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中学・高校受験:学びネット

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星美学園中学校・高等学校

 
  多様な入試枠から集う「美しい星」が学校を進化させる
「共に喜び、共に生きる」創立者聖ヨハネ・ボスコ(ドン・ボスコ)の教育理念そのままに、新しい時代の国際社会に貢献するために「自分ができることは何か」と常に問い、自分で考え、行動し、自ら伸びていく女性を育てる。それを具現化する「星美スタディサポートプログラム」や「星美授業メソッド」が今、確かな成果を上げている。学園をより活性化するため、入試枠が「基礎力重視型」「適性検査型」「英語型」と多様に拡大。その受験しやすさと、6年間の生徒の目覚ましい成長が、熱く注目されている。

校 長: 脇村 ユキヱ
住 所: 〒115-8524 東京都北区赤羽台4-2-14
電 話: 03-3906-0054
交 通: JR「赤羽」駅から徒歩10分、または国際興行バス 東京北医療センター行き「師団坂通り」下車すぐ、東京メトロ南北線「赤羽岩淵」駅から徒歩8分
学生数: 中学校 162名
高等学校 255名 (2017.7.1現在)
ホームページ: http://www.jsh.seibi.ac.jp

 

「適性検査型入試」の
スカラシップ枠が拡大!
「英語型入試」にも注目

 「『星美学園を第一志望に』と絞って受験する方、また入試枠をフルに使ってスカラシップ獲得を目指す生徒が増えています」と手応えを語るのは、大石和敏募集広報部長。より受験しやすく、受験計画を立てやすくするために星美学園中学校の入試が変わり続けている。

 前回から第1回入試(2月1日午前)は「基礎力重視型入試」と名称を変更。出題レベルはこれまで通りだが、「『2科・4科型入試』(第3回2日午前・第5回4日午前)より易しく、学校の勉強内容をしっかり理解していれば、充分合格点に達する問題です。そのことがより多くの受験生に伝われば」と改称した。また「適性検査型入試」を第2・第6回(1日午後・4日午後)と2回設定。

 「適性検査の勉強をしてきた子たちは、自分の意見をまとめる力があり、文章や言葉で表現する力、論理的思考力を持っています。本校の多様なプログラムや、『星美授業メソッド』による21世紀型の授業、生徒主体の行事など、いろいろな場面でリーダーになってくれるはず」と大きな期待を寄せる。

 今年度から「適性検査型入試」のスカラシップ得点率を他の入試枠よりも拡大。「3日の公立中高一貫校適性検査の予行演習、スカラシップ獲得のチャンスとして、本校の試験を存分に活用してほしい」と大石先生。前年度入試で最もスカラシップを獲得したのは新設した「英語型入試」(今年度は第4回2日午後) の合格者たちだ。

 出題レベルは英検ジュニアのゴールドレベルから中1レベルの英検5級の間、と小学生には決して易しくはない。ただ出題できる単語数が限られているので、「比較的点数が取りやすいのでは」と大石先生は解説する。英語学習を先取りしている入学生には、同校の「国際プログラム」で実践的な英語を磨き続けることができる。

豊かな成果を生んでいる
多様なプログラムと授業法

 「身心プログラム」(中1・中2がメイン)で身に付けた日本の礼法や伝統文化を解する心は、「学習プロクラム」で培った確かな学力を伴い、「国際プログラム」(中3・高1がメイン)の世界とつながる場面で、発信力・コミュニケーション力として発揮される。

 星美学園オリジナル「スタディサポート」は、3つのプログラムの相乗効果によって、教育方針に掲げる「聡明で心豊かな女性」を育成するサイクルを形成する。同校が目指す、今の「世の中を照らす美しい星」を大石先生はこう語る。

 「国際社会で貢献できる女性です。それは何も国際機関に勤めることではなく、普段の生活の中で『自分は国際社会の一員なのだ』と意識を持ち、活躍する存在になってほしい」

 高1生は「国際プログラム」の総仕上げに海外研修先をフィリピン・韓国・香港から選び、1年間かけて訪問国への理解を深める。フィリピンチームは同国から材料を安く仕入れてチャームを作り、星美祭のチャリティバザー等で販売する企画を実現。売上金と集めた寄付品(服・文房具・楽器・おもちゃ等)をお土産に、フィリピンのストリートチルドレンとの交流を深めた。

 生徒たちの潜在能力を底上げするのが、星美流アクティブラーニング「星美授業メソッド」だ。大石先生が担当する数学では、単元のまとめでICTを用いた協働学習を行う。iPadで小テストの問題案を作成し、採用すべきポイントをアピールする。現中3生は中1からこうした学びを積み重ねてきた。

 「人の意見を聞いてまとめる『協働』がどんどん上手になっています。驚くのは単元の本質を突いた話し合いができること。『ここでミスが起こりやすいから、こういう問題を作ろう』と着眼点も鋭い。思考の成熟をすごく実感します。論理的に展開する答案を作る能力や、プレゼンテーション力は新しい大学入試や面接でも生かせると思います」

「共に喜び、共に生きる」70年
信頼と、貢献する心の育て方

 1学年が中学で約60名、高校で約80名、専任教員数が約45名。卒業時には、話したことがない先生・知らない生徒は互いに皆無という。

 「この規模でないと、創立者ヨハネ・ボスコの教育理念『アシステンツァ』は実践できません」と大石先生は実感を語る。一人の生徒にかける時間、教育活動の濃さ。学校生活のどの場面にも教員が入っていき、実際必ずそばにいるので、子どものどんな変化も見逃さない。

 「神様と周りの人から愛されている」ことがわかる子どもたちの6年間の成長は、在校生の家族、ひいては受験生家族に強い印象を放つ。いま生徒たちの行動力の源となっているのが「シェアド・リーダーシップ」という考え方だ。常に同じ人がリーダーを務めるのではなく、得意分野に応じてリーダーが入れ替わる。

 「女子だけでHRやクラブ・行事を動かすとき、この人数だといろんな役割が回ってくるんです。得意分野で力を発揮する中で、リーダーの経験を積んでいく。その活躍は将来の進路や仕事につながります。職場や生活の場面で『自分ができることは何だろう』と考えてリーダーになれる女性に育ってほしい。実際、今、学校説明会は生徒中心で運営しています」と大石先生は目を細める。

 星美学園をアピールしたい有志団体「ステラユニオン」は、得意分野でチームを組み、司会進行などの企画運営、映像制作、ノベルティグッズのデザインなど、活躍の場を徐々に広げている。実際に動く生徒の姿を見られる、と説明会参加者には大好評だ。

 「6年間そばで見守りながら『この子がやりたいことは何だ?』と模索して、目標設定ができたら、いかにサポートしてあげられるか」と寄り添う星美学園の教育。そこに集う生徒・家族の共通点を聞いてみた。大石先生は少し考えて「『学校が好き』ですね。それは子どもも、保護者も」。その想いが光となって、学園を照らしている。

 
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