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中学・高校受験:学びネット

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2020/1 塾ジャーナルより一部抜粋

塾団体のトップに聞く!
県単位の協同組合として日本最大級
地域密着塾の発展が、子どもたちの力になる!

 

千葉学習塾協同組合(JAC)
理事長 亀山 直人 さん

 千葉学習塾協同組合(JAC)は、加盟塾数約110塾という日本最大規模を誇る協同組合。3000名が参加する「大学進学相談会」などの進学相談会も毎年開催。塾運営や指導力向上のための研修会も盛んに行われており、活発な活動を続けている。亀山直人氏は2019年5月に理事長に就任。活動の様子や就任の抱負を語ってもらった。

 

加盟塾数約110塾
積極的な研修会で研鑽

――千葉学習塾協同組合(JAC)の発足はいつですか?

亀山直人氏(以下、亀山) 昭和63年(1988年)です。県内唯一の協同組合として活動を続けています。2017年11月には設立30周年記念式典を開催しました。

――現在の会員塾数と会の活動内容を教えてください。

亀山 現在約110ほどの塾が会員となっています。活動としては、私立中学・高校の学校説明会&個別相談会の「スクールフェア」「公立高校進学相談会」「大学進学相談会」の3つの学校関係のイベント。千葉県最大級の受験者数の模擬試験「千葉県統一テスト」や実際の新聞を利用して読み解く力を測る「千葉県新聞検定」も実施しています。

 研修会は、定例研修を年5回行なっているほか、年末研修や特別研修、模擬授業を行う授業力アップ研修も実施。研究部会(高校生指導の会、小学生指導の会、個別指導の会、国語科指導の会)があり、そこでも随時研修会を行っています。毎年1月には「教材教具展」も開催。支部会でも研修を独自に行っていますね。広報誌「JACの広場」では、そうした活動報告のほか、組合員からの寄稿も掲載しています。

――加盟するメリットには、どういったことがありますか?

亀山 加盟塾のほとんどは中小の塾です。そうした地域密着塾が自塾を発展させる上で役に立つ情報を提供していることだと思います。例えば、高校入試が終わった直後の支部会では「この学校はどのくらい取れば合格できるのか」「最近、あの学校の様子はどうか」など、その地域ならではの貴重な情報を交換しています。

 また、学校関係のイベントを通して、学校の先生方とお付き合いさせていただくことで、学校とのパイプも太くなると思っています。こうしたイベントは保護者や生徒のためはもちろんですが、加盟塾の方々にはそこで築いた関係を自塾に持ち帰り、子どもたちのために生かしていただきたいと思っています。

塾運営のノウハウを
惜しみなく共有

――亀山先生は2019年5月に理事長に就任されました。抱負を聞かせてください。

亀山 先ほども言いましたが、加盟塾の多くが地域密着型の塾です。生意気な言い方になりますけれども、そうした塾が地域で発展していけば、通っている生徒にもメリットが生まれます。今後も中小塾の視点を大切に、加盟塾の皆さんを応援していきたいと思います。

――亀山先生がJACに加入して良かったことは何でしょうか。

亀山 おかげさまで、塾アルゴは2020年で創立40周年を迎えることになります。私は全く畑違いの建築会社での法務の仕事から塾を立ち上げましたので、JACに加入してから色々なことを教えてもらいました。今では当たり前の「入塾案内」ですが、当時の私は考えつかず「そんなものをつくるのか」と驚いた記憶があります。

 また、通塾生の範囲を広げるために送迎をやりたいと考えたところ、すでに送迎をやられている塾に3代目理事長の谷村志厚先生に連れて行ってもらい、見学させてもらうことができました。送迎がなければ、もっと塾生の数は少なくなっていたと思います。

 また、土曜日に無料の補習を行うようになったのも、組合の先生方との話し合いからヒントをもらったおかげです。会員同士、塾のノウハウを出し惜しみすることなく、教えてくれるのがJACの良いところだと自負しています。

 私がこれまで塾が続けてこられたのも、周りの人に恵まれていたからです。恩返しの意味も含めて、加盟塾の皆さんにお返しができたらと思っています。

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