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中学・高校受験:学びネット

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2016/1 塾ジャーナルより一部抜粋

緊急取材 東京編 『教える』『育てる』『導く』で
社会で勝利する人に

  株式会社 学光社(東京都青梅市) 代表取締役 岡田 弘行さん  
     
青梅市を中心にING進学教室を10教室展開している株式会社学光社。30年前の開塾当初から、志望校への合格はもちろん、生徒の10年、20年後を見据えた人間教育で知られている塾だ。教務力向上のため妥協なき研修を行うと同時に、国際品質基準ISO9001、塾・予備校など向け国際規格ISO29990、全国学習塾協会サービス評価AAAなども取得。自ら厳しい評価を課す姿勢に、地域から厚い信頼を寄せられている。昨年6月からは東京都武蔵村山市の全中学校で「特進講座」を担当するなど、新しい取り組みにも挑戦している。

人間教育で学習意欲を引き出す
研鑽する講師の姿が生徒の模範に

 ING進学教室は、小・中学生の集団指導にこだわり続け、独自の路線を歩んでいる。地元トップクラス高校への進学実績を誇り、生徒の学習への意欲はすこぶる高い。高等部では東進衛星予備校を導入。東大、慶應、早稲田大学などの難関大学への合格を果たす生徒が続出している。

 「ING進学教室では、『教える』『育てる』『導く』の3つ、『教育導』を塾の役割として考えています」

 そう話すのは同社の岡田代表だ。

 同塾で教鞭を執るのは専任講師のみ。しかも全員が全国学習塾協会の学習塾講師検定を取得しており、そのうち1級取得者は約10名。平成22年度に行われた講師検定1級の最高得点者2名は同塾の講師だった。毎日、授業前にはその日の内容を模擬授業する「教室内授業研修」を実施。他にも月に1回は外部講師を招いての研修を行うなど「教える」ことに対し、責任を持って取り組んでいる。

 「育てる」の「人間教育」にも力を注ぐ。同社職員有志の「スプリングユネスコクラブ」は13年前から毎年「エッセイ・作文コンクール」を開催。別途「NIE(Newspaper In Education)作文大賞」も行っている。これらの表彰式は吉川英治記念館や啓明学園の北泉寮など特別な場所を借りて行い、地域について学ぶ機会にもなっている。

 他にも社会で活躍する方を招いての「人間力アップ講演会」、広島の爆心地から1.3キロの場所で新芽を出した「被爆アオギリ二世」を譲り受け、東京都東大和市の戦争遺跡に植樹するなど幅広い活動を行っている。

 「導く」の進学指導においては、生徒が自分で学校選びができるよう、中堅塾としては最大規模の都立32校、私立43校参加の「入試フォーラム」を開催。部活紹介や高校の授業体験コーナーも用意し、毎年1,000人以上が来場している。たとえ難関校に合格できても、本人が望まなければ決して勧めない。本当に行きたい学校選びの後押しをしている。

 この「教育導」の取り組みは、同塾の教育理念「社会で勝利する人に!」を実現するための大きな柱だ。事実、こうした経験が生徒の人間力育成に成果を上げている。第1回のNIE作文大賞を受賞した生徒はそのことを誇りに感じ、勉強に邁進。都立国立高校で学年1位、東進模試でも全国1位に輝いた。東大合格の実力を持ちながらも、教師になる夢に向かって東京学芸大学に進学した。

あえて厳しい評価を課し
12年連続で優良塾として表彰

 教育に対して常に真摯な塾の姿勢に、生徒や保護者から厚い信頼を寄せられている。塾のチラシには顔写真、名前入りで進学実績が紹介されているが、多くは快く承諾してもらったもの。合格延べ数やイニシャルでの紹介は一切していない。プライバシーマークを取得していることもあり、こうした情報掲載にはきめ細やかな配慮をしている。

 同塾は全教室に防犯監視カメラを設置している他、教室内のみならず建物全体の安全管理にも務めている。昨年に開かれた全国学習塾協会主催の「塾の日シンポジウム」では、12年連続自主基準遵守優良塾として表彰されている。

 「塾は許認可制ではありませんから、子どもたちの将来を託されているとの責任から、あえて外部からの厳しい評価を課そうと、こうした基準を取得しました。おかげさまで『INGは真面目な塾だ』という評価をいただき、一時期、保護者の職業で一番多いのは、学校の先生ということもありました」と岡田代表は話す。

見ず知らずの土地で開塾
公立中学で「特進講座」スタート

 高い評価を受けている同塾だが、30年前は岡田代表一人でのスタートだった。法律の研究者を目指していた岡田代表は大学院生の26歳の時、スポーツ時の事故で左側頭部の頭蓋骨を骨折。学問の世界を諦め、「子どもたちの教育をやろう」と決心する。

 岡田代表はその後、大手塾で4年間指導をした後、独立。東京・下町の生まれだったが、「生徒を取ったと言われないよう、見ず知らずの土地」(岡田代表)の青梅市へ。JR河辺駅から徒歩20分以上のビルの2階の一室、わずか40坪ほどのところで塾を始めた。指導力が評判を呼び、順調にスタートしたが、夏期講習までは、全学年の授業から事務や清掃まで、たった一人でこなした。

 それから30年。今でこそトップ校を目指す優秀な生徒が集まっているが、「当時は教育への意識がそれほど高くありませんでした。まさに砂漠に花を咲かせる想いで、一つずつ地道にやってきた積み重ねです。楽な戦いはなかったですね」と振り返る。

 塾主催の学校説明会・入試フォーラムに公立校を呼んだのも同塾が都内では初めてだった。十数年前、地元の旧8学区の高校は参加してもらえず、別学区から4校参加したのが始まり。そこから地道に声がけをし、現在、公立32校が参加するまでになった。

 昨年6月からは武蔵村山市の全中学校で1年間にわたり「特進講座」を担当している。塾と公教育と連携する場合、貧困対策として学習支援が必要な生徒へのフォローが多いが、今回はいわば進学特化の上位層へのアプローチという点が新しい。

 対象は中3生の意欲ある生徒で、週2回数学の授業を放課後の中学校で実施。生徒の費用の負担はなく、1回20人ほどが参加している。市としては学習意欲の高い生徒を支援することで、学校全体の学習意欲を高めたい狙いがある。

 この講座を担当するに当たり、同社では派遣業の免許も取得。社外業務になるため、新たな保険にも加入した。30年にわたり誠実に子どもの教育と向き合ってきた学光社。公教育と民間教育の新しい連携を模索する挑戦は続いている。

 

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