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中学・高校受験:学びネット

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東海大学付属仰星高等学校 中等部

 
  教育の特色、施設のすばらしさ、在校生の表情が
よくわかると、好評を博した入試説明会
学習、行事、クラブ活動を教育の3本柱ととらえる、東海大学付属仰星高等学校 中等部の2014年度 入試説明会が、9月14日(土)午後2時から実施された。中等部吹奏楽部によるミニコンサートで幕を開け、学校長挨拶、教育の特色の紹介、入試についての説明に続いて、施設見学、個別相談が行われた。今春、大阪市立大学に進学した卒業生へのインタビューでは、生の声を聞くことができた。この説明会に家族そろって訪れた参加者もいたほどで、仰星への関心の高さをうかがわせた。

校 長: 北野 長生
住 所: 〒573-0018 大阪府枚方市桜丘町60-1
電 話: 072-849-7211
交 通: 京阪本線「枚方市」駅・JR学研都市線「河内磐船」駅より京阪交野線に乗り換え 「村野」駅下車徒歩10分、スクールバス 近鉄学園前〜登美ケ丘〜白庭台〜田原台〜学校
学生数: 中学校 287名
高等学校 1,101名 (2013.11.1現在)
ホームページ: http://www.tokai-gyosei.ed.jp/

 

中等部の9割以上が部活に参加
バランスの取れた中高一貫教育

 入試説明会は、同校講堂で開催された。当日、最寄り駅から校門までのポイントポイントに同校教員が立って道案内。こまやかな配慮に同校の面倒見のよさを感じた。大阪府下でもトップクラスの敷地面積の広さを誇る東海大学付属仰星高等学校 中等部は、住宅、田園が広がる緑豊かな地にある。

 入試説明会の次第は、同校中等部吹奏楽部のミニコンサート、全体説明会、施設見学および個別相談。午後2時、いきものがかりの「123〜恋がはじまる〜」など3曲のリズミカルな演奏で説明会はスタートした。

 全体説明会が始まり、北野長生学校長は「本校は東海大学の建学の精神に基づき、豊かな人間性の完成を教育の目標としております。高いレベルでの学習とクラブ活動の両立を目指しているとともに、行事で子どもは育つ、行事が子どもを育てると考えております。生徒一人ひとりが目に輝きを持って明るく元気に学校生活を送ることができるよう、教職員全員が努力して教育活動に取り組む所存です」と挨拶した。

 続いて、同校中等部の高橋教頭が教育の特色について、パワーポイントを使ってわかりやすく説明。施設を紹介したあと、コースについて「英数特進は、国公立、東海大学医学部への進学を目指すコースで、授業数は豊富です。7時間授業が主ですが、週3日は特別講座(英数国)を含めて8時間授業。中3で高校課程の先取り学習を行います。夏休みには、5泊6日の学習合宿を実施。勉強漬けで厳しいものですが、達成感を得て帰ってきてくれる行事です。一方、総合進学は、難関私立大学、東海大学への進学を目指すコースで、授業時間数は6時間が中心です」と述べ、中2進級時までに2回、総合進学から英数特進への転コースにチャレンジするチャンスがあると話した。今春の国公立大学合格者数は、英数特進コースは16名、総合進学コースは6名。さらに、東海大学の概略に続き、同工学部に日本の大学初のパイロット養成コースがあることを紹介。パイロットを目指す生徒には実に魅力的なコースだ。

 高橋教頭は、クラブ活動と行事の内容も詳しく説明。中等部では両コースとも9割以上の生徒がクラブに参加していることを付け加えた。学習面だけでなく、部活、行事も非常に充実しており、バランスの取れた指導が行われていることがよくわかる。

 続いて、今春、公立大に現役合格した卒業生へのインタビューが行われた。

充実した6年が送れました
仰星に入って本当によかった

大阪市立大学医学部看護学科1回生
池上優生(ゆうき)さん

 塾の先生に薦められて仰星を見学したのですが、案内してくれた生徒さんの雰囲気や施設に魅力を感じたことが、仰星を受験した理由です。

 中学入学後は、ソフトテニス部に入部し、毎日部活に参加しました。わかりやすい授業のおかげで、部活と勉強を両立することができたと思います。仰星には本当に多くの行事があります。中でも42kmを歩く「耐寒行進」の、友達と支えあいながらゴールした時の達成感は、とてもいい経験になりました。

 私は中学の時は総合進学コースでしたが、国公立を目指して高校では英数特進に入りました。授業数が増えたため、時間は減りましたが、部活は続けました。朝も放課後も先生がしっかり勉強面のサポートをしてくれたおかげで、公立大学に進学できたと思っています。それに、クラスの仲もよく、行事も盛んだったので、とても充実した高校生活が送れました。仰星の6年間で、たくさんの思い出と友達ができました。もともと人見知りだったのですが、人とかかわることが好きになり、今の夢を見つけることができました。仰星に入って本当によかったと思っています。

2014年度入試でも、
受験料、採点にうれしい特典

 次に、生徒募集対策室の橋部副室長が入試について説明した。昨年度の各日程の倍率について紹介したあと、「2014年度はA・B・C日程は、1月18日(土)から20日(月)の3日間通しで行い、C日程は午後4時半からです。A日程の英数特進コースのみ、算数・国語、および理科・社会から1科目選択の3科目入試ですが、ほかはすべて算数・国語の2科目となります」と詳細を発表。A日程の総合進学コースに採用されている制度として「自己推薦書」があり、最大20点加味される。任意提出だが、回し合格に備えて、英数特進コース受験者でもほとんどの生徒が提出しているという。

 ダブル・トリプル出願の場合は、受験料、採点ともに特典がある。受験料は各2万円だが、A・B日程同時出願すると3万円、A・B・C日程すべてに出願し、A・B日程を受験してC日程を受験しない場合は、2万円が返還される。採点面では、A・B日程を受験し、C日程も受験した場合は、C日程に関して10点が加算される。

 また、入試問題対策として、標準的な問題をこなし、同校の過去問を繰り返し解いておくことがすすめられた。

 全体説明会終了後、参加者を3グループに分け、中等部3年生の代表6人の案内による施設見学が行われた。メディアセンター、図書館、進路指導室、体育館、食堂、中等部の教室、職員室を回り、生徒目線で具体的に紹介。施設を回っていると、すれ違う生徒が全員、「こんにちは」と声をかけてくれた。

 参加者に説明会の感想を聞くと「わかりやすかった」「実際に見て、入学したくなったみたい」という声も。入試説明会は11月9日(土)と16日(土)にも実施されるので、ぜひ参加してほしい。

 
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