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中学・高校受験:学びネット

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仙台城南高等学校

 
  学校改革3年間の実績に高い評価
入学希望者が大幅に増え、進学実績も向上
校名を変更し、学科を刷新してから3年。「仙台城南高等学校」はこの春、第1期生が卒業した。東北大学2名を含め、国公立に7名合格、連携する東北工業大学へも120名以上合格と大学進学も躍進。今年の入学生も大幅に増加するなど、学校の勢いは止まらない。特進科、探究科、科学技術科の個性ある3つの学科がお互いを高め合う校風の下、台湾の学校との交流などグローバル教育も年々進化。昨年末に地下鉄東西線が開業し、交通アクセスが良くなったことも人気を後押ししている。

校 長: 久力 誠
住 所: 〒982-0836 仙台市太白区八木山松波町5番1号
電 話: 022-305-2111
交 通: 地下鉄東西線「八木山動物公園」駅より無料シャトルバスで約10分、JR「仙台」駅西口バスプールから11番(市営バス)緑ヶ丘三丁目行、八木山南・西高校行、動物公園駅行、12番(宮城交通バス)山田自由ヶ丘行、仙台南ニュータウン行、長町東口行、市立病院行、いずれも「八木山神社前」下車徒歩3分
学生数: 1,065名 (2016.7.1現在)
ホームページ: http://sendai-johnan.ed.jp/

 

新しい教育を目指し
生徒と教師で歩んだ3年間

 「教師が新しい教育目標に向かって努力し、生徒も一緒になって歩んでくれた、そんな3年間でした」

 この春、第1期生を送り出し、そして第4期生を迎えた久力誠校長はそう語る。

 今年は入学者が428名と、定員を大きく上回る1年生を迎えた。同校は特進科、探究科、科学技術科の3学科があり、それぞれ個性的な教育を展開している。中でも特進科が今年2クラスに増加。進学実績への信頼度が増していることがわかる。

 「担当教師の丁寧な指導と力量が、徐々に保護者、中学校、塾の皆さんに伝わった結果かと思います。3年間の実績を評価していただけたと、ほっとしています」

 進学実績も伸びた。1期生は東北大2名合格を含む、国公立に7名が合格。連携している東北工業大学へは123名が合格した。同校では、高校生が大学の研究に参加する「アカデミックインターンシップ」や大学教授による出前授業、大学のオープンキャンパスで同校の生徒だけが参加できる特別イベント「テクノフォーラム」の開催などを通じて、東北工業大学との高大連携を強めてきた。

 さらに昨年から必要条件を満たした生徒は、同大学入試に受験料なしで受験できる「内部推薦制度」がスタート。教科の評価に加え、課外活動の実績や資格もポイント加算して評価するもので、プレゼンテーション形式の面接も行う。

 「合格者が昨年の84名から123名へと増えた要因は、この制度が大きいですね。『工大に行きたい』『頑張れば工大に行ける』という両方の思いが働いたと思います」と久力校長。

 今後は部活においても連携を強めていくことを目指していく。サッカー部や空手部などスポーツで伸ばした資質をさらに大学でも生かせるような仕組みを模索中だ。

 「3年間という1サイクルを経験したことで、改善すべき課題もはっきりしてきました。今年度からは第2ステージが始まったと捉えています」と久力校長。宮城県随一の私立高校を目指し、挑戦は続く。

デザインで仙台の伝統を発掘
探究学習でプレゼン力向上

 同校の科学技術科は「メカトロニクス」「情報通信」「情報デザイン」「電力技術」の4つのコースがあり、それらは東北工業大学との学部・学科と直結。高校での学びを大学でも生かせるのが強みだ。

 「4コースを共通しているのは、自分の意志でものをつくり上げる、ものづくりの精神です。特に情報デザインコースではコンセプトから練り、商品化へと結実させています」と科学技術科長の大出光一先生。

 情報デザインコースでは、これまで老舗和菓子店とコラボし、生徒がパッケージデザインを担当。実際に販売もしており、生徒に大きな自信を与えている。いま進めているのは、引き出物に使われてきた細工かまぼこを、現代風によみがえらせること。失われつつある地元の伝統を高校生目線で掘り起こそうとしている。

 そうした生徒の作品は年に一度、発表会で披露。今年は全コースの作品を展示する発表会を1月に開催する予定だ。

 「一般の方も見に来てくださるので、生徒たちの励みになっています」と大出先生。デザインコンクールで賞を獲る生徒も多く、そうした先輩の活躍に刺激を受け、後輩も奮起している。

 探究科の学びも進化している。「この3年で自分の言葉で話せる生徒が増えました。プレゼンテーション力が高まっていると思います」と探究科長の千葉俊哉先生。

 探究科では全員がタブレット端末を持つ。検索方法やプレゼンソフトの使い方を学びながら、グループに分かれて課題を決め、調べ、考えをまとめ、最後は表現することに活用している。

 事実、そうした力を身に付け、大学入試に挑戦した生徒がいた。まちづくりについて大学で学びたいと、先進的な取り組みを行っている自治体を訪れてフィールドワークを展開。それらをまとめて推薦入試に臨んだ。

 「自分で学びたいことを見つけ、行動できる力。探究科では、いま日本の教育に求められている力をバランスよく網羅できていると思います」と千葉先生は話している。

グローカルな国際教育で
海外に目を向けるキッカケを

 グローバル教育にも力を入れている同校。グローバル教育推進室長の伊藤恵先生は「本年度は、海外で起きていることを自分たちに置き換え、地域で何ができるかを考える『グローカル』の視点を育んでいきたいと思っています」と話す。

 今年5月、台湾の大理高級中学校の先生・生徒35名が来校。「城南代表ではなく、日本代表の気持ちで最高のおもてなしを」を合い言葉に、自分たちで絵や言葉を書いた扇子をプレゼントしたり、仙台味噌を使った豚汁をごちそうしたりと大歓迎した。この訪問をキッカケに生徒の台湾への興味も高まり、希望者制で実施している台湾研修旅行に今年は例年の倍の80名もの応募があった。また、現在3名の卒業生が台湾の大学に留学中だが、それに続くべく一人で飛行機に乗り、台湾短期留学を果たした女子生徒も出ている。

 「生徒の反応はリトマス試験紙のように素直ですね。私たち教師の仕事は生徒が行動を起こすキッカケづくりだと思います」と伊藤先生。

 今後は教職員研修も含めたワークショップを行い、全学科・全コース・全授業と連携したグローバル授業の展開を考えている。伊藤先生の地理の授業はグローバル教育コンクールで入選を果たすなど高い評価を得ているが、それを他の教科でも展開できるよう、学校全体で取り組んでいく。

 
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