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2016/3 塾ジャーナルより一部抜粋

注目を集める起爆剤になるか?
私学のノベルティグッズアンケート

     

 私学などの説明会、イベント、オープンキャンパスに出席すると配布されることがあるノベルティグッズ。ひと昔前は鉛筆やノートが定番だったが、最近では非常に多様化し、より生徒が喜ぶものをと各私学が模索している。

 今回は、主要都市にある私学500校(一部塾含む)を対象にノベルティグッズに関するアンケートを行い、その内容を調査した。
(受験時期にもかかわらず、160校からの回答を得た)

ノベルティ作成は9割以上
複数種類を作る学校も多数

 ノベルティグッズを作っている私学・塾は全体の93・5%【グラフ1参照】。少数派ではあるが「あえて作らず、授業や講師の持つ魅力で勝負する」と答えたところもある。私学では「生徒や保護者に喜んでもらえている」「イベントによって使い分けると、複数回来校してもらえる」など、ノベルティグッズ作成に積極的な結果が出た。

 また、最近は複数校の説明会に参加してから受験する学校を決める生徒がほとんどのため、ノベルティグッズで好印象を与え、受験したいと思わせる目的もあるようだ。ひとつの学校で作成されているグッズの数は平均4〜5個。10を数えるグッズを作っている学校もあり、学校が開催するイベントに参加し、一定の条件をクリアしていくことで、いろいろなグッズがもらえるような人気コーナーに利用しているという回答も得た。

 こういった風潮に合わせ、ノベルティグッズの制作会社も数え切れないほど国内に存在。オリジナルのグッズを作成するだけでなく、私学に向けてデザイン指導をしている会社も少なくない。また、デザインの専門学校では、ノベルティグッズを制作する講座を開講しているところもあり、ノベルティグッズは社会的にも重視されているひとつの産業になっている。

文具、食べ物から、人形、バッグまで
種々様々なグッズの種類

 ノベルティグッズといえば1990年前後にヨーロッパで流行したピンバッジが有名だ。ピンズと呼ばれるそのバッジはさまざまな企業や媒体で記念品として作られており、中でも私学のピンズは、校舎や校章をお洒落にかたどったものが多く、学生たちだけでなく、保護者たちの間でも人気が高かった。20年以上経った今でも、当時の私学のピンズはビンテージものとして重宝され、日本でもオークションなどで取り引きされている。

 日本の私学で配布されているノベルティグッズは、こういったファッション的なものではなく、学業に通じるものが多い。アンケートで最も多かったのがボールペン、シャープペンシル、マーカーといった筆記用具。次いでノートやクリアファイル。校章や名前を配置よく入れ、通学にも使える手提げバッグなどを作成している学校も多い。また、ノートや教科書・参考書に貼り、重点チェックができるメモ機能のある大きめの付箋やノック式でペンケースの収納しやすい消しゴムも人気。クラブ活動などに使えるスポーツタオルを作成している学校も少なくない【グラフ2参照】。

 少数回答ではソーイングセット、ポーチ、缶バッジは保護者や女子生徒に人気が高い。また、夏の説明会に合わせたか、うちわや扇子といった季節感を感じさせるものもある。食品のノベルティもあり、創立111周年に合わせてプリッツを配布(菓子メーカーが1の数字をプリッツに見立て、毎年11月11日をプリッツの日としており、若年層を中心に定着している)する学校や、オリジナルの個包装プリントがしてあるキットカット、オリジナルでデザインされた金太郎飴やうまい棒、せんべいといった駄菓子系、ペットボトルのお茶などもあった。

 一方、最近ではほぼすべての生徒が持っている携帯電話やスマートフォンに付けられるストラップも多くの学校が作成している。ブランドにもなっている人気キャラを使用したものや、各校の制服を着たキャラクターがついているもの、パスケースを付けたもの、校章などをあしらったレザー製品と、種類はさまざま。制服を着た小さなキューピー人形がついたストラップは生徒たちに人気が高いようで、SNSなどでも写真が多く見受けられる。

 一方、販促ノベルティとして多くの企業で取り入れているティッシュはあまり作られておらず、鉛筆も2校のみ。また、スマホのカレンダー・メモ機能で代用できるようになったためか、手帳やカレンダーも回答数が少なく、時代背景がうかがえた。

 さらに、教育情報や大学入試改革、受験対策指導を冊子にしたものや、過去問題集、理科実験キットなど、直接受験にかかわる教育グッズも少数ながらあり、受験を目前に控えた生徒やその保護者には非常に人気が高い。

学校だけでなく
普段も使える珍しいグッズも好評

 こういったノベルティグッズは受け取った方も概ね嬉しいと感じているようで、渡したときの反応は「良かった」という答えが60%近い。「こういうノベルティが欲しい」という生徒たちの意見を調べたところ、生徒たちはスマホにも使える外部端子やエコバッグ、折りたたみ傘など、学校生活だけでなく、普段でも使えるグッズに人気が集まっているようだ。とある私学では、家庭の壁に掛けて伝言板として使えるホワイトボードとマーカーのセットを配布、親子間のコミュニケーションが取れるグッズとして人気を得たことがある。また、家政科を持つ私学は計量器を作成。シンプルで機能的と、保護者からも喜びの声が上がった。全国的に難関大学への進学率の高さで有名な某私学では、校名入りのせんべいを作成。無料配布ではなく、文化祭で販売するタイプのノベルティだが、多くの塾や受験生が購入していくという。

 一方、保護者に喜ばれるノベルティグッズは筆記用具のセットや文具セット。特にステープラやテープカッター、はさみ、定規などが小さな箱に収まる文具セットは、生徒だけでなく、保護者が家庭や仕事先でも使用できるということで人気だ。珍しいものでは、校名の入った段ボール箱(折りたたみ式)があり、組み立てれば丈夫でカラーボックスにちょうどぴったりのサイズというグッズ。カラーボックスの引き出しにもなり、また校章が箱の全面についているので、校章を見る機会が多くなって、学校側が自校の印象を付けるという役目も担っている。

 その他、修正テープ、テープのり、クリップセット、しおり…とグッズの種類は非常に幅広い。学校ではないが、企業によってはマグカップや電動歯ブラシ、ドリンクボトル、箸といったオリジナルグッズもあるため、私学でも今後さらにノベルティの種類は増えていくと予想される。

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