サイト内検索:
 
中学・高校受験:学びネット

 学びネットは、中学、高校受験のための情報ページです。学校紹介や塾経営にお役立て下さい。

今月号の紹介 学校散策 塾長のためのマンスリースケジュール 購読案内 会社案内
学校散策 ・関西校・ 関西一覧
   

羽衣学園中学校・高等学校

 
  公開授業・試食会・講演…
内容豊富なオープンキャンパス開催
公開授業やランチの試食会、思わず聞き入る校長の講演など、充実した内容で評判である羽衣学園中学校・高等学校のオープンキャンパスが今年も開かれた。今年度はオープンキャンパスが全5回開催を予定しており、今回はその3回目。羽衣学園高校では、次年度より新選択科目が3つの専攻として加わるため、その内容を知りたい多くの生徒・保護者が詰めかけた。

校 長: 西田 健二
住 所: 〒592-0003 大阪府高石市東羽衣1-11-57
電 話: 072-265-7561(代)
交 通: 南海本線「羽衣」駅・JR阪和線「東羽衣」駅より徒歩4分、泉北高速鉄道「和泉中央」駅よりスクールバス運行
学生数: 中学校 238名
高等学校 646名 (2008.11.1現在)
ホームページ: http://www.hagoromogakuen.ed.jp/

 

参加者全員が笑顔で過ごした
充実の多彩なメニュー

 中学校・高校合同で行われた今回のオープンキャンパスは、授業・ランチ・クラブといった通常の羽衣学園通学生の一日の流れを体験しながら辿るもの。

 午前中に受付を済ませた生徒は、まず各々の望むコースでの公開授業を見学する。特に高校の総合進学コースでは、来年度より導入される予定の3つの専攻内容がよくわかるようプログラムが組まれており、それぞれの特徴を主体とした指導が行われた。

 その後は息抜きの時間となるランチ試食会。明るく広い食堂で、オムライス・カレー・ハヤシライスといった人気の昼食を試食できる。今回の参加者は親子連れの姿も多く、食事をしながら午前中の授業内容の話題に花を咲かせる人、真剣にパンフレットに見入る人と様々に、のんびりした時間を過ごしていた。

 午後からの西田健二校長の特別講演会には、体験対象となる各クラブの部員も参加。一流のエンターティナーにも劣らないほどの話術に彩られた講演に、笑ったりうなずいたりしながら真剣に聞き入る生徒や保護者の姿が多く見られた。

 「北京オリンピックに体操の代表選手として選ばれた本校高校在学中の新竹優子さん、アテネ・北京と2回のオリンピックに連続出場した女子ホッケー代表の本校卒業生、駒澤李佳さん。在学生と卒業生の違いはあれど、ともに羽衣学園で活躍した生徒です。勉強面でも、神戸大を経て航空宇宙局で活躍したり、数学研究で日本有数の学者になるなど、頂点を極めた生徒は多くいます。このように頂点を極めた人は、まずその部門へ入るきっかけをつかみ、ルールや規律を守りながら自分の良い点や悪い点を見直し、反省して自分の基礎力を磨いていった人間です。そして、周囲の応援に励まされながら、自ら努力を怠らず、毎日の生活の在り方を深く考えて、目標に向かって邁進したからこそ、頂点を極めることができたのです。彼ら先輩の背中を見て、皆さんも今後頂点を目指してください」(校長の講演より一部抜粋)

 プログラムの最後は中学生対象のクラブ体験。ホッケーやバレー、バスケ、卓球などをプレイできるとあって、参加生徒たちの顔には期待と緊張が溢れている。体格も幼い新入予定生が一生懸命に練習についていこうとする横で、先輩たちが優しくフォローする姿が心地よい、笑顔の絶えない体験会だった。

未来の自分をデザインする
3つの専攻を来年度より導入

 羽衣学園では、中学でも高校でも入学時に国公立大学を中心とした難関大学現役合格を目指すスーパー特進コースと、多彩な内容で将来に役立つ能力を手に入れる総合進学コースを選択できるというコース制が採られている。もちろん、中学では6年一貫できめ細やかな指導が受けられるため、より目標に近づくことができるのも魅力のひとつだ。

 この中で、高校の総合進学コースに、来年度からは3つの専攻が選択科目として加えられることになった。これにより生徒はさらに興味のある選択科目を細分化して専攻し、各々の目標に向かって一層深く学べるようになる。

 勉強でもクラブでも、高校生活を十分に楽しみたい、まだ将来の具体的な目標を決めていないという生徒には『総合トライアル専攻』。キャリアプログラムや大学模擬授業などを通じて自分の進路をじっくりと決めていくことができる専攻となっている。

 英会話や国際感覚を身に付け、将来は海外や国際企業で活躍したいと願うなら『国際TOEIC専攻』。選択授業でネイティブや日本人講師による特別授業を受けられる。その他、e-learningや英語暗誦大会、英語でクッキングやバーチャルツアーガイドなどの楽しいプログラムをこなしながら、実践的英会話を身に付け、卒業時にはTOEICテストで全員600点以上取得を目指す。

 『情報IT専攻』はコンピュータ技術やインターネットによる情報管理に興味のある生徒対象の専攻。ビジネスソフトの応用方法やホームページ作成、パワーポイントでのプレゼン方法など技術修得はもちろん、情報収集・発信にあたっての様々な権利の保護やマナーといった倫理面も修得し、ITビジネス社会に求められる人材を育成する。

 1年次に各専攻科目で学んだ結果、2年次から難関大学へ目標を定めた生徒には、どの専攻からも選択できる発展クラスが用意されている。このクラスでは、スーパー特進コースと同じ実力テストや全国模試を実施。個別の弱点補強指導や特別課外授業で目標達成を目指す。

 また、併設校である羽衣国際大学への内部推薦制度をはじめ、近畿を中心とした多くの大学に指定校推薦枠を持っており、卒業後の進路保証も確実に行えるシステムが採られている。さらに2008年より関西大学と高大接続、高大連携教育プログラムで相互の学校を発展させるパイロット校の協定を結んだ。これにより、全コース・全生徒に難関大学と言われる関西大学への、推薦入学のチャンスが訪れることになったのだ。

 このような学習環境や新制度の内容が充分理解できるオープンキャンパスや個別相談会は11月以降も開催される予定であり、多くの参加者が見込まれている。

 

 
  ページの先頭へ戻る
manavinet」運営 / 「塾ジャーナル」 編集・発行
株式会社ルックデータ出版
TEL: 06-4790-8630 / E-mail:info@manavinet.com
Copyright© 2004-2003 manavinet. all rights reserved.