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中学・高校受験:学びネット

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2016/5 塾ジャーナルより一部抜粋

ズームアップインタビュー この人に聞く116
ウイングネット10周年
塾に寄り添うサポートで全国1600拠点

     

株式会社 ウイングネット
代表取締役 荻原 俊平さん

 今年配信スタートから10年目を迎えたWEB映像授業・教材「ウイングネット・ベーシックウイング」。小・中・高を対象に、幅広い学力層の生徒に映像授業を提供している市進ホールディングスのグループ会社「ウイングネット」の新しい代表取締役として2016年3月1日、荻原俊平氏が就任した。
 「市進教育グループの一員として、お客様に寄り添うサポートをしていきたい」と語る荻原代表に今後の抱負をインタビューした。

導入塾様の要望に応えて開発
ベーシックウイング

── 代表取締役就任、おめでとうございます。

荻原 ありがとうございます。一年生のような気持ちで、一からやっていくつもりでおります。塾や学校の先生方と同じ気持ちを持つことを忘れずに務めていきたいと思っています。

── ウイングネットの沿革について教えてください。

荻原 映像授業のウイングネットは今年でちょうど10年目を迎えます。最初は現役高校生向けに志望大学の合格を目指す授業映像「ウイングネット」の配信からスタートしました。

 その後、導入塾様から「学校の成績を上げることに直結したコンテンツが欲しい」「部活で忙しい高校生のために、短時間で単元ごとに見ることができるコンテンツはないか」という声をいただきました。

 そこで、教科書完全理解を目的とした「ベーシックウイング」をつくりました。このベーシックウイングにより、塾からのご要望に応え得る教材の幅が広がり、導入していただける塾様が少しずつ増えていくようになったと感じています。

 現在はZ会の教室映像、小学生・中学生のベーシックウイングもラインナップに加え、暗記が得意になる記憶の達人講座「解きメキ」や「英検・数検トレーニングゼミ」等のコンテンツも用意しています。全国のウイングネットの受講生同士で志望大学合格を目指すネット上の部活動「ウイングネット部」も立ち上げました。おかげさまでウイングネットは全国1600拠点で導入いただいています(2016年4月現在)。

── どのようなケースでの導入が多いのですか。

荻原 「受験の終わった中学生から『これからもこの塾に通いたい』と相談を受けたのですが」と、声を掛けていただき、高校部を新設されるというケースも多いですね。こういった塾様は塾生からの信頼が厚く、先生方も面倒を見てあげたいという気持ちを強くお持ちです。高校生の指導経験がない塾でも、ウイングネットを導入することによって高校部を立ち上げることができます。

 ただ、塾様によっては「数学と英語は塾講師で教えたい」「理・社だけ映像を使いたい」等、さまざまなご要望があります。私どもとしましては「塾様が生徒のために行いたい教育」を実現させるため、柔軟にいろいろなスタイルの導入を提案させていただいています。その塾の強みを活かしていただきながら、どのようにお役に立てるかを第一に考えていきたいと思います。

顧客サポート本部が
塾生一人ひとりを応援

── 現在、ウイングネット以外にもスマホやタブレットで見られるものをはじめ、さまざまな映像授業がリリースされています。その中で、ウイングネットならではの強みというのは、どこにあるのでしょうか。

荻原 強みと言うのもおこがましいのですが、最優先に考えているのは「映像授業の品質管理」です。

 映像は、実際に授業を持っている現役講師の中から定評のある講師を選び、研修を受けてもらった上で製作しています。どのような教え方が有効なのか、教え方についてもさまざまな工夫を重ねています。内容の改訂も含めて、毎年改良を重ねています。

 同時に導入後の対応もできるだけのことをやらせていただいているつもりでおります。本社に「顧客サポート本部」を設置し、導入塾様からのお問い合わせに対応しています。

 塾や塾を取り巻く環境は毎年同じとは限りません。講師の異動があったり、その年によって生徒の学力層に多少の変化があったり、そうした変化があっても、塾生にきちんと映像授業を提供していくためには、サポート本部でのバックアップは手厚くあるべきだと考えています。

 私自身をはじめ、社員にも常に心がけてほしいと思っているのは「まずはお客様の事情を聞くところから始めること」です。ウイングネットの説明を最初にするのではなく、お客様である塾からの話に耳を傾ける。その上で一番良い活用方法は何かを「想像力」を働かせながら、お客様目線で考える。「お客様に寄り添うサポート」をしていきたいと考えています。

── 具体的にはどのような方法で行っているのでしょうか。

荻原 導入後は、塾様がこれまでどのような運営をしていたのか、今後どうしたいのかを差し支えのない範囲でお聞きします。その上で、塾生一人ひとりに対し、どのような受講方法が適しているのか、受講すべき講座は何かを提案していきます。

── サポート本部のスタッフもその塾の生徒一人ひとりに進路指導をしているようなイメージですね。

荻原 そうですね。時には先生に了解を得た上で、直接、塾生と話をすることもあります。将来の夢を聞き、「君にはこの大学が向いているかもしれないね。それにはこういうふうに学習計画を立ててみたら」とアドバイスすることもあります。

 教務面においては、現役大学生による「双方向質問対応システム」も用意しています。基本的には映像を見ることですべて理解してもらえるよう、講座は細かくレベル分けをした上で、解説をしていますが、「どうしてもわからない」ということも出てきます。高校生を指導したことがない先生でも、安心してウイングネットを使っていただくために用意したのがこのシステムです。WEBカメラを使い、東大生や医学部生が導入塾の生徒からの質問に直接答えています。

 私が東大生を見ていて「すごいな」と思うのは、初めて話す生徒にもかかわらず、どこでつまずいているか見抜けるところですね。このシステムは定期試験前や入試前によく利用していただいています。

学力の基本である
「国語力」にフォーカス

── ウイングネットは小・中・高のすべてのコンテンツが揃っていますが、今後、力を入れていきたい部分はどこでしょうか。

荻原 2016年度は、教科書対応ワーク対応映像教材「ベーシックウイングSC」を改訂・新作し、3月1日にリリースしました。

 現在、塾の指導形態としては集団指導、個別指導の2つの柱がありますが、自立学習という形態も広がってきたと感じています。集団指導や個別指導、テキストによる自立学習により、もちろん学習成果は上がりますが、今の中学生はパソコンやタブレットの操作に慣れていますので、自分のペースで集中して受講できる「映像授業による自立学習」の持つ効果を伝えていければと考えています。

 同時にウイングネット全体では「国語力」にも注力したいと思っています。まず、教科書の本文70%を使った「ベーシックウイングSC」により、定期テスト対策をより効果的に行えるようにしました。また、「現代文」の講座を高校生のベーシックウイングにも導入しました。

 大学入試における英語の外部試験導入やグローバル化で英語教育が注目されていますが、一方、思考力・判断力・表現力の育成も急務だと言われています。そうした力の源となる国語力はすべての学力の基本であり、勉強の礎となるものです。しかし、塾では国語の授業時間を十分に確保できないこともあるかと思います。その部分においてウイングネットがお役にたてればと考えています。

生身の先生だから
できることに力を注いでもらいたい

── 大学入試改革への対応はどのように考えていますか。

荻原 大学入試改革では、ウイングネットとして必要な対応をしていく部分において、充分に検討していた上で実施していくべきと考えています。しかし、入試形式がどのようになるかいまだ不透明な中、一定の学力を評価する入試になることは間違いありません。これまで同様、子どもたちにしっかりとした学力を付けるコンテンツを提供していきたいと思っています。

── 今後、塾の方々には、ウイングネットをどのように活用してもらいたいと考えていますか。

荻原 今、全国的に塾講師の確保が厳しい状況です。地方は大学生の数も少なく、子どもの数が多い都市部でも、反対に優秀な講師の確保の競争という部分もある状況です。

 そうした中、教務部分において、ウイングネットに任せていただける部分は任せていただいて、先生方には、塾生とのかかわり合いの時間を増やしていただければと思っています。「よくやったね」と塾生の頑張りを認め、次のステップに導くコーチの役割といいますか、生身の人間だからこそできることに時間を割いていただきたい。そこが映像授業の一番のメリットだと確信しております。

 私は常々、学力向上とは本当に地味な一歩一歩だと感じています。成績は右肩上がりにあがっていくものではなく、ある程度継続的な努力を続けていくことによってポンと上がることの繰り返しです。事実、そうして地道に身に付けた知識でなければ、入試においても社会においても役に立たないのではないでしょうか。

 そのためには、子どもたちから「わかるから面白い」「面白いから続けたい」と思ってもらえる映像授業やツールを開発・提供していきたい。そのことを通して、塾のお役に立ちたいと願っています。

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