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中学・高校受験:学びネット

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佼成学園女子中学高等学校

 
  平成26年度から文科省が定める
スーパーグローバルハイスクール指定校に
新カリキュラムでグローバルな人材を育成
英語で授業を行う「イマージョン教育」や特進留学コースにおけるニュージーランド留学などが評価され、「英語の佼成」として浸透している佼成学園女子中学高等学校。平成26年には文部科学省が定める「スーパーグローバルハイスクール」に指定され、平成27年からモデルクラスとして、スーパーグローバルクラスを新設する。世界に通用する「グローバルリーダー」を育成するために、英語力はもとより国際的知識や柔軟な価値観形成にまで踏み込んだ、これまでより一歩進んだグローバル教育を進める。

校 長: 山内 日出夫
住 所: 〒157-0064 東京都世田谷区給田2-2-1
電 話: 03-3300-2351
交 通: 京王線「千歳烏山」駅下車徒歩6分/小田急線「千歳船橋」駅から京王バス利用(約15分)「南水無」下車徒歩3分/小田急線「成城学園前」駅から小田急バス利用(約20分)「千歳烏山駅」下車徒歩6分
学生数: 中学校 142名
高等学校 604名 (2014.7.1現在)
ホームページ: http://www.girls.kosei.ac.jp/

 

スーパーグローバル
ハイスクールとして
国際的な人材の育成を目指す

 英語教育が盛んなことで知られる中高一貫校、佼成学園女子中学高等学校が、平成26年3月28日に、文部科学省が定める「スーパーグローバルハイスクール」(以下SGH)に指定された。SGHとは、将来、国際的に活躍できるグローバルリーダーの育成を目的に、質の高いカリキュラムの開発・実践やその体制整備を進める高校を文部科学省が指定し、研究費を上限年間1,600万円支給するもの。平成26年度から新規に始まり、指定期間は5年間。SGHの指定校は全国で56校だが、都内の女子高では本校を含め、お茶の水女子大学附属高等学校など4校のみ。全国でも女子高は他に2校しかない。男子校では、筑波大学附属高等学校や早稲田大学高等学院など、そうそうたる学校が指定されている。

 「本校はこれまでにも留学制度を採り入れるなど、英語教育に積極的に取り組んできました。しかし、英語はツールにしか過ぎません。英語プラスαの力を持つグローバルな人材を育成するために、SGHの指定校になることを目指しました」と江川昭夫教頭。

 SGHの指定校に選ばれるためには、これまでの教育活動の実績を踏まえた計画性の実現性や発展性、継続性の評価により審査される。今までの実績だけでは評価の対象にならないが、実績に基づいた計画の実現性が問われるのである。同校は、「英語の佼成」と呼ばれるほど英語教育に積極的で、そういった素地があったからこそ指定校になれたと言える。

英語に秀でることで
他教科の学力の
底上げを図る

 同校の英語に特化した教育の代表格が、中学で行う「イマージョン教育」と呼ばれるもので、音楽と美術の授業を英語のみで行う。留学制度も採り入れ、今年度入学生から中学3年の3学期に催行するニュージーランドへの修学旅行では、希望すればそのまま残って3ヵ月間留学できる。また、高校では2年の夏休み前にイギリスに修学旅行に行き、希望者はそのまま残留し、1ヵ月間留学ができる。高校で「特進留学コース」を選択する生徒には、高校1年の1月から高校2年の12月まで1年間、ニュージーランドに留学することが義務付けられている。

 「英語を使わざるを得ない英語圏への留学制度を各種設定することで、『使える英語』を身に付けさせることができるのです」と江川教頭。

 こういった取り組みが功を奏して、中学卒業までに7割以上の生徒が英検準2級を取得、高3卒業時には、英検1級合格者も4年連続、輩出しているという。

 なお、中学3年2学期までに中学の学習内容を終えるよう教育課程を組んでいるため、「中学3年次で3ヵ月も留学すると、英語以外の教科がおろそかになるのでは?」という心配は無用だ。また、特進留学コースで1年間の留学から帰国した直後の高2の3学期に、足りない学力を補うための集中講義を行うため、国内の大学受験にも対応できている。

 「英語を秀でた教科にして、その教科を軸にして他の教科の学力も底上げされる、というのが本校の教育方針です」

 受験では、海外の大学のほか、国内では上智大学や津田塾大学などの英語に強い大学、そしてGMARCHにも毎年多数の合格者を輩出している。

海外の大学への
進学を視野に入れ
卒業後もサポートを行う

 こうした取り組みをもとにカリキュラムを組んだのが、平成27年度から生徒を募集する「スーパーグローバルクラス」。従来からある「特進文理コース」内に設置する。定員は30名で、15名を推薦入試で、15名を一般入試で募集する。スーパーグローバルクラスでは、英語力はもとより、国際的知識や柔軟な価値観形成にまで踏み込み、これからの国際社会で求められる「知的基盤の醸成」と「フィールドワークを通じた多民族社会における平和的発展」の研究を進める。これまで掲げてきた「英語力」と「異文化理解」という研究テーマに加えて、「国際知識」「社会行動能力」「フィールドワーク」「プレゼンテーション」「キャリア形成」という5つの研究テーマを設定し、SGH事業を展開する。そして、これら研究テーマを実践するために、「異文化理解」「国際文化」「特設英語」「キャリアプランニング」という4つの学校設定科目を新たに教育課程に盛り込む。高校2年ではタイを、高校3年でロンドンを拠点として現地の大学に短期留学し、最終的には海外の大学への進学を目標とする。海外の大学は9月入学が多いため、本校を3月に卒業した後も秋までフォローを行い、キャリアプランニングをネットを中心に利用し、学習できるシステムの導入を考えている。

 スーパーグローバルクラスの入試では3教科だけではなく、5教科の総合力を見る。必ずしも英語の成績が抜群に良くなくてもいい。なぜなら、スーパーグローバルクラスの最終目標は、英語力の向上だけでなく、海外で通用するバランスの取れた教養を身に付けることだからだ。ちなみに、スーパーグローバルクラスの面接試験は、ネイティブとの英語によるやりとりを想定しており、これで英語力を見るのだという。

 江川教頭の考えでは、グローバルな人材とは「自分の実力を海外や多民族の中でも発揮できる人」とのこと。自分の慣れた環境では、いつも通りのパフォーマンスを発揮できても、異文化の中では埋もれてしまうことのないよう、多文化受容力を育成するのが本クラスの狙いだ。

 
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