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中学・高校受験:学びネット

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文京学院大学女子中学校高等学校

 
  「サイエンス」「グローバル」「スポーツ」
新コースでキャリアを意識した学びを
伝統ある女子校が生まれ変わる。今年創立90周年を迎えた文京学院大学女子中学校高等学校は来年度から「アドバンストサイエンス(理数キャリア)」「グローバルスタディーズ(国際教養)」「スポーツサイエンス(スポーツ科学)」の新コース制を始動させる。従来の学力別のクラス編成から脱却し、「サイエンス」「グローバル」「スポーツ」をキーワードに、女性の将来のキャリアを見据えた新しい切り口の教育を展開。伝統校が新たな伝統をつくるべく、次の100周年に向けて大きく飛躍しようとしている。

校 長: 佐藤 芳孝
住 所: 〒113-8667 東京都文京区本駒込6-18-3
電 話: 03-3946-5301
交 通: 山手線「駒込」駅・「巣鴨」駅徒歩5分、東京メトロ南北線「駒込」駅徒歩5分、都営三田線「巣鴨」駅徒歩5分
学生数: 中学校 346名
高等学校 926名 (2014.11.1現在)
ホームページ: http://www.hs.bgu.ac.jp

 

すべてのコースに英語力
コース改編へ教師が本気

 文京学院大学女子中学校高等学校は、来年度より現クラス編成を刷新し、中・高ともに3つの新コース制をスタートさせる。

 そのひとつが「女性サイエンティスト」の育成を目指す「アドバンストサイエンス(理数キャリア)」だ。中学校で理数分野への興味関心を喚起し、高校で探究心とそれを支える学力・研究の技法を鍛えて、大学での研究活動につなげていく。

 都内の女子校として唯一スーパーサイエンスハイスクールに指定されて3年目。理数分野を幅広く学び、研究法に習熟する学校設定科目、中学は妙高、高校は小笠原やマレーシアで行う自然体験学習のほか、放課後の「SSクラブ」では身近な現象から発した疑問を起点に、各生徒が研究活動を行う。その成果は科学コンテストでの入賞、学会での発表、また連携校であるタイの国立科学高校と共同で行うサイエンス・フェアの発表に現れている。「自分の研究を海外の人に伝えたい」という熱意が英語で研究ポスターを書き、英語でプレゼンテーションを行うための努力につながっていく。

 2つ目のコース「グローバルスタディーズ(国際教養)」では、英語によるコミュニケーションを基盤に、グローバル社会で活躍できる人材の育成を目指す。

 同校では6年前から課外講座として「国際塾」を開講。中1レベルからプレゼンテーションや小論文等のレベルまで、各人のレベルに合わせたクラスを用意している。クリエイティブな発想で英語を学ぶプログラムもあり、「ハリー・ポッター」を英語で演じた他、今年はロンドン芸術大学附属国際芸術高校のコリン・ケリガン先生を招き、英語によるアートワークショップを開催した。

 海外語学研修も充実。BEST(Bunkyo English Study Tour)として、英国ウェールズの大学やオーストラリア、アメリカ、カナダを訪れるプログラムやニュージーランドへ100人以上の生徒が海外生活を体験している。「現地で異文化体験をすることで、より国際的な視点を養ってほしい」と佐藤校長は話す。

 また中学から高校2年まで、週1回英語の多読の授業がある。辞書を使わず、生の英語に数多く触れるもので、多読室には7,000冊以上の本を用意。多聴(CDを聞く)、多書(英文を自由にたくさん書く)等も行っている。生徒は英語への抵抗がなくなり、模擬試験では長文読解やリスニング問題に力を発揮。英語に自信を持つ生徒が増えている。

 同校では英語教員のレベルアップにも力を注ぐ。今年度、国際教養大学のパトリック・ドーティー教授による、ワークショップが6回の予定で行われている。生徒が積極的に授業に取り組めるための指導術を学ぶ他、英語力を上げる実践練習を行っている。ドーティー教授は「先生方は英語教育を最先端かつ充実したものにしようと、高い意識を持って臨んでいます」と語る。

 「保護者の皆様、塾の先生から大切な生徒を預かっているわけですから、責任を強く感じています。期待に応えられる教育をしていきたいと思います」と佐藤校長は話している。

スポーツで生きる力を
部活の垣根を超えて指導

 3つ目の「スポーツサイエンス(スポーツ科学)」コースのコンセプトも斬新だ。スポーツを通してリーダーシップを発揮し、社会で活躍できる人材の育成を目指している。優秀なアスリートの育成だけに特化しないのが最大の特色だ。

 「練習で自分を追い込み、試合で勝ち負けを経験するスポーツは生きる力を育んでくれます。このコースではスポーツを通して、そうしたライフスキルを身に付けることを目的にしています」

 同校では、これまで部活の顧問に任されてきた選手の育成を統括して行う「スポ学教育センター」を設置。大学の研究機関や外部の指導者を招いての「スポ学塾講座」を開くなど、部活の垣根を超えて活動している。7月には「スポーツ障害」、9月には「女性と身体」をテーマにした講座が、中・高運動部員300人を対象に行われた。

 海外で活躍する日本人選手が英語でインタビューを受けるシーンも多い昨今、このコースでもコミュニケーションを中心とした英語力の育成に力を入れる。海外のスポーツ教育に触れる機会として、オーストラリアの高校のスポーツプログラムに参加する計画も進行中だ。

 目標に向かってひとつのことをやり抜く力。チームをまとめるリーダーシップ。このコースでそうしたスキルを身に付け、スポーツ科学・体育系への進学だけでなく、医療系など多方面への進学が可能になると期待が高まっている。

コース別で目標がはっきり
有意義な中・高時代に

 習熟度によるコース編成をやめ、「サイエンス」「グローバル」「スポーツ」という新しい切り口のコース制に大きくシフトした同校。その背景には「生徒に目標を持って入学してもらいたいという思いがありました」と佐藤校長は話す。

 学力によって分ける「縦割クラス」では本当にやりたいことは何なのか、はっきりしないまま学校生活を送りかねない。具体的な3つのキャリアデザインを示すことで、早い時期から目標を持ち、有意義な学校生活を送ることができると同校では考えている。ただし、入学後にコースを変更することは可能である。

 「世界で活躍している人は皆、夢を持っていますよね。中・高時代には生徒の好きなもの、得意なことを尊重してあげたい。それが世界に通用する専門性につながっていくと、私たちは考えています」

 創立90周年の伝統校の挑戦が始まったばかり。「伝統は守るのではなく、将来に向かってつくっていくもの。10年後の100周年にはさらに輝いている学校になっていたいですね」。

 
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