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中学・高校受験:学びネット

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学校法人 桐蔭学園

 
  新時代のフロントランナーは
「自ら考え判断し行動できる生徒」
進化する桐蔭、新プロジェクト始動
今年50周年の桐蔭学園は、中学校・高等学校(男女別学)、中等教育学校(平成13年開校)、幼・小・大学まで揃える総合学園だ。早期から習熟度別授業、到達度教育を実践、また女子部に「理数コース」を設置するなど、まさに教育界の先駆者。今春、東大17人・早慶328人合格の進学実績と、インターハイ・ジュニアオリンピック出場というクラブ戦歴が並ぶ、文武両道が輝かしい。来春の新入生から大改革プロジェクトが始動。「次の桐蔭50年」を刻む「新しい授業」とは。

校 長: 野坂 康夫
住 所: 〒225-8502 神奈川県横浜市青葉区鉄町1614
電 話: 045-971-1411
交 通: 田園都市線・横浜市営地下鉄線「あざみ野」駅バス徒歩20分、田園都市線「市が尾」駅バス10分、「青葉台」駅バス10分、横浜線「中山」駅バス35分、小田急線「柿生」駅バス15分、「新百合ヶ丘」駅バス徒歩30分
学生数: 981名(中等教育学校)
2,635名(中・高 男子部)
1,324名(中・高 女子部)(2014.5.1現在)
ホームページ: http://toin.ac.jp

 

桐蔭の「考える授業」
入試改編とICTの可能性

 50年間に5万人の卒業生を送り出してきた桐蔭学園。新時代に「自ら考え判断し行動できる生徒」の育成を命題とするプロジェクトが来春から始動する。中等教育学校、中学校・高等学校の教育システム・授業・入試等を段階的に改編。一貫教育推進部長・岡田直哉氏は進学面の充実を踏まえて語る。

 「大学入試の変化への対応はもちろん、社会人としてグローバル社会で生きる力を見据えた改革です。地球規模の課題を解決するために『考える授業』を積極的に導入していきます」

 来春の中等教育・中学校一般入試から、二次午後のみ2科試験の選択科目に英語が加わり、全科目で記述問題を3割程度出題する。ただし、発想力や創造力を測るものではない、とのこと。

 「『考える力』の素養を見ます。高度な思考力は求めません。入学後に丁寧に育成します。同じ出題傾向で記述が増える形。記述をいとわず、客観的に因果関係を捉え、ある事象や解答が生まれる過程を説明できれば充分です」

 また「考える授業」を深化させる学習設備のICT化を推進。来春の新中1生はタブレット端末を授業で併用する。同校が創立から展開する習熟度別授業では、反転授業やドリル演習など汎用性は高く、逆に多様なタイプの生徒が揃う一斉授業では「考える授業」の活性化が期待できる。10月のオープンスクールでは「桐蔭の新しい授業」を広く公開する予定だ(公開授業は予約不要、クラブ体験他は要予約)。

 さらに2018年より内部進学生と高校からの入学生のHRを混合せず、分けて編成。中学校は一貫性がより高まり、外進生は自分たちのペースで高校生活をスタートできる、と岡田氏は語る。

中等教育学校と中学校
各校の特性と育成したい力

 キャリア教育の改革のひとつが、興味ある分野で主体的に「課外活動」を行うサイエンス、グローバルプログラムだ。研究やプレゼンテーションを通して「考え判断し行動する」。グローバルプログラムの先駆けに「模擬国連部」が世界で活躍。6月の校外宿泊研修では中学校男子部1年がサイエンスプログラム「ブーメラン作り」を実践した。

 「『なぜ?』というサイエンスプログラムは『体験』から始まります。中学校では体験型の『考える授業』を強化していきます。医師や研究者を志す生徒が多い中等教育学校は、同研修でリニア見学センターを訪問、深い思考を鍛えるゲームなどを行っています」

 中1の外部模試の結果では中等の実力が上だが、中3では中学が全体的に伸びて中等に肉薄、各校の上位者はほぼ拮抗するという。中学部と中等教育学校の差異を岡田氏に聞いた。

 「最低3時間は要する『週末課題』を粘り強く、地道に演習できる子は中等向き。クラブ活動も一生懸命取り組みたい、考える力をしっかり身に付けたいなら、中学校が合うと思います」

 男女別学の女子部は、高3になると男子と同じ授業を受ける。国語担当の岡田氏は、女子は発言力があり、アグレッシブという。早くから女子部に「理数コース」を設けた先見性に、あえて男女差を作らない校風がうかがえる。

 「伝統として理系志望者が多く、進路指導も男子と同じですから『理系』のキャリアをごく自然に考える女子生徒が多い。教員も彼女たちを将来『社会に出て働く女性』として接する。男女の役割分担もなく、将来も同じ方向を向いているからこその別学なんです」

伝統の「リーダー教育」
人間関係力が桐蔭の魅力

 卒業生である岡田氏の在学時代にも行われていたのが「リーダー教育」だ。

 「組織では1、2人しかリーダーになれない。他の人間がリーダーにどういう態度を取るべきか。『リーダー教育』とはリーダーシップとフォローシップ両方を学ぶこと。全校挙げて、さまざまな行事とつなげて取り組んでいます」

 同校の文化祭(鵬翔祭・鶯鳳祭)は中学と高校で別開催だ。中学生もリーダーを推挙し、別の場面ではフォローにも回る。女子は力仕事も自分たちでこなす。教員は生徒の自主性に任せる、と思いきや「つい手を出して一緒に作業してしまう」と岡田氏は笑う。幼稚園児から大学生まで、緑深い広大な敷地で共に生活する。マンモス校というより家庭的な柔らかい空気を感じる。入学後、保護者は「多くの先生が一人ひとりを見てくれる」教員の手厚さに驚くようだ。「到達するのが学習の基本」とし、定期考査で「未到達」の生徒には補習・課題提出・追試験を行い、全生徒が7割以上習得するまでフォローが続く。毎日提出の「学習時間調査」では、担任が生徒のタイムマネジメントにコメントを入れ、生活から見守る。

 「桐蔭の先生方は人間味があって、私はとても好きでした。生徒対応や授業は教員の自由度が大きい。特に内進生は大人に壁がなくて人懐っこい。人間的な濃いつながりが桐蔭一番の魅力」

 岡田氏は、考える授業とICTの融合に挑む40代〜20代の若手教員チームが新しい一貫校を創ると力強く語る。

 「教員がいろんなことをやってくれると期待しています。『世界に貢献する人材を育て、伸ばし、鍛える』桐蔭の教育はブレずに『考える教育』の軸を確かなものにしたいと考えています」

 
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