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中学・高校受験:学びネット

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四條畷学園高等学校

 
  一人ひとりの個性を伸ばすコース制 楽しい学園生活が育むゆたかな心
大正15年の創立以来82年、大学附属幼稚園、小学校、中学校、高等学校、短期大学、大学を擁する総合学園として発展し続ける四條畷学園。高校では将来に生きる学びの実現にむけて、平成21年度よりカリキュラムを改編する。「あいさつ運動」をはじめ生徒の自主的な活動により、キャンパスライフも実に明るい。「毎日が楽しい学校」だからこそ、若い知的好奇心は多くを吸収し、伸びやかな成長を遂げている。

校 長: 山 光夫
住 所: 〒574-0001 大阪府大東市学園町6番45号
電 話: 072-876-1321(代)
交 通: JR学研都市線「四条畷」駅下車、徒歩1分。/ JR学研都市線「四条畷」駅へは、JR「京橋」駅より約13分、京阪本線「枚方市」駅より約35分、近鉄奈良線「奈良」駅より約53分
学生数: 1,281名 (2008.11.1現在)
ホームページ: http://www.shijonawate-gakuen.ac.jp

 

「おはよう」が笑顔を広げる
生徒によるあいさつ運動

 大阪のビジネス街・京橋から約13分、JR学研都市線「四条畷」駅から徒歩1分と通学至便、しかも緑に恵まれた環境という好立地にある四條畷学園高等学校。京阪本線や近鉄奈良線沿線からアクセスもスムーズで、京都南部地域や奈良も通学圏だ。

 登校時の8時20分から学園正門には生徒会と体育クラブ員の元気な「おはようございます」が響く。生徒の発案による平成20年度「あいさつ運動」だ。

 実は昨年度より、品位の向上をめざして通学路に教員が立ち、登校時の身だしなみチェックが始まった。

「いまの高校生に不足しているのは、マナーでありしつけであると言われています。本校の建学の精神にうたうとおり、知識だけでなく教養も身に付けさせたい。そこで挨拶・身だしなみに焦点を当て、品位の向上をめざす課題に取り組んだのです」

 マナーやしつけを中心とした教育指導は成果をあげつつあり、生徒の自主的な「あいさつ運動」が始まったことがなにより嬉しいと笑顔をこぼすのは、今年4月に副校長・教頭に就任した八木健一先生。

「コミュニケーションがとれない子どもが増えていますが、あいさつは人間関係を培う柔軟剤のようなもの。元気なあいさつから一日が始まると気持ちよく過ごすことができます。互いに挨拶し合うことも浸透してきました」

生徒に好評の茶道・華道
来年度より選択科目に

 本年度1学期に、総合コース1年生に茶道を総合的学習時間に体験してもらい、生徒には大好評。礼儀作法の修得という成果からも、茶道・華道を平成21年度より総合コース2年生・3年生の選択科目「日本の伝統文化」として新たに加えることが決まった。これまでクラブの特設科としてあったが、授業として開設されるのは初めて。

「本校には茶室を備えた100畳の和室があります。茶道や華道は内面的なものを育み、それがマナーや礼儀、人間形成につながります。国際化社会で、日本文化の理解を深める意義も大きい。茶道のもてなしの心は、社会に出てからきっと役立つでしょう」

 茶道・華道は、大正15年の創立時から導入された歴史ある科目である。特設科華道部は、今年5月に開催された「御堂筋アートグランプリ」に参加し、部長の作品がみごと優秀賞を受賞。それがTV番組でも取り上げられ、学内の取材様子も放映された。

「生徒たちの明るい笑顔や普段の生き生きとした学校生活が紹介されました。中学校の説明会へ出掛けますと、その話題が出て、先生や保護者からも高い評価をいただいています」
  学校へ行くのが楽しく、どのコースの生徒も明るい笑顔で過ごせる学校でありたいという言葉だ。

個性を伸ばすコース設定
入学者増でレベルアップ

 さまざまな進路要望に応えるコース設定が特長の同校。学びの充実を図る改革も余念がない。コースは総合、保育、特進文理、特進APEX(留学)の4コース。

【総合コース】
女子のみの「総合クラス」、男女共学の「吹奏楽クラス」と「情報クラス」の3種類のクラス。「総合クラス」は2年次より、多彩な選択科目で個性を伸ばす「総合標準クラス」と、有名私立大学進学を目指す「総合文理コース」に分かれる。吹奏楽で多数の受賞に輝く伝統校だけに「吹奏楽クラス」へは他校からの挑戦者も多い。「情報クラス」は多様なコンピュータ活用の習熟を目指し、男子は内部進学者に限られる。

【保育コース】
保育士や幼稚園教諭を目指す。併設の短期大学保育学科との連携により、短大で授業を受けたり、教授が講義に来られたりと交流も盛ん。大学附属幼稚園では園児との交流実習が豊富に体験でき、これらの学びを実現できるのも総合学園ならではのメリットといえる。

【特進文理コース】
現在の2年生までは入学時に特進文系・特進理系に分かれていたが、「特進文理コース」と改名し、文系・理系の適性をじっくり見極められるよう2年次から選択。国公立大・難関私大に挑戦する「特進Sクラス」と、難関私大・四條畷学園大学(リハビリ学部)をめざす「特進クラス」を設置し、習熟度別にクラスを編成。現役合格にむけて7限授業、放課後学習、土曜講習、長期休暇講習を行い、受験対策も万全だ。

【特進APEX(留学)コース】
将来、英語を活かす仕事に就きたい人のコース。高校1年3学期から1年間、オーストラリアに留学する。授業理解やホームステイ生活について、現地コーディネータとともに丁寧で親身なサポートを行うため、充実した留学体験となっている。英語の授業はすべてネイティブと日本人のチームティーチングで英語のみ使用。10段階で8以上とレベルは高い。

 「平成20年度の入試においては、募集定員375人に対し1,600人を超える受験者があり、464人の新入生が入学した。日々の教育活動が中学生及び保護者から支持されているということが明確な結果が出た。そして副校長はこう締めくくった。

「自分の欠点を補強することも大切ですが、まずいい所を伸ばしていく。長所を伸ばせる楽しい授業、楽しい学校でありたい。将来に夢と希望をもって卒業してほしいと願っています」

 

 
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