てたいんです。使命を果たすために必要なことを考えて賢く判断し、的確に準備する人」。

 まさに「聴き考える」表情を見せたのが、新設された中学入試枠「タラント発見・発掘」の受験生たちだ。習い事やスポーツに打ち込んできた小学生たちは、「聴き書きまとめる力」をはかるヒアリング問題と「表現する力」をはかる面接・作文に臨んだ。

 「得意なことを極める体験と、そこで深まった価値観を会話や作文で表現できる子が集まり、筆記試験だけでははかれない能力が見られました。多様な生徒にチャンスを開く『純心らしい入試』ができたと思います」と、松下校長は手応えを語る。

 高校では、昨年始動した習熟度別成績上位者選抜「Sクラス」(英・数)が着実な成果を上げており、大学進学実績では上智MARCHの理・工学部進学者が目立った。「純心大・他大学とも看護系進学者はもともと多いのですが、理科2科目・数Vまで頑張る生徒が増えてきました」(橋 正入試広報部長)。

 現行のカリキュラムでも多様な進路に対応しているが、国公立大・最難関私大を目指し、個々に戦う生徒をサポートしたい思いが、松下校長を突き動かす。

 「『5教科7科目、クラス全員で最後まで頑張ろう!』と、志もつらさも共有できる生徒集団の力、勢いを創りたくて」と、平成30年度に「アドバンストコース(仮称)」を高校で新設する。中学校では学力を保証する「基礎学力試験」(中2)が本格始動。自宅学習eラーニング(英・数)も稼働中、さらに自己学習力を高める「学習支援センター(仮称)」も開設することを検討中。下校時間も19時に延長し、補講やクラブ活動後も利用できるかたちにしたいと考えている。

世界平和に「貢献」する
使命感とスキルを探究する

 純心生の学びのジェネレーターが、同校が長年積み上げてきた『純心オリジナルの探究型学習』だ。問題を提起して情報分析し、再構成して発表する学習法が「ウチの生徒たちは大好きで、発表でも生き生きしています。各教科をこうした主体的・協働的な学びの授業へ変えるため、生徒が自発的に学びたくなる仕掛けを先生方に作っていただいているところです」と松下校長。

 新カリキュラムにも中1から高1の「総合学習」に情報リテラシーや協働のスキルを組み込む。高2の長崎平和学習を探究型学習の集大成とし、「平和に貢献する人を育てる」教育体系の再構築を目指す。長崎の純心高等女学校(現在の純心中学校・純心女子高等学校)では、原爆で207名の生徒を亡くした。平和学習こそ純心の教育活動の中心と松下校長も力を込める。

 「勉強できない、自由が無い、明日生きたいと思っても生きられない生徒がいた、そういう時代が純心にもあったという事実を体験として認識するために、私たちは毎年長崎に行くんです。原爆の語り部の方々も生き残っている人は少ない。誰がその話を未来に伝えるのか。純心の卒業生には『平和を訴える、平和の尊さを伝える使命』を持って、社会で貢献してほしいと思っています」

 折しも世界は国際協調から自国の利益保護に傾いているが、松下校長は迷わず言い切る。

 「世の中がどんなに変わっても、この学校だけは変わらずにある、そうでなければ存在意義がないと私は思います。真理は人の自由を侵さない、人の生命を侵すこともない。真理を身に付けた人を育て、社会に送り出す。それが教育者としての私たちの使命です」

幸せな人生へと導く
「真心」の炬火(ともし)を掲げる学校

 長崎・鹿児島の姉妹校を経て、東京純心の校長に就任して2年半、松下校長には不思議なことがいくつかあった。

 同校吹奏楽部は、昨年「東京都高等学校吹奏楽コンクールBT組」で金賞を初受賞。

 「技術的に上手な学校はいっぱいあると思います。でもウチの生徒たちの演奏は感動して涙が出る。なぜこんなに元気になれるんだろうと」。OGたちも「初対面の私にまっすぐ向かってくる。親しみと興味を持ってかかわってくれて、こんなにもすべての人に心が開かれている人の集まりって、本当、珍しい」。

 その秘密が、中3生対象の校長面接で「わかった」という。「彼女たちの『人とのかかわり方』です」。

 中3生がよく語るのは、クラブ活動や行事で先輩から学んだことの大きさだ。先輩は初心者の自分がうまくできるまで教えてくれた。自分の考えを誰も否定しない、受け入れて一緒に協力してくれた。だから、生徒がみんな楽しく生き生きとしている。

 「自分のことしか考えてこなかった、反応が怖くて発言できなかった。でも、先輩を見て『人に対してこうかかわっていかなくてはいけない』と学んだと、多くの生徒から聞きました。生き方を変えたり、信頼関係をどう結ぶかなんて、教師や授業だけでは教えられない。この学校では、歴代の上級生たちが下級生たちに綿々と伝え続けている。本当にありがたい」

 では、松下校長が東京純心で伝えたいことは何だろう。

 「幸せな人生を生きる方法、それを教えている素晴らしい学校です、と。人が生きるということは、自分の持っている力を生かして人に喜んでもらうこと。人が喜んでくれることで、自分が幸せに生きられる。これだけ教育の目的を果たしている学校はそう多くない。外部へはもちろん、生徒たち・先生方にも『すごいことをやっている学校なのです!』と自信を持って伝え続けたいと思っています」

 
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