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大阪産業大学附属高等学校

 
  国際科30年の集大成「グローバルコース」がさらに進化
挑戦する「偉大なる平凡人」たち
 昨年創立90周年を迎えた、大阪産業大学附属高等学校。建学の精神「偉大なる平凡人たれ」は、平凡な日常生活をきちんと送っていくことこそ偉大なことであると教えている。その精神のもと生徒たちは普通科「特進コースⅠ」「特進コースⅡ」「進学コース」「スポーツコース」そして国際科「グローバルコース」の5コースでそれぞれの目標に向けて学んでいる。中でも生徒たちが積極的に取り組んでいる「グローバルコース」について担当教諭・合田早加江先生に徹底取材を行った。

校 長: 平岡 伸一郎
住 所: 〒536-0001 大阪府大阪市城東区古市1-20-26
電 話: 06-6939-1491(代表)
交 通: 大阪メトロ長堀鶴見緑地線「今福鶴見」駅より徒歩7分
大阪メトロ今里筋線「新森古市」駅より徒歩7分
大阪シティバス「鶴見六丁目」より徒歩すぐ
京阪本線「関目」駅より徒歩15分
生徒数: 2,149名
ホームページ: http://www.osaka-sandai.ed.jp/hs

 

多彩なプログラムで
自主的・主体的に学ぶ

グローバルコース
担当教諭
合田 早加江 先生

記者 グローバルコースには7つの魅力があると聞きました。1つ目のオンライン英語学習システムについて教えてください。

合田先生 語学実習室のコンピュータはオンラインで英語が学習できるようになっており『クラウドコンピューティング』に生徒がアクセスして、教材を選べます。授業中の学習を自宅のコンピュータで引き続き行えるので、自発的に取り組むようになります。今年度からは更に、リクルートの『スタディサプリイングリッシュ』を取り入れました。「聞く」「話す」のトレーニングをスマホやタブレットでもできるので、楽しんで取り組んでいます。生徒たちの学習量を教師の方でもチェックできるので、例えばGTECの前でしたら、この1週間で一番取り組んだ生徒に表彰状を出すなどしています。モチベーションにもつながっているようです。

記者 2つ目の国際交流プログラムはいかがでしょう。

合田先生 外国人留学生との交流を1年次に5回、2年次に3回実施しているのですが、2年間で30ヵ国程の人とオールイングリッシュで話します。「話す」ということに抵抗がなくなり自信につながっていると思います。

 交流プログラムを年間を通してやっているのは珍しいと思います。2年間にわたって実施するこのプログラムでは英語だけでなく、話すということに関しても力がつき、入試で面接がある生徒にも自信になっているようです。2年生の修学旅行から帰ってきて最後の交流プログラムが終了するのですが、もっとやりたいという生徒が圧倒的です。

記者 3つ目はプレゼンテーション能力の伸長ということですが。

合田先生 総合的なコミュニケーション能力を高めるために、ネイティブ・スピーカーによる「English Presentation」の授業とともに、各授業においてもプレゼンテーションを重視しています。「イングリッシュ・カンバセーション」ではなく、「イングリッシュ・プレゼンテーション」なので、「会話」だけでなく英語で「自分の気持ちを話す」能力が高まります。

――それについては、アメリカ修学旅行から戻ったばかりの平岡伸一郎校長が旅行中のエピソードを語った。

平岡 伸一郎 校長

平岡校長 出国の際、関空の搭乗ゲートでアナウンスをさせていただく機会があり、実際に本校の生徒が、一般客に向けて日本語と英語でアナウンスをしました。終わった瞬間拍手が沸き起こったほどの素晴らしいアナウンスでした。

合田先生 旅行に利用したデルタ航空の職業体験というプロジェクトで、このお話をいただいたときから、やりたいと手を挙げる子が殺到しました。予選会を行いましたが、皆熱心に文章を覚えたり、アナウンスの練習をしたりしていました。この時も『楽しそう』という子がほどんど。プレゼンの授業を受け、人前で話すことに積極的なのです。

記者 4つ目は「朝の学びの時間」=「あさがく」となっていますが。

合田先生 英語の早朝テストや、国語の評論問題に取り組んでいます。生徒たちは朝来たら単語帳や、問題集を開いて待っています。不合格の子に罰則があるわけでもないのに、自主的に取り組んでいますね。国語の評論も、ゴミや環境問題がテーマなので社会問題に対する意識も高まるようです。

記者 5つ目は放課後の希望者対象特別講座(90分)ですね。

合田先生 これに関しては、やらされるのではなく、学びたい子が自主的に残って受けています。大学進学へ向けて英語・国語の講座、英語検定・TOEFL・TOEIC対策などで、先生方も熱心に指導しています。日本人が日本語で教える授業、外国の先生の授業、パソコンを使用しクラウドでという選択もあります。

記者 6つ目の留学制度に関してはいかがでしょうか?

合田 希望者は規定に従いアメリカ合衆国オレゴン州ポートランドへ1年間、または3ヵ月間留学することができます。留学した期間も修得単位として認められるので、3年間で卒業できます。1年間の留学期間は2年生の8月から3年生の6月までで、先日その生徒たちが帰ってきたのですが、行く前と全然違っていますね。リスニングが飛躍的にアップするのはもちろんですが、積極的に意見を述べハツラツとした姿には驚かされます。入試に向かっての姿勢も変わってきますね。

記者 7つ目の関西外国語大学との高大連携プログラムですが。

合田 関西外国語大学との高大連携プログラムが春・夏各1回実施され、合わせて20名ほどの生徒が参加します。課題が大変なのですが、そのために学校に残ったり、朝早くから学校へ来たりして取り組む生徒もおり、すべてにおいて主体的ですね。英語だけ頑張るというのではなく、ダンスや美術など興味を持ったことを始める生徒も多く、自分で何かを始めるという雰囲気が国際科にはあると思います。国際科を30年続けてきた中で失敗を恐れない雰囲気ができてきた。その中で誕生したグローバルコースだからこそ、子どもたちが積極的に取り組めるのだと思います。

私立だからこそできる環境で
満足度の高い学校生活

合田先生 普段の授業から環境を整えることは、私立だからこそできること。入学してくる生徒がみな英語が得意というわけでもなく、できないとついていけないという雰囲気でもない。積極性と、楽しもうという気持ちがあって、英語が好きな生徒に来てもらいたいです。

平岡校長 グローバルコースの生徒は、中3時点で志望校を考える時に、グローバルコースに行きたくて産大附属を選んだという生徒が多い。その先の大学のことも考えて、来るべくして来ている子どもたちで、最初から調べて将来設計をしっかり持って入学してきています。併願で来た子どもたちも、3年生になって「産大附属に来て良かった」という生徒が多い。満足してくれているのだと思います。

 本校には5つのコースがありますが、コースが違えば中身が違う。同じ英語でも特進とグローバルでは違う。コースの独自性を出し、生徒一人ひとりが3年間に満足してくれている。先生方が、きめ細かく生徒を見て育てているおかげだと思います。

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 今春初の卒業生を送り出した「グローバルコース」。関西学院大学、関西大学、名古屋外国語大学をはじめ、高大連携で関西外国語大学へは18人、産近甲龍や摂神追桃へ入学を果たした。

 生徒が楽しんで学ぶ様子に、学校全体の明るい雰囲気が表れている。4年目を迎えたグローバルコースは、今後ますます進化していくことだろう。

 
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