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中学・高校受験:学びネット

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千葉商科大学付属高等学校

 
  難関大学進学・資格検定合格・人間力育成 求める進路を実現する幅広い指導
新学部設立で注目を集めている千葉商科大学の付属高校であり、他の難関国公立・私立大学への進学も可能な、幅広い指導を行う千葉商科大学付属高等学校。大学合格を目指す知識とともに、企業との連携による実社会での企画・プレゼンテーションを競う企業クエストでの人間力の育成や、簿記・ワープロ・商業経済などのさまざまな検定資格も入手できるということで、毎年定員充足を果たしている。

校 長: 森 久人
住 所: 〒272-0835 千葉県市川市中国分2-10-1
電 話: 047-373-2111
交 通: JR総武綿「市川」駅・京成線「国府台」駅より京成バス約18分・バス停「国立病院]下車徒歩8分、北総線「失切」駅より徒18分
学生数: 1,017名 (2010.07.1現在)
ホームページ: http://www.hs.cuc.ac.jp/

 

大企業がサポートする新学部設立の
千葉商科大学へも進学率アップ

 将来の就職に有利な資格取得や、大学進学への道が開ける幅広い指導で注目の千葉商科大学付属高等学校。この不況や少子化で全国の私学が厳しい状況に置かれている中で、数年間定員充足という誇らしい結果を挙げている。

 理由のひとつが大学合格実績だ。近年、国立大学や早稲田大学に合格生を輩出しており、今後は難関国公立・私立大学に現役合格生をコンスタントに輩出したいと、指導にも熱が入っている。以前は付属である千葉商科大学への進学が多かったが、幅広い選択肢から進学先を選べるため、今では他大学への進学率のほうが高くなっている。

 「ただし、現在の3年生は、千葉商科大学への進学希望者が、昨年に比べると増えています。昨年より新しくサービス創造学部が誕生したことが、大きな原因でしょう」と、遠藤行巳副校長は語る。
このサービス創造学部は、個人向けサービス・家庭向けサービス・企業向けサービスという、あらゆるサービスの分野を網羅した「公式サポーター企業」と提携して、講義を組み立てており、40近い公式サポーター企業は、ロッテマリーンズ・JTB・サマンサタバサ・ニトリといった大手企業がほとんど。無論、卒業生はそこへの就職も期待できるとあって、人気が高まっている。千葉商科大学付属高等学校では、この学部を含む千葉商科大学はもちろん、他大学に関しても良い情報を続々と生徒に提示、より良い進学先を選択できるようサポートしているのだ。

さらに良い指導を目指し
日々進化する特徴ある指導

 入学時に生徒が選択するのは、難関大学合格を目指す普通科(特別進学クラス・進学クラス)か、資格と経済系大学合格の双方を目指す商業科(商業クラス)。商業クラスでは、在学中に日商簿記検定の1級取得を目指しながら、ワープロ実務や商業経済検定を受験。大学在学中に公認会計士をねらえる能力を付けていく。

 難関大学へ高い合格実績を誇る特進クラスでは、従来、現役大学生によるチューター制度や予備校講師の出張ライブ授業などを行ってきたが、今年度よりその一部を中断することとなった。理由は『生徒からの要望』。生徒の意識向上と同時に、教員の意識改革も行ったため、指導力のレベルが目覚ましく伸び、生徒が現役大学生や予備校講師よりも、教員に指導をしてもらいたいと声を上げたのだ。遠藤副校長はこの状況を、「すべていきなり取り止めにしたのではなく、チューター制と予備校講師の授業の一部を停止した状態です。教員の中には、指導方法を研究するために予備校へ学びに行った者もおり、生徒もその姿を見て、信頼を深めていった結果でしょう」と分析している。

 特徴ある教育は他にも多い。千葉商科大学とは高大連携授業だけでなく、専用ケーブルでつながったIT教育も導入。高速回線の使用で、多くの情報を素早く得ることに成功し、トップレベルの環境で教育を実践している。また、複数企業と連携し、企業より発信されたミッションに対して、生徒同士のチームで対応、ミッションを実現できるプログラムを組み、プレゼンテーションを行うという、企業クエストは続行中。今年2月に実施されたクエストエデュケーションカップ2010全国大会には、3つのチームが出場し、その中で1年生のチームが、森永製菓審査員特別賞を受賞するという輝かしい結果を得て、将来の社会人となる自信を付けている。一方で、心の教育には『エゴグラム』と呼ばれる最新型の性格診断を取り入れて、自己発見と改善による成長を促している。

 どの教育にも基本にあるのは友情・協調・自立などの人間性の成長。グローバルな世界で活躍できる力と心を合わせ持つ人材が、日々育成されているのだ。

生徒たちに最高の環境を
学習以外の施設・設備も充実

 人間性とたくましい体の成長という意味では、クラブ活動も見逃せない。2007年に誕生した新しいクラブハウスでは、野球部・ソフトテニス部・弓道部が広い敷地で積極的に活動している。他にも陸上部やバスケット、バレー、卓球といった体育系クラブだけでなく、写真部・吹奏楽部・美術部などの文化系クラブも多い。全科完全共学となったのがわずか2年前の2008年からとは思えないほど、どのクラブでも男女生徒が息のあった活動を続けているのだ。

 「彼らがのびのびと活動できるように、校内の芝を大学と同じトップレベルのものにしています。それだけでなく、子どもたちがケガをしないための予防策として、タイヤチップやカラーチップなどの衝撃防止剤も取り入れました。最上の環境で最高の学生生活が送れるように、こういった部分にも心を砕いているのです」

 生徒の能力開発と精神的向上を目指し、日々躍進を続ける千葉商科大学付属高等学校。次はどのような展開を見せるのか、目が離せない学校である。

 
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