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中学・高校受験:学びネット

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KTC中央高等学院

 
  学校の果たす役割を
新たに提案したい
2002年、名古屋で産声を上げた通信制高校サポート校「KTC中央高等学院」。2005年に屋久島に開校した「学校法人KTC学園屋久島おおぞら高等学校」の指定サポート校となり、現在は全国に27キャンパス、カナダ・バンクーバーにキャンパスがある。生徒数は6,000人以上に及ぶ。
本校の躍進ぶりは、現代の教育事情を映す。大阪キャンパスを訪ねて、その魅力を探った。

学院長: 小林 英仁
住 所: [新宿キャンパス]
〒160-0023 東京都新宿区西新宿8-11-10 星野ビル1F
[大阪キャンパス]
〒556-0016 大阪府大阪市浪速区元町1-2-17 エスペラントビル1F
全国27キャンパス+バンクーバーキャンパス(留学可能)
フリーダイヤル: 0120-75-1105(全国共通)
ホームページからもお問い合わせ、資料請求ができます。
大学合格実績:
(五十音順)
青山学院大学 大妻女子大学 岡山理科大学 金沢大学 関西大学 関西学院大学  関東学院大学 北九州市立大学 九州大学近畿大学 近畿医療福祉大学  金城学院大学 慶應義塾大学 甲南大学 甲南女子大学 神戸市外国語大学  駒沢大学 芝浦工業大学 上智大学 成蹊大学 成城大学 専修大学 中央大学  筑波大学 東海大学 同志社大学 名古屋音楽大学 南山大学 広島大学  福岡女学院大学 明治大学 立命館大学 龍谷大学 早稲田大学 他多数
短期大学、専門学校多数

 

子どもたちを
地域でサポートする
共同体の再生を目指して

 文部科学省発表の統計では、平成20年度の中学生の不登校が約10万4,000人、高校生の不登校が約5万3,000人と発表されている。しかし、現状は発表された数字の2倍はいるのではないかと言われている。

 小林英仁学院長は、「さまざまなケースが想定できますが、問題の深層に迫れば、大人の都合が生んだ価値観に縛られながら、他人と比較され、競争に巻き込まれて苦戦する子どもたちの姿が見えてきます」と話す。

 目まぐるしく変化する社会環境の中、学校の果たす役割を新たに提案したいという想いで10年前に設立された「KTC中央高等学院」。以来、自学自習を基本とする通信制高校が持つ特性を補い、高校卒業資格をより確実に取得できるよう、また充実した高校生活が楽しめるよう、生徒の学習面、生活面でのサポートを行ってきた。

 在籍する高校は屋久島おおぞら高等学校。スクーリングに参加するため、世界遺産の地・屋久島に全国の生徒が集う。

 「私たちの理想は、かつては当たり前に存在していた、地域の共同体を再生させることです。地元の魅力ある大人の方々をキャンパスにお招きし、地域の幼稚園や老人施設を訪問するなど、すでに生徒たちは今までにない貴重な体験を積んでいます」

KTCの多彩な授業で
自分と向き合い
自分の成長を実感してほしい

 同学院の学校環境は、全日制高校とは全く異なる。第一の特徴は、登校日数・登校時間が選べること。週1〜5日の間で、自分の生活スタイルや仕事に合わせ、「ウィークデイコース」「ツーデイコース」「サタデイコース」の3コースから、また登校時間も午前からのデイタイム、午後からのレイトタイムが選択できる。

 「『絶対通いたくなる学校』を設立コンセプトにしています。規則に縛られるという学校に対する既成概念を払って、通学の楽しさを知ってもらうことに主眼をおいています」と樂山友規大阪キャンパス長。

 生徒自身が担任の先生を選べる「マイティーチャー制」もユニークな取り組みだ。不登校になる理由の一つに「先生と合わない」ことが挙げられることから、日頃抱える悩みや疑問を気軽に相談しやすい先生を選ぶことができるようにしている。

 多くの中高生が抱える「自分のやりたいことは何だろう」「将来の目標がみつからない」という不安は、体験型自己発見プログラム「トライアルレッスン」により“自分探し”ができるようサポート。いろいろ考える前にまずは体験してみることが大切。生徒の「やってみたい」を応援している。

 例 ヘアメイク、ネイル、ギター、ダンス、漫画、スポーツ、英会話、検定・資格等

 近年、ニート・フリーターの増加や若者の早期離職の加速などが、大きな社会問題となっている。同校のキャリアデザインは、大学進学に限らず、一人ひとりが卒業後の人生を幸せに歩んでもらうために行われ、将来の夢の実現のため、「ドリームクラフト」と呼ばれる実践プログラムを導入しているという。

 学びの場は、国内27キャンパスとカナダ・バンクーバーキャンパス。毎年多くの生徒が海外体験をし、海の向こうで新しい自分発見のチャンスを得ているのもKTCの特徴だ。

 教職員に対しては、メンタルサポート研修を定期的に実施し、全員のカウンセリングスキルの向上に努めている。

 「生徒たちにとって、魅力ある大人でいることが、私たちの資質だと考えています」と樂山キャンパス長は明言する。

英語を使う職業に就きたい!
ブロードウエイで
ミュージカルをいっぱい観たい!

菅原 唯さん
KTC中央高等学院 大阪キャンパス3年 ウィークデイコース

 菅原さんは1年生の11月にKTC中央高等学院に転入。実家のある福井県から姉の一人暮らし先の大阪に出て来て、大阪キャンパスに通学している。中学時代から対人関係につまずき、ストレスがたまり、「学校に行けない自分」に悩んだという。そんなつらい思春期が想像できないほど、今の彼女は明るく輝いている。

 「パソコンで検索して、通信制高校があることを知りました。大阪キャンパスを見学した時の第一印象は“学校っぽくない”でした。校舎がガラス張りで綺麗、内装も木の温かいイメージで、一目で気に入って入学を決めました。

 最初はやっぱり不安だったけど、すぐに仲のいい友達が7人くらいできました。もともと一人が好きじゃなくて、大勢でワッとはしゃぐのが好きでした。ただ、今まではチャンスがなかっただけ。先生ともほどよい距離間なのがいいな。遠すぎないし、家族のように密着した関係でもなくて」

 本来の自分を取り戻し、学校が楽しいと語ってくれた。

 「KTCのバンクーバーキャンパスに2週間滞在したことが思い出に残っています。イングリッシュオンリーですが、ボールやカードを使ってゲームのように授業が進められ、とても楽しかったです。将来は海外で仕事をするか、英語を使う職業に就きたいと思います。今はオープンキャンパスに行き、進学に向けて、大学選びを始めたところです。

 先日、英検準2級の試験に合格したので、公募推薦で行けるところをねらっています。大学に入って、ワーキングホリデーを利用して、留学したい! ブロードウエイでミュージカルも観たいし、とにかくパスポートを入国スタンプでいっぱいにしたいです(笑)」

 
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