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中学・高校受験:学びネット

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藤沢翔陵高等学校

 
  男子教育のスペシャリストが全力で
生徒と家族に寄り添い、能力を伸ばす!
創立84周年の藤沢翔陵高等学校。特進コース・普通科文理コース・商業科の生徒たちが3年間で獲得するのは、新時代を生き抜く基礎力と、自らを磨く継続力。それは幾層にも重なる世代間で校訓「信と勇と」が具現化され、授受されてきた歴史の賜物だ。「自分を信じ、仲間を信じ、過ごしてきた時間を信じ、未来を信じ、全てを信じ、成り行きに信(まか)せる」、「最後は勇気を持って全力で行動する」。最も近くにいる保護者と教員だけが知る「信と勇と」の真実が、いま語られる。

校 長: 篠原 充
住 所: 〒251-0871 神奈川県藤沢市善行7-1-3
電 話: 0466-81-3456/3457
交 通: 小田急江ノ島線「善行」駅下車徒歩1分
学生数: 819名 (2015.9.1現在)
ホームページ: http://www.shoryo.jp/

 

《座談会に参加いただいた皆さん》
中島 由紀さん(特進コース3年生保護者)
岩渕 葉香さん(普通科文系コース2年生保護者)
篠原 充校長

翔陵と出会い、進化する

中島 中学時代の塾講師がOBで早稲田の大学生でした。「翔陵はいいよ」と薦められたのがご縁の始まりです。

校長 岩渕家は兄弟で翔陵生ですね。

岩渕 今春卒業した上の息子と初めて見学に訪れたとき、校舎は清潔だし、先生方はすごく丁寧で「男子校は怖い」イメージが一掃しました。無口な息子も帰り際に「この学校、良いかも」と。

校長 弟さんはいま2年生。バトミントン部で頑張っていますね。

岩渕 二人とも部活動に真剣に取り組むようになったのは高校から。兄は早起きも雨もいとわずテニスに打ち込み、皆勤賞までいただいて。それを見て弟は「部活は休めない」と(苦笑)。心身ともに鍛えていただいたと感謝しています。

校長 本校の生徒は皆勤賞が多くて、精勤(欠席・遅刻・早退3回まで)を含めると卒業生の半数以上になります。

中島 男子だけの空間が楽しいようです。女子がいないので気を遣わずに済むし、やりたいことに集中できるのがすごく良いみたいです。

岩渕 仲間にも恵まれていますね。顧問の先生と対立し「テニス部を辞めたい」と悩んだときも、結束して「自分たちで解決する、先生と話をしよう」と行動していました。いま思うと、そう仕向けた先生の計算だったかも(笑)。大学受験で相談したときは、先生の助言がすごく理解できると言っていました。

校長 「教えすぎず、考えさせる」。教員たちが共通認識で目指すところです。

人間関係の厚みが翔陵の財産

校長 中島くんは、高校から英語力が飛躍的に伸びましたよね。

中島 中学まで決して得意ではなく、翔陵は英語の授業数も多いので、ついていけるか心配でしたが、1年の冬に息子から「オーストラリアからの長期留学生を家で受け入れてほしい」と頼まれて。留学生と私の会話の通訳をしたり、「mustを使うと言い方キツイかなぁ」と相手に伝える言葉選びをしていたり。こんなに英語が上達していたなんて、と嬉しい驚きでした。

校長 担任が学級文庫にオックスフォードの原書を並べたり、常に「生の英語」に触れる環境を整えています。部活後19時頃から生徒が集まって20時すぎまで英検対策したり。本校の教員は生徒と長い時間を共有し、じっくり向き合う。その中で中島くんの英語に対する感覚も変わってきたと思います。

中島 「絶対に合格させる!」と、熱心なご指導で、英検2級に合格しました。

岩渕 小論文対策もきめ細かいアドバイスが書き込まれていて、すごく手厚くサポートしていただきました。

校長 教員は生徒一人ひとりに合う指導方法、寄り添い方を常に考えている、皆一流のスタッフです。だから生徒には存分に、自分の好きなことに打ち込み、挑戦してほしい。「男の見本」となる多様な個性を持った教員たちを見て「先生のこんな面が素敵で、ぼく自身はこういう人間になりたい」と認め合える関係が築けたら嬉しいです。

岩渕 バトミントン部もOBの方もよく学校に来て、熱心に教えてくださる。本当に人間関係が良いんですよね。

校長 勉強合宿もOBがサポートするなど、各々の形で後輩に成長のキッカケを与えるのも本校の良さですね。

女親同士でも結束できる学校

岩渕 翔陵では保護者同士も仲が良くて、校長先生による「教育相談保護者研修会」で出会ったお母さまたちとは、今も親しくお付き合いしています。

校長 保護者の皆さんが話し合える場として、1年次に年8回行っています。無口な高校生男子になりきり、母親からどんな言葉をかけられるとやる気がなくなり、また、勉強する気になるのか。皆で体験して考えてみたり。

岩渕 会を重ねるうちに「男子って単純なんだな」とわかってきました(笑)。

中島 すごく楽しい会です。あるお母さまの『ケンカして息子の自転車を放り投げたお話(笑)』とか「ウチもそうよ」と話し出すと、同じような息子を持つ女性同士すごくわかり合えて「ひとりじゃない」と思えました。とてもありがたかったです。

岩渕 英語の先生による保護者向け「英会話教室」は、先輩のお母さま方とお話できて、英語も学べて、一石二鳥です。

自ら学びを継続できる翔陵生

中島 担任の先生以外にも、授業を受けたことがない先生まで「最近どうだ?」と声をかけてくださる。先生との距離間がすごく近い…というより「ない」に近い。すぐ相談できる大人が学校にたくさんいるのは、子どもにとって、心強いと思います。

校長 教員は3年間のその先、生徒が生きていく未来を見据えて接しています。中島くんは大学受験の年ですね。

中島 政治経済系を目指して「英語をもっと勉強しないと」と言っています。

岩渕 卒業式のあと「この高校で本当に良かった」と言ってくれた時、親として本当に嬉しかったです。3年間楽しく通えて夢中になるものが見つけられたことが一番大きな財産です。将来、情報処理の道に進める大学を、先生に相談しながら、自分で決めていました。

校長 「自ら学びたい気持ち」を持ち続けられるのが、翔陵の生徒の大きな特徴。商業科にも、簿記が楽しくて卒業後に公認会計士の資格を取得した生徒が4人います。一生懸命になれる好きなことを見つけて、生徒もご家族にも、翔陵を最大限に活用してほしい。一緒に成長の過程を歩めたら嬉しいです。今日はありがとうございました。

 
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