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2020/1 塾ジャーナルより一部抜粋

第21回 世界で通用するキャリアをつくりたい方のための
大学・大学院留学フェア

2019年10月20日(日)
ベルサール渋谷ファースト 2階ホール 主催 beo(ビーイーオー)株式会社

 

 海外を目指す学生・社会人の留学コンサルティングを行うbeo(ビーイーオー)株式会社が年2回主催する「大学・大学院留学フェア」。10年目の今回は東京・大阪に加え、福岡で初開催。イギリスをはじめ米国・豪州から70校が集結した。高校生など若い層が年々増え、参加者は3会場で約1300人。「夢の海外学生生活」を夢で終わらせないために、「正しい準備のしかた」を紹介する。

 

 「How can I help you?」と海外大学の担当者たちが笑顔で話しかけるのは、大学生や高校生、親子連れ、大学院を目指す社会人たち。ブースで交わされる会話はほぼ英語だ。

 留学相談コーナーでは、主催するbeoのカウンセラーが列をなす相談者に対応する。「英語レベルチェック」コーナーでは、外国人講師が「IELTS」(日本英語検定協会の英語技能テスト)のスピーキングテストのシミュレーションを行ってくれる。

 「ちょっと難しかった。でも意外と点数は取れたかな」と同伴の母親に報告しているのは大学3年の女子大生。中東イスラム政治を学べる大学院を探しに来たという。

 「大学センターには他大の大学院の情報は全くないんです。将来は紛争を解決する国際機関で働きたい」

 娘を送り出す親の心境を聞いてみた。「進学準備はすべて自分でやる、と言っていますが心配なのは治安ですね」

 beoが日本事務局を担うアリゾナ州立大学の担当者に、治安について聞いてみる。「アリゾナ州は失業率4%なのでアメリカでは治安が良い方です」と現地情報を即答してくれた。在籍学生数10万人のうち12%を占める留学生へのケアは非常に手厚いという。学士コースは350コース、修士を合わせると400コースに上り、コース選びの重要性は高い。

 「日本だと大学名に人気や評判が集まりますが、海外は『あのコースならこの大学』。コース設定も非常に細かくて、研究内容にフォーカスしている。だからこういう場でコース内容をしっかり確かめるのが大事になります」(beoスタッフ)

海外大学で必要なスキルとは?

 来場者がブースでよく尋ねる質問は「自分の成績で受かるかどうか」。併催のセミナーでは、海外大学の入学や出願の仕方、求められる語学力やスキルを細かくレクチャーしてくれる。

 イギリスの大学に入学するには、日本の大学から学部留学か、高校から留学する際は ①GCE-Aレベル受験(専攻予定の専門分野の基礎知識を問う試験)か②大学進学準備コース(ファウンデーションコース)入学があり、後者がほとんどだ。

 「ファウンデーションコース」とは、専攻に応じた基礎知識、大学の授業についていくためのアカデミックスキルなどを学ぶコース。ファウンデーションコースの成績を、各大学が入学基準に指定している。さらにファウンデーションコース入学に要する英語力 (IELTSやTOEFL - iBT等のスコア) は「留学で問われる英語力は別」とbeoのスタッフは語る。

 昨年、日本で初めて開設されたNCUK(英国大学連盟)認定の「大学準備コース」では、ビジネス・数学・国際関係学を学びながらアカデミック英語(EPA)を学べる。beoの東京・大阪で開講している。

 「実際の大学の授業で行うリーディングやライティングは、IELTSの試験内容や分量の比ではありません。論理的なエッセーの書き方、膨大な文献を読み解く力、説得力のあるプレゼンやディスカッションでの話し方などを半年間で身に付けていきます」

 今年9月、一期生が優秀な成績で希望する大学に進学したという。

 「日本で勉強してきた受験英語が全く役に立たない、ということを肌で感じながら、ビジネスや国際関係学などを英語で学ぶのは相当なプレッシャーだったと思います。少人数制なので講師の目も届きやすいし、一致団結して乗り越えました」と努力を讃えた。

 友人に誘われて初めて来場したという都内私立高校に通う1年の男子生徒は「すごく刺激を受けています! 学びたいことがあれば海外の方が得るものが大きいと思う」と会場の熱気に高揚した様子だ。国際バカロレア(IB)で学び、来年次は、DPクラスまたは国内大学受験クラスに進むか、選択を迫られている。

 「学校の先生が『IBで学ぶ君たちは人生選択のスピードが早い。2歳年をとっていると思いなさい』と言うけれど、今日ここに来て納得です。まさに人生の岐路です」と未来に目を輝かせた。

インタビュー

現地で生活してこそ得られる
生きた英語、グローバルな視点

beo(ビーイーオー)株式会社
マネージング ディレクター ドリュー・ニューポート 氏

――「大学・大学院留学フェア」を開催して10年、変化はありますか?

ドリュー・ニューポート氏(以下、ニューポート) 参加70校は過去最大規模。最近は来場者層が若くなり、高校生が増えてきています。

――留学目的に変化は見られますか?

ニューポート 日本人の国民性なのか「人を助けたい」という方が多く、国際開発や人道援助などの専攻はずっと人気ナンバーワンです。昔は経済、最近は芸術・デザイン専攻が人気です。例えばロンドン芸術大学は、アートとサスティナビリティをつなげて、環境破壊や貧困問題を解決しようと新たなアプローチを模索しています。「今はまだない新しい仕事」に触れられるチャンスが、海外だとより広がるのではないでしょうか。

――ズバリ、海外留学のメリットは?

ニューポート 英語を現地で使うところが一番大きい。いろんな国の人々が集い、ともに生活する中で「グローバルな視点」が身に付けられることを、我々は大切にしています。

――留学に向けて、早くから日常的にどんな留学準備をすべきですか?

ニューポート 英語の習得は早いほど良いです。日本の学校や大学での成績要件が素晴らしく、良いポートフォリオがあっても、英語力が乏しいと入学、またその後も障害になります。小学校で英語授業が必修になるので「生きた英語」を習得する追い風になるでしょう。あともう一つはお金です。

――「海外留学は膨大な費用がかかる」と思っている親御さんは多いです。

ニューポート イギリスは大学3年間、大学院も1年修了が多いので費用がセーブできます。ロンドンの外なら生活費も家賃も安くなる。アメリカも都市部以外に良い大学がたくさんあります。弊社と連携するアリゾナ州立大学は、広大なキャンパスと広々とした部屋があり生活費も安いです。「家を売らなきゃいけないほどお金がかかる」というのは完全な誤解です(笑)。ニーズがあるので大学側もスカラシップなど奨学金制度を増やしています。ただ成績が重要になってきますし、学部やコースによっても細かい設定があります。それは弊社でもお調べできます。

――学校や塾の先生方が、留学を目指す親子に提供できる情報があれば是非。

ニューポート 弊社の新しい取り組み「大学留学準備コース」は、イギリスの大学で学ぶファウンデーションコースを日本国内で、半年間(高校卒業後の3月~7月)で受講でき、大学と連携してスムーズに進学できるプログラムです。その間の海外生活費が不要で、心の準備もできて、一石二鳥です。

――「留学に興味はあるけど自信がない」学生に向けてメッセージを。

ニューポート このフェアで情報収集するのが最初のステップ。たくさんの国・たくさんの大学がある中から、行きたい大学を決めるのは大変です。だから何度も足を運び、何回でも担当者と話してほしい。すると徐々に自分の中で整理ができてくる。実は私は、最初は大学側の担当者としてブースに座っていたんです。3年間通い続けて4年目にようやく出願してくれた学生がいました。「早めに、何度も」こうしたフェアで話を聴いて、進学先を決めていくのがポイントです。

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