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中学・高校受験:学びネット

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帝京大学中学校・高等学校

 
  本気の指導に生徒の心に火がつく
生徒同士で「ナチュラルアクティブ・ラーニング」
多摩丘陵の一角、緑豊かで穏やかな環境にある帝京大学中学校・高等学校。生徒と教員の距離が近く、少人数制指導の行き届いた、まるで1つの大きな家族のような学校だ。生徒が自覚を持って勉強を進められるよう、中1の段階から学習習慣の確立に注力。熱意ある教員の指導に生徒が一生懸命に応え、それを見て教員もさらに奮起する。そんな好循環が伝統となり、高い大学進学実績を打ち出している。ニュージーランドでの3週間のホームテイ体験やベトナム就学旅行を通して、国際交流や平和に対する思いに目覚めるキッカケづくりも行っている。

校 長: 冲永 寛子
住 所: 〒192-0361 東京都八王子市越野322番地
電 話: 042-676-9511
交 通: スクールバス/ JR中央線「豊田」駅より約20分、京王相模原線・小田急線・多摩都市モノレール「多摩センター」駅より約15分/京王線「平山城址公園」駅近く平山5丁目バス停より約10分
学生数: 中学校 332名
高等学校 570名 (2016.9.1現在)
ホームページ: https://www.teikyo-u.ed.jp

 

当たり前のことを
徹底して指導する

 「少人数制で生徒一人ひとりに手厚い指導」「進路実現のために全力で生徒をサポート」。帝京大学中学校・高等学校はこうした面倒見のよい進学校のイメージが強い。

 この春の大学合格実績は平成27年度卒業生数196名に対し、国公立合格は58名。早慶上智が165名。MARCHと東京理科大が278名(既卒者も含む)を達成。合格者のボリュームゾーンが早慶上智という、高い進学実績を残している。

 「勉強に意欲的な生徒に育てる秘訣は?」。そう山田雅尚教頭に質問してみると、「我々としては当たり前のことをしているだけであって、これをやったから学力が伸びたとか、教員はあまり意識していませんね」と意外な答えが返ってきた。

 中学校は1クラス30名。担任の他に学年で3名の副担任が付く。入試広報部主任の石戸達則先生は「教員は一人で12、13人を見ている感覚ですね」と話す。

 中学では朝講座として毎朝15分の授業を実施。そのうち週3回は英・数・国の小テストを行っている。7割できれば合格だが、不合格の生徒には再テスト。それでもダメなら放課後に補習を行う。また、定期テスト前には学習計画表を作成。計画を立てて、それをきちんと実行する、PDCAサイクルを担任がチェックしている。

 「計画表をなくしたりするのは大抵男子ですね(笑)。なくしたら新しい計画表を渡しますし、それでも忘れたら、学校で仕上げさせます。我々教員には『もういいよ』という感覚はありません。粘り強く指導しています」。教務主任の内田 剛先生はそう話す。

 同校が目指しているのは「学習習慣の確立」だ。「生徒自らが勉強するように導くことが指導の核」と内田先生。計画的に学習をすることを身に付けることができれば、生徒は自力で道を開くことができる。「当たり前のことを徹底して指導する」。これが学力伸長の鍵となっている。

生徒が教師をやる気に
類別クラスで中だるみ予防

 「教員の根気強い指導」といっても、校内に管理されたギスギスした雰囲気は全くない。職員室にはいつも生徒が集まり、元気な声が響く。廊下のホワイトボードを使い、その場で即席授業が始まるのが日々の光景だ。

 加えて、どの教員も常に課題のプリントを用意しており、生徒のリクエストがあればすぐに渡せるようにしている。レベル別に用意された課題の数は膨大で、印刷機の印刷枚数は業者も驚く数だとか。

 「この自分だけのプリントというのが、特別な嬉しさがあるようです」と山田教頭は話す。

 さらに重視しているのは「添削指導」だ。記述問題の指導では、教員は答案をじっくり検討し、丁寧にコメントを書いて戻す。答案が戻ってくると「やったー」と喜ぶ生徒も多い。その姿に教員はどんなに時間や手間がかかっても、添削の時間を惜しまない。

 「『この子たちのためにやってやろう』と思わせてくれる生徒に支えられていると感じています。いい演劇はお客がつくると言いますが、教師をやる気にさせてくれる生徒がいて、生徒と教員で切瑳琢磨しているのが本校の伝統です」と山田教頭。

 夏期講習では中1から高3まで多彩な講座を用意。高3は夏休み中ほぼ毎日92講座、657時間行うというから、教員の本気度は半端ではない。

 生徒と教員の信頼関係は強く、内田先生は「その距離感は親子のような近さ」と表現。「教員たちは生きることは学ぶことだと日々努力を続けています。その気持ちを察して、熱意に応えようと生徒たちも頑張る。勉強しなさいと言っていないのに子どもが難関大学に合格する家庭がありますが、本校はそのイメージに近いと思っています」。

 学習意欲を刺激するためのクラス設定もうまく機能している。中3でT類(1クラス)とU類(3クラス)に分類。高1では中高一貫生と高入生は別クラスだが、高2からの進路別コース編成ではその区別はなくなる。この類別クラスが中だるみを抑え、競い合い、学び合う土壌をつくっている。

 「高校生になると生徒同士で教え合うようになりますが、その様子は『ナチュラルなアクティブ・ラーニング』そのもの。わざわざ授業時間内に行わなくても、本校では自然と学び合う環境ができています」と内田先生は話している。

刺激的な異文化交流
ベトナム修学旅行

 同校の生徒の英語力は高い。高1で行くニュージーランド語学研修旅行。希望制ながらほとんどの生徒が参加。一家庭に一人という3週間のホームステイを通して、英語への意欲を高めるキッカケになっている。

 加えて、生徒の意識を高めているのは、高2でのベトナム修学旅行だ。経済発展が著しいこの国の高校生は学習意欲が旺盛で英語力も高く、生徒たちは圧倒される。

 「同年代の高校生が流暢に英語を話す姿に直面し、英語の大切さに気付くようです。こうしたキッカケづくりが生徒のやる気を引き出していると思います」と石戸先生は話す。

 また、ベトナム戦争の影響で障がいを持って生まれてきた子どもたちが暮らすツーヅー病院や孤児院にもボランティアとして訪問。平和や国際貢献について深く考える機会を与えている。

 教員が生徒を思い、さまざまなキッカケを与え、生徒がそれに応える理想的な学びの場。それが帝京大学中学校・高等学校にある。

 
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