折り込みチラシの実例の検討
【瀧和塾】
B4判・両面1色/愛媛県伊予群砥部町に1教場/瀧山和也代表
創設3年目の瀧和塾が08年1月、新中1生をメインターゲットに折り込んだチラシ。オモテ面は紺地に文字白ヌキ、裏面は白地に紺の文字ノセが主体。オモテ面の紺地に文字白ヌキは本来、スッキリ感のある配色のはずだが、残念なことに文字がゴロゴロと並んでいて混雑した印象が残る。とくに訴えたい文を2つないし3つまで絞り込んで、それには大きな文字を使い、残りはぐっと級数を下げるべき。また、ゴシック系の文字が多用されていることも原因の1つなので、書体の変化も考えること。ウラは、文字が多いわりにはスッキリしていてみやすい。ただ、新中1以外の内容が紙面の半分を占めている。チラシは一物アピールが原則なのであまり望ましいとは思わないが、どうしても載せたい場合には十分な余白を取ったうえで小さいブロックを幾つか並べたほうが効果的。
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