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中学・高校受験:学びネット

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常翔学園中学校・高等学校

 
  難関国公立・私立大学への合格実績が飛躍的に伸びた
2022年に創立100周年を迎える特色教育先進校
 今春も、国公立大学合格者(大学校を含む)は134名、関関同立合格者は340名と、昨年に続き過去最高の合格者実績を上げている常翔学園中学校・高等学校。大阪工業大学、摂南大学、広島国際大学の3大学と、同じく中高一貫校・常翔啓光学園中学校・高等学校とで構成する学校法人常翔学園グループの一員だ。系列3大学には合計18学部44学科あり、そのスケールメリットを生かした特色ある教育プログラムで、この10年間、進学校としての知名度をめきめきと上げている。入試広報・渉外担当教頭の根来和弘先生にその躍進の要因を聞いた。

校 長: 北尾 元一
住 所: 〒535-8585
大阪市旭区大宮5丁目16番1号
電 話: 06-6945-4436(入試部)
交 通: 大阪メトロ「千林大宮」駅、
「太子橋今市」駅より徒歩12分、
大阪シティバス「大宮小学校前」より徒歩3分
生徒数: 中学校400名
高等学校1,806名
ホームページ: https://www.highs.josho.ac.jp/

 

難関大学への合格実績を上げた要因
『常翔スタディスタイル』の学び

根来 和弘 教頭

 1922年(大正11年)に創設した関西工学専修学校を淵源とした常翔学園中学校・高等学校。10年前に中学校を開校し、中高一貫教育を実践している。近年は難関大学の合格者数を伸ばし、今年も昨年を上回る実績を上げた。京大1名、阪大4名、神戸大8名を含め、国公立大に134名(大学校を含む)。早稲田大・慶応義塾大など、難関私大へも合格者を出し、関関同立には340名が合格。

 この急伸の理由を入試広報・渉外担当教頭の根来和弘先生は「難関大を目指すコースをつくったのが2009年。その後、2011年に中学校を開校し、目標の高い生徒をしっかり教育できる基礎をつくり、ここ数年で国公立大学進学を支援するノウハウが確立した。その一つが『常翔スタディスタイル』。学習の習慣付けを徹底指導しています」と話す。

 毎日行う「モーニングテスト」、月水金の放課後に行う「学習タイム」、長期休暇前後に行う「季節講習」など、自ら学ぶ姿勢を身につける『常翔スタディスタイル』。英単語や計算問題に取り組む「Daily Work」「Weekly Work」も実施。テストで基準点を取れない生徒や欠席が多い生徒には「フォローアップ補習」を。英検、漢検など検定のサポートも手厚い。加えて、教員の熱心な姿勢が進学実績につながっていると分析する根来先生。

 「ホームページの動画を見てください。新型コロナウイルスの影響で休校になったとき、生徒に元気を送りたいと教員がつくりました。生徒への愛がある。これが本校です」

同一法人内大学で最先端の研究を体験
未来が見つかる特色教育の先進校

北尾 元一 校長

 同校の学びは受験対策にとどまらない。特色教育といわれる教育プログラムを多数用意し、大学のその先にある社会で活躍できる人材を育成している。

 なかでも「常翔キャリアアップチャレンジ」は独自のキャリア教育だ。中学では4つのプログラムを用意。「大学体験プログラム」は、同一法人内大学で最先端の研究を体験できる。

 また「サイエンスプログラム」は、淀川の水質調査や太陽エネルギーの観測などを行う科学分野のアクティブラーニング(AL)。AL型授業は、中学では開校以来、高校では14年前から実施。先進的な取り組みに、全国から視察があるそう。

 「探究プログラム」は、社会探究と人物探究があり、前者は身の回りの課題を見つけ解決に導くグループワーク、後者は日本経済新聞のコラムを教材に著名人の足跡をたどり、ドキュメンタリー作品にまとめたり、自分史をまとめる取り組みだ。探究学習の祭典「クエストカップ全国大会」でグランプリ受賞の実績も。「英語コミュニケーションプログラム」では英会話力を研鑽している。

 「〝過去を知らずして未来は語れない〞。人物探究で過去の自分を文章にまとめ発表します。中3で今の自分を知り、将来どんな分野で活躍したいかが見えてくる。そこから、目指す大学・学部を決めることが受験においても重要です。今後の社会は、学力だけでは通用しない。多彩な教育プログラムを通じ、目標意識を持ってほしい」(根来先生)

探究心を深めるガリレオプラン
ICT教育にも実績あり

 難関国公立大を目指す「Ⅰ類」と、国公立大や難関私大、同一法人内大学を目指す「Ⅱ類」がある中高一貫コースに加え、高校から入学する生徒には4つのコースを用意。

 難関国公立大を目指す「スーパーコース」は、週38時間授業に加え予備校講師による特別講習も実施。「特進コース」は、高2から国公立大と難関私大の進学別にクラスを分け、受験対応力を養成する。「薬学・医療系進学コース」は、物理や化学などの演習時間が多く、同一法人内大学の医療系学部で高大連携授業を実施。「文理進学コース」は、部活動と大学進学の両立を目指す。

 高校のキャリア教育も多彩だ。高1では、「企業探究学習」で課題解決学習(PBL)に取り組む。有名企業9社から出された課題をチームで解決に導くのだ。

 高2では、物理や化学など8つのゼミに分かれて、同一法人内大学と連携し研究・発表、論文にまとめる科学探究授業「ガリレオプラン」が人気。また海外から若者を招き、歌やダンスのショーを制作する「ザ・ヤングアメリカンズ」も好評だ。

 ICT教育においても先進的だ。2017年から1人1台タブレットを持ち、オンライン授業を実践。休校期間中もホームルームや授業をオンラインで行い、生徒と教員のコミュニケーションもスムーズに行われた。

3つの要素を持つハイブリッド校
2021年には新校舎が誕生予定

 同一法人内の3大学に合計18学部44学科があり、そのスケールメリットを生かした多彩な授業を受けられる同校。中学生で、大学の研究機器に触れられるのも貴重な体験だ。生徒の満足度も高い。設備面でもメリットがある。図書館は多彩な蔵書が5万冊あるが、3大学の図書ともネットワークで結ばれており、合計100万冊の検索が可能だ。

 学校生活を支える学びの環境も整っている。メイン校舎は12階建てで、自然あふれる淀川や北摂の山を一望できる。校内には、東京大学から分譲されたニュートンゆかりのリンゴの木が植えられ、高さ29メートルのフーコーの振り子、多面体オブジェも設置。生徒の知的探究心をかきたてる。焼き立てパンや豊富なメニューを提供するレストランも人気だ。

 また、担任が約3週間おきに全生徒の保護者に電話をかけ、生徒の様子について情報交換する、JPC(JoshoParent Communication)は保護者に好評。学校生活のトピックや連絡事項もメール配信。丁寧な対応が口コミで広がり、入学希望者は毎年定員をオーバーしている。

 進学校でありながら、特色教育の先進校でもあり、同一法人内大学の学びを生かす中高大連携実践校と3つの要素を持つハイブリッドな同校。2021年には新校舎が誕生し、翌2022年には学園創立100周年を迎える。これまで培ってきた学びのスタイルをさらに進化させるというから、今後の動向に注目したい。

 
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