サイト内検索:
 
中学・高校受験:学びネット

 学びネットは、中学、高校受験のための情報ページです。学校紹介や塾経営にお役立て下さい。

今月号の紹介 学校散策 塾長のためのマンスリースケジュール 購読案内 会社案内
学校散策 ・関西校・ 関西一覧
   

常翔啓光学園中学校・高等学校

 
  2011年度から完全共学化へ 難関大学への道を歩む女子生徒に聞く
2009年度、初めて女子生徒を迎えた常翔啓光学園中学校・高等学校。昨年度に大阪大学・神戸大学などの関西トップ国立大学をはじめ、全国の国公立大学へ延べ32名が合格。早慶上智・関関同立などの難関私立大学へは延べ87名の合格者を輩出した。2010年度に7階建ての新校舎が誕生。この新校舎で育った生徒が、来年以降は全国のトップレベルの大学合格者として、さらに名を連ねることになるだろう。

校 長: 夏見 隆晴
住 所: 〒573-1197 大阪府枚方市禁野本町1-13-21
電 話: 072-848-0521
交 通: 京阪電車「枚方市駅」東口から徒歩13分・北口から京阪バスで5分「市民病院前(常翔啓光学園前)」下車、京阪電車交野線「宮之阪駅」から徒歩7分
学生数: 中学校 198名
高等学校 611名 (2010.7.1現在)
ホームページ: http://www.josho-keiko.ed.jp

 

女子生徒第1期生へインタビュー

 常翔啓光学園高等学校のコースは2011年度から難関国公立大学・医歯薬系大学を目指す特進コースT類(選抜)、より高度な英語・数学力で国公立大学の現役合格を目指す特進コースU類、難関私立大学合格に照準を合わせた進学コース、学力と運動面を鍛えて有名私立大学進学を目指すスポーツ進学コースの4コースを設置し、スポーツ進学コースを除くすべてのコースが在校生も含めて完全共学になる。(中学は別途コースあり)

 難関国公立大学進学、理数教育重点指導、コミュニケーション能力育成の3つの柱を構築し、さらなる進学校を目指すこの学校の女子生徒第1期生となる高校2年生の2人にインタビュー。学校生活について話してもらった。

高校2年生 生徒インタビュー
津田 冴子さん
西本 夏奈さん

── 今のクラスの雰囲気はいかがですか。

西本 和気あいあいとした雰囲気になることもありますが、女子に「〜さん、〜ですね」といった敬語を使う男子もいるんですよ。タメ口でいいのに、とか思ってしまいます(笑)。

津田 目標を高く持って、しっかりと努力する男子がいるから、女子も良い刺激を受けています。

── 授業中はどうですか。

津田 私は理系なんですが、1年の時と比べると雰囲気はガラリと変わりましたね。無駄なおしゃべりもなくて、シンとしてる…教室中が集中している感じです。

西本 文系は理系よりもフレンドリーで、ちょっとうるさいかも。でも、1年の時より勉強を頑張る子が多くなったので、自然と学習意識が高まりますね。

── 今、文系・理系と言われましたが、クラスも文系と理系で分れているんですか。

津田 いえ、私と西本さんは同じクラスです。全員が国公立大学志望で、その中で理系と文系に分かれています。

西本 国公立大学志望だから主要全教科での受験が必須になるので、文系志望の人も、数学は必修なんです。ただ、いろいろな科目で別の教室での授業になる場合もありますよ。

── クラブ活動についてはどうですか。

西本 私は硬式テニス部に所属しています。男女混合のクラブで、みんなとても楽しく活動しています。新1年の女子も増えたし、今年はクラブの副部長に選ばれたんですよ。

津田 西本さんはすごいよね。私はクラブには入ってないから。

西本 でも、生徒会に立候補してるじゃない。

津田 うん。まだどの役員になるかは決まっていないんだけどね。会長は1期生の女子だから、肩肘張らずにしっかりやっていこうとは思ってます。

将来のビジョンのために
厳しいけれど優しい教員との個人面談

── 担任の先生は優しいですか。

西本 はい。個人面談で、どの大学の何の学部に行くか、今の成績ではどうかなど丁寧に話してくれます。私は特に、国公立大学に入るために、公立より私立だと考えて入学したので、国公立大学志望と話しているのですが、親身になって相談に乗ってくれる先生です。

津田 そう、3年での最終選択の前に、2年の最後には3つか4つに志望校を絞っていくので、自分に合った大学を教えてくれたり、助言してくれるのが頼もしいですね。

── 良い先生なんですね。

津田 はい、でも生活指導面は厳しいですよ。肩を超える髪をまとめておくゴムの色が紺や黒じゃなければ指摘されますしね。

西本 そうそう、リボンが乱れてたり、ボタンを一つ掛け忘れても指導されたりします。新1年の中には、少し派手な子もいますけど(笑)、今後は徐々に減ってくると思います。

── 将来就きたい職業とか、夢などはありますか。

津田 それが、今は一旦リセットしちゃったんです。もともと国語が得意で、進学するなら文系かなと漠然と思ってたんですけど、物理に出会って、地球上のすべての法則を数字で突き詰めていくことに興味を覚えて。文系だと、物理の授業が受けられないので、理系を選択したから、将来の目標も、もう一度考え直すつもりです。でも、いずれは得意な国語の文系分野と、物理学を合わせたような学問を学んで、幅広い分野で活躍できる仕事を探していきたいですね。

西本 大学に入ったら、社会で活躍するために必要な知識を身に付けたいと思ってます。経済学や、海外で生かせる語学、法律や心理学も気になりますね。そういったことすべて文系分野なので、文系学部への進学を目指してます。でも、大学卒業後のことはまだ何も。大学へ入ってから、やりたいことを見つけたいと考えてるので、まずは国公立大学への進学を現在の目標にしてます。そのために塾にも通ってるんですから。

── クラブや授業だけでも大変でしょう。その上に塾にも行ってるんですか。

西本 はい、時間をなんとか作り出してます。

津田 私は塾は行ってないな。K1ゼミはとってるけど。

── そのK1ゼミとは何ですか。

津田 予備校の先生が来校して授業をしてくれるゼミです。通常の予備校の費用の半額ぐらいだし、いろいろな授業の中から、好きな科目を選択できるので人気が高いですね。

西本 週1回ですが、1コマ90分あるので、内容も深い上に豊富なんです。私も受講していますけど、分かりやすいのがいいですね。

── これからも目標に向かって頑張ってくださいね。

 
  ページの先頭へ戻る
manavinet」運営 / 「塾ジャーナル」 編集・発行
株式会社ルックデータ出版
TEL: 06-4790-8630 / E-mail:info@manavinet.com
Copyright© 2004-2003 manavinet. all rights reserved.