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中学・高校受験:学びネット

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智学館中等教育学校

 
  学校の伝統をつくった第一期生が難関大合格
世界で通用する学力と自主性を伸ばす
2008年に開校、この春6年目を迎え、初めての卒業生を送り出した智学館中等教育学校。卒業生は筑波・早稲田・上智・中央と難関大学に次々と合格。同校が掲げてきた教育理念「世界的視野で考え、行動できる人材の育成」を見事に実現させた。
同校では学力だけでなく、自ら考え、問題を解決する自主性・主体性を伸ばすことも重視。第一期生は少人数制指導のもと、探究型学習「智学館メソッド」による手厚い教育を受け、たくましく成長し、巣立っていった。

校 長: 山田 骼m
住 所: 〒310-0914 茨城県水戸市小吹町2092
電 話: 029-212-3311
交 通: JR常磐線「水戸」駅から茨城交通バス約30分「智学館中等教育学校」下車、JR常磐線「赤塚」駅から茨城交通バス約15分「智学館中等教育学校」下車/スクールバスはJR常磐線「水戸」駅および「赤塚」駅から運行
学生数: 215名 (2014.3.1現在)
ホームページ: http://www.tokiwa.ac.jp/~chigakukan/

 

夢に向かって難関大学へ
世界を舞台にした仕事に

 山田骼m校長は「25年度は本校にとって、初の卒業生を出す完成年度。生徒が果敢にチャレンジをして、このような大学合格実績を出せたことを嬉しく思っています」と話す。

 将来は人の役に立つ仕事に就きたいと、弁護士を目指しているのは6年次の常井聖也さんだ。この春、中央大学法学部に自己推薦入学試験で合格。試験ではグループディスカッションと講義理解力試験が行われたが、普段の授業で鍛えられたことが、合格に導いてくれたと感じている。

 「先生方は生徒の発言を引き出し、その中で自分の考えをまとめさせる授業をしてくれていました。他にも生徒会会長を務めたり、ディベート大会に参加したりしたことが、成果につながったと思います」

 常井さんたちは第一期生。何事も前例のない中で、学校行事に取り組んだ。

 「僕たちが主体となって行事を企画し、それを先生方がバックアップして盛り上げてくれました。6年間伝統をつくる活動ができたことは、大学に行っても社会に出ても役に立つ経験だと感じています」

 小沼里奈さんは推薦入試で筑波大学社会・国際学群国際総合学類に合格。将来は国際公務員を目指している。中国・オーストラリアでの留学経験があり、「世界にはまだ紛争が残っている地域も多い。国際的な調停にかかわれる国際公務員になりたいと考えています」と話す。

 推薦入試では、自分の意見を英語で論述したり、高いレベルの読解力が求められたりした。

 「普段の授業やEnglish Dayでのディベートなどが、役に立ったと思います」と小沼さん。

 同校では、全校を挙げて、英語力の成果を発表する「English Day」という行事を行っている。1年次の英語の暗唱から始まり、2年次以降は英語劇やディベート等、学年が上がるにつれて難しい課題にもチャレンジしている。

 主体性にあふれ、純粋に自分の目標に向かって進んでいる常井さんと小沼さん。「人間の尊厳を大切にし、世界的視野で考え、行動できる人材を育てる」という智学館の教育理念が、二人の成長ぶりに見事に表れていた。

 こうした先輩の姿に下級生も刺激を受けている。智学館流合宿(新入生オリエンテーション)では、6年次の生徒が企画し、学校を紹介するイベントを開催。応援団によるエールもあり、先輩たちが熱い6年間を過ごした学校に入学したのだと決意を新たにした。

 4年次生は、アメリカ東海岸へ海外研修旅行に行った。「最初は戸惑っていた生徒も、最後には積極的に会話ができていたようです。将来は大学で経済を学び、世界で働きたいという夢を抱いた生徒もいました。日本だけでなく、世界で通用する力を付けさせてあげたいですね」と中根節男副校長は話している。

校内にあふれる英会話
好奇心を刺激する理科授業

 こうした生徒が育っている理由は、智学館メソッドである「なぜ」を出発点にした探究型の授業にある。同校の教育目標は「グローバルマインド」「サイエンティフィックマインド」「ソーシャルマインド」の3つ。この「グローバルマインド」を実現させるのが、独自の英語教育だ。

 同校の英語教育は、慶應義塾大学環境情報学部の田中茂範教授がプロデュース。実践的英語力を身に付けるため、普段から英語を使いながら学ぶ「Learning by Doing」を徹底している。英語科の森本先生は田中教授の教え子でもある。

 授業はもちろん英語だが、教師の発言は少なく、生徒同士で意見交換をするのが智学館のスタイル。また自分たちで調べて英語で発表する「プロジェクト型学習」も重視。日常的な英会話の機会も数多く用意されている。

 「それにはネイティブの英語教師『NET』の3人の存在も大きいですね」と森本先生。朝、登校時には必ず校門の前で生徒たちと英語であいさつを交わし、ランチタイムや部活動も生徒たちと一緒に活動をする。英語で会話することが当たり前の学校生活の中で、実践的な英語力を身に付けている。

 「サイエンティフィックマインド」を育てているのは理科の授業だ。同校では前期(1〜3年次)から物理・化学・生物・地学の4科目に分けて授業を展開。科目間での関連を大事にしながら授業を行っている。

 「人間は生物ですが、心臓から血液を送り出すのは圧力で物理、血液成分は化学の分野であることなど、つながりを持たせて学習するようにしています」と、理科の穂積先生。実験や観察の機会も多く設け、アスピリンなど医薬品をつくる実験や森林におけるフィールドワークなどを行っている。

 進路指導部の宮田先生は「6対4の割合で、理系への進学を選ぶ生徒が多い。本校の生徒はセンター試験後の二次試験に強いと思います。好奇心旺盛で、論理的に物事を考えるのが得意。研究者を目指している生徒もいます」と話す。

 高い指導力を持った教師が、生徒の湧き上がる好奇心を大切に育て、自ら考え行動する自主性・主体性のある人間へと成長させていく。開校から6年。立派に巣立っていく卒業生を見て、先生たちは確かな手応えを感じているようだ。

 山田校長は「本校がこれまでやってきたことは、スーパーグローバルハイスクールに当てはまると感じています。今後はSGHに指定されるようにチャレンジしていきたいですね」と話している。

 
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