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中学・高校受験:学びネット

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和洋国府台女子中学校高等学校

 
  五感を駆使して学ぶ
〜 伝統を受け継ぐ新体育館・屋内温水プール完成 〜
近年は進学実績の伸びとともに、理系分野への進学率の高さが目立つ和洋国府台女子中学校高等学校。実験実習を重んじ、五感で学ぶ教育をモットーとしている。その教育活動の重要な拠点のひとつである新体育館と屋内温水プールが今年3月、高校のキャンパスに完成した。2つのアリーナをはじめ、卓球場やトレーニングスペースなど充実した設備を備え、授業やクラブ活動をさらに活気あるものにしている。

中学校: 千葉県市川市国分4-20-1
TEL 047-374-0111
高校: 千葉県市川市国府台2-3-1
TEL 047-371-1120
ホームページ: http://www.wayokonodai.ed.jp

 

スタイリッシュな外観に
学生ホールも新設

 市川市国府台の緑豊かな文教地区に、和洋女子大学と和洋国府台女子高等学校のキャンパスがある。春休みの1日、完成したばかりの体育館を訪れた。

 体育館は地上4階建て、総面積約6,000u。半地下に温水プールを設けている。建物はシルバーグレーの外壁に前面ガラス張り。2階から鋭角に張り出したファサードがスタイリッシュな外観をつくりだしている。

 1階の入り口は二手に分かれ、一方の入り口を入ると、そこは食事のできる学生ホール。広々とした室内に、前面の総ガラス窓から明るい陽光が射し込み、温かみを感じさせる。

 もう一方の入り口はエントランスホール。右手にはプールに降りる階段があり、左手には同窓会室や教官室などが並ぶ。

 温水プールは長さ25mの6コース。半地下のため自然光が入り、開放感がある。春休み中も水泳部は毎日練習に取り組んでいる。全国大会レベルの強豪チームだけに、この日も選手たちが力強い泳ぎを見せていた。

 太田陽太郎校長は「本校の温水プールには歴史があります」と誇らしげに語る。

 旧体育館の温水プールが設置されたのは1969年。千葉県初だ。きっかけは1955年に起きた瀬戸内海での海難事故。フェリーが沈没し、修学旅行中の児童・生徒が大勢亡くなった。加えて、当時この地域は台風のたびに浸水被害に見舞われていたことから、初代校長の稗方弘毅校長は「全員が泳げるように」と温水プール導入を決意。水泳指導に力を入れてきた。こうした伝統を受け継いだ新しいプールが、いま選手たちを育てている。

全国初Vのダンス部に
新しい練習場

 アリーナは2階と4階に設けられている。4階のアリーナでは外光を遮断して、バドミントン部が練習に励んでいた。アリーナの横は、壁面が鏡張りのトレーニングスペース。筋トレ用のマシンが並ぶ。

 2階アリーナは、3階部分にギャラリーを配置し、各種競技の試合を観覧できるつくりだ。こちらでは、パスケットボール部と卓球部がアリーナの両端に分かれて練習中。卓球部の練習は、同じ2階に配置された卓球場でも行われていた。卓球部は全国大会の常連で、全国総体出場回数を誇る強豪クラブ。素早いステップワークでラリーが続く。

 卓球場の隣のプレイルームでは、ダンス部の中高生が合同で練習をしていた。前方の壁一面が鏡張りで、プロジェクターを2台設置。ダンスのレッスンに最適な設備が整っている。

 高校のダンス部は昨年11月に開かれた「全国高校ダンスコンクール」で「机上の空論」という創作ダンスを披露し、全国優勝を果たした。創部から70年近い歴史の中で初の快挙だ。ダンスは本物の机や椅子に乗ったり担いだりと、激しい動きが取り入れられた。そのため、練習中はけが人が後を絶たなかったという。衣装も手作りし、迎えた本番では、1・2年生の全部員23人が力を出し切った。

 ダンス部が目を見張る活躍ぶりを見せ始めたのは、専任教員が着任した8年前からだ。

 「保護者から『女子校なのに、女性の美しい身体表現を指導する先生がいないのはおかしい』とのご指摘を受け、中高に1人ずつダンスの専任教員を採用しました」

 以来、中高ともに着実に実績を積み上げてきた。高校は2011年には全国2位と、あと一歩のところまで迫っていた。

 「全国1位という壁を突破できました」。太田校長は笑顔を見せる。

 新しい練習場を得て、さらなる活躍に期待が高まる。

実験実習の繰り返しが
人間性を磨く

 この日は、体育館や校舎で何人もの生徒と行き交った。その誰もが「こんにちは」と、柔らかな笑顔で挨拶してくれる。躾教育の賜物かと思われたが、太田校長は「実験実習の繰り返しが、人間性を磨きます」と話す。

 実験実習は手順を間違えると、「失敗」という結果を目の前に突きつけられる。

 「ごまかしがきかないから、『申し訳ありません。やり直します』と、謙虚にならざるを得ません」

 理科だけでも、中学は3年間で100項目、高校は60項目の実験実習を設定している。実験実習を通して、事物をしっかり見究める目を養うと同時に「謙虚さ」「根気」「勇気」「素直さ」をかね備えた豊かな人間性を養うことが、同校の教育方針であり、開校以来の伝統だ。

 「五感を駆使して知識を使いこなす力を身に付けてもらいたい」と太田校長。

 その点においても、体育実技や部活を重要視している。新体育館完成により、どのクラブも毎日利用できる練習場を確保できた。旧体育館の解体工事が完了した後は、正門から新体育館までの道が桜並木となり、広場やミニグラウンドも整備される。

 今後は、伝統に裏付けられた女子教育が最新の充実した設備のもとで、新しい時代を生きる力を育てていくことになる。

 
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