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中学・高校受験:学びネット

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津田学園中学校・高等学校
(中高一貫六年制)

 
  一貫教育で実現する
難関大学合格への実力と真の学力を
平成22年度から始動した「新生」津田学園中学校・高等学校(六年制)。幼稚園から高等学校への一貫教育体制を確立し、カリキュラムや行事など教育内容のすべてを一新。進学校としての実力を蓄えつつ躍進中だ。育成するのは「確かな学力」と「知性と品性を備えた世界を牽引するリーダー」。精錬された学習プログラムと、強い心身・協調性を育むオリジナリティあふれる行事を展開している。「日々成長を実感する」という生徒たちの声を元に、津田学園中学校の「いま」を伝える。

校 長: 須賀 英雄
住 所: 〒511-0904 三重県桑名市野田5丁目3-12
電 話: 中学校 047-374-0111
交 通: スクールバスを利用かJR関西線「桑名」駅より三重交通バス約15分、野田5丁目南下車徒歩5分、また津田学園下車
学生数: 113名 (2012.5.1現在)
ホームページ: http://www.tsudagakuen.ac.jp/chugaku/

 

インタビュー参加者

【中学2年生(改革後の第一期生)】
M浦友佳梨さん
渡辺竜生(りゅうき)くん
林 槻真(のりまさ)くん
【中学1年生(改革後の第二期生)】
辻 香音(かのん)さん
寺崎佳那(かな)さん

受験生自身が実感する
学習環境の良さと手ごたえ

 平成22年春、真の進学校として生まれ変わった津田学園中学校・高等学校。改革一期生を迎えるにあたり、大学受験体制を堅固にするカリキュラムや授業時間数、制服や行事に至るまで、徹底的に改善された。改革一期生の渡辺竜生くんは、小6のときに家に届いた同校の学校案内パンフレットを見て、まさに「人生を変える」インパクトを受けたという。

 「勉強するには、すごく良い環境だと思いました。実は『津田に行く!』と決めてから、塾に通い始めたんです」

 小1から通塾していたM浦友佳梨さんは、塾の先生から、津田学園中学校の改革の情報を得た。

  「良い学校に生まれ変わると聞いて興味を持ち、オープン模試を受けました。その模試が結構難しく、でも、とてもやりがいを感じました。以後、苦手教科に力を入れて、受験勉強に励みました」

 改革二期生の辻香音さん、寺崎佳那さんの二人は、併設の津田学園小学校出身だ。寺崎さんにとって、幼い頃から身近に見ていた津田学園中学校は、憧れの場所だったという。

 「体験学習や合宿など、授業以外でもたくさん学べる機会が多く、授業のレベルも高い。改革後は、より難関大学に進学しやすい学校になったと思います」

 辻さんは、津田学園中学校以外の中学にも見学に行ってみたが、「やっぱり津田中が一番良いと感じた」という。

 豊かな自然にあふれた広大な敷地。季節の移ろいを感じながら、学園生活を謳歌する生徒たちに、お気に入りの施設を聞いてみた。一番人気は図書館の「津田書院」。落ち着いた和風建築が、「入学直後の緊張感をやわらげてくれた」という渡辺くん。林槻真くんが「一番長くいる場所が一番心地よい」と挙げる「教室」は冷暖房完備、大きな窓が太陽光をたっぷり採りこみ、明るさに満ちている。

 次世代のリーダーとなる子どもたち自身が評価した「学習環境の素晴らしさ」。だが、彼らに進学を決心させたのは、それだけではないようだ。彼らが得たのは「この学校こそが、自分を高めてくれる」という“手ごたえ”、そして人生を賭けるに値する学校だ、という確信。その熱い期待に、同校はどのように応えているのだろうか。

授業体制と周囲の力が
自分自身を高めてくれる

 同校の最大の改革は、新カリキュラムの導入だ。中高6年間の学習内容を5年間で終え、最後の1年間を受験指導に当てる。そのために二期制と7限授業を採用し、十分な授業時間を確保している。また「課外学習」の充実が、生徒の基礎力と応用力の向上を強力に支えている。月曜から木曜の始業前の「朝の学習」では「10分間小テスト」を行い、基礎学力を定着させる。金曜は「学習計画の作成」を行い、自律的な学習姿勢を促す。「土曜講座」では、大学進学特別講座を設けている。

 これら磐石の授業システムを、意識の高い生徒たちはこう評価している。林くんは、他の中学に通う地元の友人たちと、勉強の話をしていたときに気付いたことがあるという。

 「津田中の授業は、展開は速いですが、先生方が一生懸命に教えてくれて、内容が濃いです。地元の友人たちと比べても、一段高い学力が身に付いている実感がありますし、自信になっています」

 授業の「わかりやすさ」については、ほとんどの生徒が同意する。授業に関連したエピソード、写真や動画などの活用が、長期記憶に残る効果的な仕掛けとなり、楽しい授業が展開されている。一方で、生徒たちは「先生が教えすぎない姿勢」もありがたく感じている。

 渡辺くんは「数学」を例に挙げる。

 「わからない問題があると、先生は直接教えず、遠回しにヒントだけを与えてくれます。自分の頭でじっくり考えることができるのでいいですね」

 数学好きの寺崎さんにも、その対応は好感ポイントとなっている。

 「わからない問題ほど、やっぱり最後は自力で解きたいんです。自分で解けた時は本当に嬉しいです!」

強い心身を育んでくれる
夢に近づける場所

 数多くの行事の中で、最も独創的な行事といえば「森の学校」だろう。2年生は、三千メートル級の山への本格的な登山と野外キャンプを行う。生徒には、一人用テントを作るためのブルーシートや竹竿、紐が渡され、自分のテントを組み立てる。隣との距離は30メートル。夜は大自然の中、懐中電灯を手に、たった一人で一夜を過ごす。このプログラムでは、「自然の中で生かされている自分を知り、人への感謝の心を持つ」ことを目標としている。精神が鍛えられた、という点で、一番印象深い行事として挙げたのは林くんだ。

 「自分の内面の成長を実感しました。その後、いろんな場面で『経験して良かった』と思うときが多々あります」

 津田学園中学校が、生徒たちに与えてくれるものを改めて聞いてみた。

 「勉強や部活動、人間関係などさまざまな面で、悩みや相談に乗ってくれて、サポートしてくださる先生方(M浦さん)」

 「校長先生がお話してくださる人間像が、まさに私の憧れ。『かっこいい大人』のイメージが持てました(辻さん)」

 教員と生徒の「信念」で結ばれた強力タッグが、どんな大きな「夢」を叶えるのか、期待は高まるばかりである。

(取材日 3月21日 本校にて)

 
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