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中学・高校受験:学びネット

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仙台城南高等学校

 
  大学と接続した7年間の一貫教育で
宮城県のICT教育をリードする
宮城県随一の私立高校を目指し、昨年春、東北工業大学高等学校から「仙台城南高等学校」へと生まれ変わった同校。「大学と接続した新しい学びの創造」をスローガンに掲げ、東北工業大学と接続する7年間の教育で、スペシャリストの育成を図っていく。卒業後は希望すれば全員同大学へ進学できるシステム作りも検討中だ。さらに「グローバル教育」と「ICT教育」を教育内容の二本柱に設定。宮城県のICT教育を推進研究する専門部会の中核的な実践研究校として、時代の最先端をいく教育が展開されることになった。

校 長: 久力 誠
住 所: 〒982-0836 宮城県仙台市太白区八木山松波町5番1号
電 話: 022-305-2111
交 通: JR「仙台」駅西口バスプールから11番(市営バス)緑ヶ丘三丁目行、八木山南・西高校行、動物公園循環(愛宕大橋経由)。12番(宮城交通バス)動物公園松ヶ丘経由JR長町駅東口行、いずれも「八木山神社前」下車徒歩3分
学生数: 938名 (2014.7.1現在)
ホームページ: http://www.sendai-johnan.ed.jp/

 

東北工業大学で研究を体験
ICT教育の実践研究校にも

 「昨年は大学との連携が一層進んだと感じています。本校の生徒が東北工業大学で研究活動を経験する『アカデミックインターンシップ』では、『このまま研究室に残ってほしい』というお褒めの言葉もいただきました」

 そう嬉しそうに話すのは仙台城南高等学校の久力誠校長だ。

 同校は「特進科」「探究科」「科学技術科」の3学科があり、昨年、探究科と科学技術科の生徒が同大学の研究室で研修を行った。この「アカデミックインターンシップ」は今後も継続していく予定。来年には科学技術科の3年生が同大学で学ぶ「科学技術研究」も実施する。基礎研究に近い勉強をすることで、大学での学びにスムーズに入れるようにするのが狙いだ。

 科学技術科の4コース「メカトロニクス」「情報通信」「情報デザイン」「電力技術」は同大学の各学部に対応しており、大学に進学すれば7年間の一貫教育が実現する。同校の生徒は希望すれば全員、東北工業大学へ入学できるシステム作りも検討されている。

 グローバル教育とICT教育は仙台城南の大きな魅力だ。平成26年6月、宮城教育大学・東北工業大学・宮城県教育委員会の3者が連携・協力し、ICT教育を研究する「みやぎのICT教育研究専門部会」が発足。同校はその中核的実践研究校となった。教員でつくる5つの研究グループに宮城教育大学の教授が助言者として入り、ICT教育の効果的な利用方法を研究する。そのために全館のWi-Fi化と全教室にデジタル黒板機能を持つプロジェクターの設置を完了した。

グローバル=英語だけではない
iPadでプレゼン力が
格段にアップ

 グローバル教育もパワーアップしている。海外研修旅行は、今年から特進科はシンガポールへ。探究科・科学技術科は2年前から台湾に行っており、台湾の大学へ留学生も送り出している。

 グローバル教育推進室長の鈴木秀之先生は「台湾での一番の思い出は学校交流。現地の高校生と一緒に授業を受けるのですが、英語が堪能な現地の生徒に刺激を受けているようです」と話す。探究科の2年生は選択科目として中国語も選択可能。中国文化に興味を持つ生徒も増えている。

 推進室の一員で、地理教諭の伊藤恵先生は海外29ヵ国を探訪した経験の持ち主。現地で感じたことをダイレクトに伝える授業スタイルが生徒に好評だ。この夏にはJICAの教師海外研修メンバーに選ばれ、ルワンダに行く。

 久力校長は「グローバル教育=英語だけではなく、あらゆる場面で世界に対する好奇心を持てるように体験の質を変えていきたい」と語る。今後は単位交換ができる姉妹校づくり、スーパーグローバルハイスクールの指定を視野に入れて活動していく。

 すでに1、2年生全員がiPadを持ち、授業で活用している探究科。探究学習のテーマは「ことば」「水」「未来」。そこから課題を決めて、グループで研究を進める。

 探究科科長の鈴木堅一郎先生は「コミュニケーションを円滑にするための言葉遣いや仙台の名産物を使った地域活性化といったテーマを決め、活動しています。この探究学習が学力の向上と将来の進路の目標達成につながるよう、指導していきたいですね」と話す。

 今年度からICT教育推進室長も兼任する千葉俊哉先生は「iPadを導入してから、プレゼンテーション資料の作成能力、加えて発言力が格段に高くなりました」と話す。

 iPadでは容易に資料をまとめることができるが、稚拙でもそれなりの形に仕上がってしまうこともある。「ですので、自分が考察したことをどう表現し、相手に伝えるか、話す力に重点を置いて指導しています」と千葉先生。さらにデジタル教科書を使った授業も活発に行っていく予定だ。プリント類をデジタル化することでカラー画像を入れたり、動画を埋め込んだり自作のデジタル教科書も考えている。

 7月中旬からは、ベネッセコーポレーションの校内SNSシステムを全教員・生徒間で使い始める。クラスや部活動、委員会の連絡などもこれで行う予定で、「学校というソーシャルな場で使うことで、SNSの正しい使い方を学んでほしいですね」と千葉先生は話している。

 科学技術科では、大学教授を招いての出前授業や大学の設備を借りての実習に力を入れていく。今年度より「電気主任技術者(国家資格)の養成課程」の認定を受けた同校。この実習の一部は東北大学工学部の設備を使って行う。科学技術科長の奥田昌史先生は「資格講習会では企業の方にも実習をお願いし、大学はもちろん、企業との連携もうまく図っていきたい」と話す。

 情報デザインコースの生徒は地元の老舗菓子店とコラボし、七夕シーズンに販売する商品のパッケージデザインを手掛けた。この商品はこの夏、期間限定で販売される予定だ。

大学との接続、グローバル教育
ICT教育を三位一体で

 今年、同校は新しい教職員12人を迎えた。「力のある先生方が本校の教育方針に賛同し、集まってくれました」と久力校長。パッケージデザインの企画は、今年着任した情報デザインコースの大出光一先生の橋渡しで実現した。特進科には東大合格者を多数導いてきた経験を持つ鎌田弘之先生が着任。「非常に面白い人材が集まりました」と久力校長は満足そうだ。

 「大学との接続、グローバル、ICT教育。この3つがセットになって進んでいくのが理想です。それに向かって1歩ずつ進んでいると感じています。新しい校名になってから1年。常にチャレンジを続けながら中身を充実させ、宮城県随一の私立高校を目指していきます」と久力校長は話している。

 
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