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中学・高校受験:学びネット

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京都橘中学校・高等学校

 
  東京大学への合格者を輩出し、快調な進学実績
世界から注目を集める吹奏楽部の活躍
明治天皇を奉る伏見桃山陵。その緑豊かな丘陵地に隣接する京都橘中学校・高等学校。
校庭では野鳥のさえずりが聴こえる抜群の自然環境を持つ学校である。創立は1902年(明治35年)。自立と共生を教育理念に掲げている。近年は進学校としても成果を上げており、国公立大への合格者も多数輩出している。特筆すべきは、充実した学習環境と支援体制だ。全額無償の奨学金制度や充実の進学特別講座、生徒に授業アンケートを取り、結果を授業力向上に反映していくシステムなど、独自の制度が揃っている。進化を続ける京都橘の今を取材した。

校 長: 三輪 欣之
住 所: 〒612-8026 京都市伏見区桃山町伊賀50
電 話: 075-623-0066
交 通: 京阪宇治線「桃山南口」駅下車、西へ徒歩5分
JR奈良線「桃山」駅下車、東へ徒歩10分
近鉄京都線「桃山御陵前」駅下車、東へ徒歩15分
生徒数: 199名(中学校)
991名(高等学校)
ホームページ: http://www.tachibana-hs.jp/
※京都橘の生徒の日々を発信する「橘の風」更新中!

 

難関大学合格を支える手厚いサポート受験勉強とクラブの両立も可能

 今春、京都橘はうれしいニュースに沸いた。東京大学への合格者が出たのである。2011年以来の快挙を成し遂げた。「東大に合格した生徒は昨年、非常に惜しいところで不合格だったのですが、大変な努力をして、今年は見事に合格を勝ち取りました」と三輪欣之校長は目を細める。

 他にも大阪大2名、神戸大3名、広島大、滋賀大、京都府立医科大、大阪府立大などへも合格。医学部医学科へ4年連続合格、早稲田大にも6名が進学し、関関同立には3年連続で100名以上が合格している。近年、進学実績を伸ばしており、この春は国公立大への進学を目指す「Sコース」の4分の3が国公立大に合格という実績を残し、入学者も増えている。

 「4年前に『マスタープラン2022』という学園ビジョンの大きなフレームの中の「プラン1200」というプロジェクトに着手し、生徒を1200名に増やすことを目標に掲げました。おかげさまで、この春1190名にまでなりました。フェスティバルホールが狭くなったため、今年改築を予定しています」

 同校には4つのコースがある。まず、冒頭でも紹介した「Sコース」。少人数制で週36時間授業により5教科7科目受験に対応。加えて、数学道場などの特別講座もある。京大講座をはじめ各大学の過去問題を学ぶ講座もあり、志望校に合わせたマンツーマン指導を高1から行なっている。高2では東大をはじめとする大学や、JAXAなどの専門機関を訪問して進路指導も行なっている。週に1度、6限で終わる日を設けており、クラブ活動や生徒会活動にも参加できる。

 難関私大を目指す「Eコース」。特に力を入れているのが、探究活動。今後必要とされる思考力や表現力をつけるために様々な活動を行っている。実際の企業の課題を解決する企画を考え、プレゼンテーションを行なうことで、働くことの意味や経済活動も学んでいく。高1では希望者による8週間のニュージーランド留学制度も。現地の高校の授業に参加し、英語を学ぶ他、インターンシップとして病院や動物保護施設などでの体験を行なっている。

 クラブ活動や生徒会活動など、教科の学習だけでなく幅広い経験ができる「Aコース」では、AO入試や推薦入試に対応した個別指導を行なっている。このコースはクラブ加入率が92%で、クラブと勉強を両立する生徒が多い。以上の3コースは高2の段階で理系と文系に分かれ、志望進路に応じた学習を行なっていく。

 そして「Vコース」。難関の国公立大や医学部を目指す生徒のための中高一貫6年コースである。Vコースは今年度初めて適性検査型の入試を行なった。その効果もあり、洛北、西京、その他新設された南陽といった公立中高一貫校の併願者が数多く受験をし、学力層がアップした。「Vコースの生徒は、基本的な学習が中学3年間で身についており、とても優秀です。今後、大いに期待しています」

自学自習を可能にする充実の学習環境タイムマネジメントで生徒自身が学習管理

三輪 欣之 校長

 学習環境の面でも評価が高い。3万6000冊の蔵書がある図書館には、個別の学習ブースが整備されている。職員室の前には、ブラウジングコーナーという学習スペースも設けられ、分からないことがあれば、すぐに先生に質問ができる。

 勉強を自己管理するためタイムマネジメント(TM)も徹底している。生徒自らが学習時間や内容の計画を立て、それを実行し記録していく自学自習のためのツール「TM手帳」を用いている。

 加えて昨年、Classi(クラッシー)という学習支援ソフトも導入。教員と生徒、保護者が学習状況やテスト結果をパソコンやスマ―トフォンで共有し、やりとりできるようにした。しかし、長年使ってきたTM手帳を廃止せずに、両者を併用している状況だ。これは三輪校長が非常にこだわった点である。

 「デジタルを導入したから手書きのノートは不要ではないかという意見がありました。でも、私は書くことに大きな意味があると思っています。生徒が書いた文字の乱れや行間から、生徒の体調や心の変化を読み取ることができます。デジタルツールでは、それができない。いかに行間を読み取るかは、教員の育成にもつながる大事なことなのです」

2度目のローズパレード出場を果たし世界中の人気を集める吹奏楽部

 全国高等学校選手権大会に6年連続出場している男子サッカー部、インターハイ、春高バレーに19年連続で出場し、オリンピック候補の選手もいる女子バレーボール部など、全国レベルの強豪クラブも多い。

 加えて最近、その名を広めているのが吹奏楽部である。吹奏楽部は今年1月、アメリカのローズパレードへの参加を果たした。このローズパレードは毎年、世界各国の数百の団体が応募し、その中から22団体が選ばれ参加できる、世界で最も有名なマーチングバンドの祭典だ。日本を含むアジア、オセアニア地域からは1団体しか出場できないが、京都橘は、2012年に続いて、2度目の出場という快挙をなし遂げた。現役の吹奏楽部員だけでなく、OBも参加して総勢200名という華やかなパフォーマンスを繰り広げた。その様子は200ヵ国以上の国にテレビ放送され、動画サイトでも世界中から賞賛を集めている。

 「吹奏楽部は年々人気を集めています。この春、1800人収容のホールでコンサートを開催したのですが、チケットは発売と同時に完売状態でした。ありがたいことに熱心なファンの方がいらっしゃるんですね。先日、ある方が愛知県から訪ねてこられました。なんだろうと思っていたら、現金を持ってきてポンと多額の寄付をしてくださったんです。これには驚きました。聞けば、動画サイトで吹奏楽部の演奏を知って感動されたそうで、応援のために寄付をしたいとのことでした」

 この春からは、演奏技術をさらに高めるために、新しい顧問も着任。

 勉強もクラブでも大きな成果を上げている京都橘中学校・高等学校、今後の活躍が大いに期待される。

 
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