サイト内検索:
 
中学・高校受験:学びネット

 学びネットは、中学、高校受験のための情報ページです。学校紹介や塾経営にお役立て下さい。

今月号の紹介 学校散策 塾長のためのマンスリースケジュール 購読案内 会社案内
学校散策 ・関西校・ 関西一覧
   

雲雀丘学園中学校高等学校

 
  改革の第3ステージが成功裏に始動
新校長を迎えさらなる躍進へ
創立の精神である「孝道」を受け継ぎながら、世界のリーダーとなる人材の育成をめざし学校改革を進める雲雀丘学園中学校高等学校。大学合格実績は年を追うごとに上昇し、今年は国公立大学合格者がついに100名を突破。大躍進を遂げた。さらに改革の第3ステージが幕を開け、中高ともに単独コース制へと歩み始めた。今後は対象を絞った密度の濃い教育が展開されていく。4月より新校長に就任した岡村美孝校長は、「チャレンジャーとして、さらなる高みをめざします」と抱負を語る。

校 長: 岡村 美孝
住 所: 〒665-0805 兵庫県宝塚市雲雀丘4-2-1
電 話: 072-759-1300
交 通: 阪急宝塚線「雲雀丘花屋敷」駅より徒歩3分/JR宝塚線「川西池田」駅より徒歩12分
学生数: 中学校 524名
高等学校 911名 (2015.7.1現在)
ホームページ: https://hibari.jp

 

「やってみなはれ」
精神を吹き込む

 雲雀丘学園中学校高等学校の改革の成果は着実に出始めている。昨年は「一貫選抜コース」の第1期生が卒業し、国公立大学合格者が87名と合格実績を大きく伸ばした。今年はついに、112名と3桁を達成。しかも、その8割以上が現役合格である。

 それでも岡村美孝校長は、「学園はまだ発展途上。もっと良くしていかなければなりません」と話す。

 岡村校長は、実業界出身。サントリーホールディングスで42年にわたってキャリアを積み上げてきた。

 その岡村校長が入学式で生徒たちに説いたのは、「やってみなはれ」の精神だ。「躊躇するな、失敗を恐れるな」と語りかける。「やってみなはれ」は、雲雀丘学園の創立者である鳥井信治郎の口癖だ。昨年のNHK連続テレビ小説「マッサン」で、広く知れ渡った。

 「本校は『やってみなはれ』の本家本元。雲雀丘という恵まれた学習環境のなかで培われた『おだやかな校風』を守りながら、新しいことに挑戦していきます」と意気込みを語る。

 また、4月着任と同時に徹底を図っているのが、挨拶だ。挨拶するということは、相手の存在を認め、自分の存在を認めてもらうこと。積極的な気持ちがなければできない。もちろん、これまでも生徒たちは挨拶を習慣づけている。それを今一度意識し、徹底しようという意図だ。学校生活だけではない。保護者にも挨拶の重要性を訴える。

 「朝一番に、『おはよう』と元気な挨拶が行き交う家庭をつくりましょうとお願いしています」

 その習慣が、生活態度や学習意欲につながるはずだ。

学習への原動力は
「本物の学び」