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中学・高校受験:学びネット

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学校法人 静岡理工科大学 星陵高等学校

 
  東京大学・京都大学(京大は2年連続) 現役合格者を出した実力は グローバルな視点を育む 国際的視野の教育から
静岡県内の私学で屈指の安定した大学進学実績を挙げてきた星陵高等学校が、昨年の京大合格に続き、初の東大合格者を生み出した。個人の習熟度に合わせた学習プラン、生徒の興味を手がかりに、人生設計から始める具体的な進路指導。また、最先端受験メソッド獲得のための教員研修制度など、生徒のモチベーションを上げるため、指導システムを徹底し、成果を上げている。この4月からは中学校も開校し、より学習環境を整えて、「Next Stage」へと向かう。

校 長: 坪井 正明
住 所: 〒418-0035
静岡県富士宮市星山1068
電 話: 0544-24-4811
交 通: 富士・富士宮周辺で全18ルートのスクールバス運行(土曜、夏期・冬期講座時も運行)
学生数: 1,300名 (2011.7.1現在)
ホームページ: http://www.starhill.ed.jp

 

スターヒルプランの徹底が
確実な実績をもたらした

 県内私学で有数の大学進学実績を誇る星陵高等学校。早稲田大学8人、慶応大学4人合格など、難関私立大学の現役合格者数は、地域トップ高校と並ぶ実績を出した。星陵の中期学校改革「スターヒルプラン」はT期を終え、「Next Stage」へと移行し、確実にその成果を見せている。

 今回の東大合格についても、富士地区(富士市・富士宮市)から日本や世界のリーダーを育成したいという強い思いから出発し、そのためには、多種多様なものの見方ができるグローバルな人材育成が必要と結論。

 得意なものだけに特化するのではなく、さまざまな視点を与えることを心がけたという。中でも、「本物に触れる」をテーマに、異文化理解を目的としたパリ修学旅行は高い評価を得ている。そして、生徒の努力はもちろん、教員の指導力強化もしっかりと図ってきたことが、実績につながったのではと、渡辺一洋教頭は分析する。

ライフクリエーション
教育をもとに
一歩踏み込んだ進路指導

 全国の中学・高校で行われている職業体験などのキャリア教育。星陵では1年生から校内外での活動を通して、各生徒に自らの方向性を自覚させるライフクリエーション教育を実施している。生徒たちはまず5〜6人のグループで新聞作りに取り組む。紙面を作り上げる中で情報の取捨選択を学び、自分が興味を持つものは何かを突き詰めていく。2号以降は自分が調べたいテーマを作っていくが、1年が終わる頃には、方向が見えてくるという。

 また、2年の修学旅行は事前に興味があることを調査し、それを現地で確認してリポートする学びの場となる。生徒たちは調べていく中で、さらに自分の適性などを確認していく。

 そして、3年の進路指導では、例えば看護を目指す生徒には、地域医療への貢献を希望するのか、看護師を指導する立場に就きたいのかまで明確にし、目的に合った大学を提案するという、きめ細やかな進路指導を行っていく。すべての生徒が望む道を歩めるよう、確実にフォローするのが、このライフクリエーション教育といえる。

夢に合わせた2学科6コース
高・大一貫など学内連携も充実

 英数科には静岡理工科大学と全面提携し、大学の講義を先取り学習する「高・大一貫コース」と、国公立・難関私立大を目指す「総合コース」と「英数コース」の3コースがある。平日放課後の進学講座、土曜講座、長期休暇講座と学力を定着させる環境も整っている。特に総合コースでは、高校1年で英語・国語・数学の3教科で、クラス数プラス1による少人数制習熟度別授業を実施。中でもS授業・S講座では、難関大学合格を確実なものとする高度なレベルの内容を学ぶことで、確実な学力をつけることができる。2年からは、難関大学を目指す生徒対象にSクラスを設置し、各生徒の志望大学に合わせて、授業展開をしていくという。

 また、総合コースには学習と部活動の両立を目指すクラスもある。星陵にはバドミントン部や自転車競技部・ゴルフ部・吹奏楽部など、全国レベルの部活動が幾つもある中、昨年の部活動クラスは76%が国公立大学合格を果たし、文武両道を証明した。去年の生徒たちの姿を見て、今年の3年生も「やればできる」と自信を持ったという。

 また普通科は、有名私立大を目指す「進学コース」と専門学校進学を目指す「高・専一貫コース」、有名企業の就職を目指す「普通コース」に分かれ、どんな進路にも対応している。

口コミで広がる実績
保護者の期待に
応える教育を

 この春、中学校開校に合わせて、"次世代対応型校舎"が誕生した。屋上緑化や太陽光パネル、自然光の多用などエコ対応のモダンな建物は、近未来のイメージだ。星陵名物である職員室前の学習エリアも、4階へと続く吹き抜けの階段から見下ろせる位置にあった。個々の生徒に寄り添い、惜しみないバックアップをする教師たちの姿がそこにある。

 昨年開催した9月の学校説明会には、1,800人もの参加があった。地元や保護者からの評判は、安定して高く、兄弟姉妹を星陵に行かせたいという家庭も多い。

  勢いのある今、進学率で地域トップの公立高校に並ぶという目標を掲げる星陵高等学校。日本から世界へ。教育にかける星陵の情熱は、ついに東大合格者を出し、中学校開校へとつながっていった。より高いハードルを掲げ、教師・生徒一丸となって歩む星陵は、これからもどんどん実績を塗り替えていく。

 
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