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中学・高校受験:学びネット

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2015/9 塾ジャーナルより一部抜粋

中萬学院グループ CG啓明館
満足度の高さから生徒数が年々増加
第一志望合格率は約80%

     
 神奈川県を中心に全165教場を展開している中萬学院。今年創立61周年を迎え、塾業界の中でも屈指の歴史を持つ塾だ。その中の中学受験専門塾「CG啓明館」は、卒業生の満足度が非常に高く、2015年度の「オリコン顧客満足度ランキング中学受験 首都圏 集団塾」では総合1位。少子化時代にあって生徒数が増えている背景には、独自の手厚いサポート体制があった。

大学入試改革は
中学入試に有利の予想

 中萬学院グループの「CG啓明館」は、今年で14年目を迎える中学受験専門塾だ。現在教室数は20で、生徒は低学年対象のパズル道場を加えると全体で約2,100人超。しかも、生徒数は毎年増えているという。

 「生徒が増えているのは、卒業した生徒が満足しているのが大きな要因だと考えています」とCG啓明館取締役兼事業部長の渋田隆之先生。難関上位校の合格者数は、2009年は272名だったが、2015年には415名と飛躍的に増加。神奈川の公立中高一貫校の合格者も今年は4校合計で143名と、4年連続で県下1位を誇っている。現在、第一志望合格率は約80%。「来年には第二志望までの合格率100%を目指したい」と渋田先生は話す。

 生徒の満足度の高さは「2015年オリコン顧客満足度ランキング中学受験 首都圏 集団塾」総合1位という評価にも現れている。同塾はこのランキングで毎年上位にランキングしており、中でも「講師の質」は6年連続1位を獲得している。

 中学受験者は年々減っていると言われているが、渋田先生は「2020年の大学入試改革が私立中学において有利なのは間違いありません。グローバル化時代、国際社会で通用するためにどのような教育が必要か。明確なメッセージを発信できる機会として、私立や塾にとって大きなチャンスになると考えています」と話している。

気軽に相談できる
女性スタッフを配置

 同塾は、講師やスタッフが一丸となって取り組む手厚いサポート体制が大きな特徴だ。1クラスの人数は最大20名。低学年や新入生が多い場合は10名以下のクラスを設置することもある。

 「毎年6年生の生徒がどの学校を受験するのか、全員の情報を把握しています」と渋田先生。事業部長自ら約600人の6年生全員に面談を行い、アドバイスをしている。

 加えて、その生徒に関係する講師が全員参加するミーティングも行っている。生徒一人に対し、個人担任、教科担任、学校情報の担当者、教科に詳しい講師ら10数人が招集されることもある。そこでは生徒の性格、得意な科目、入学後、どんな部活に入りたいかなども含めて、さまざまな角度から受験校や方法を検討する。

 さらに同塾では女性運営スタッフを各教室に常駐させている。送り迎えのちょっとしたときなどにも保護者の相談に乗ってくれる頼もしい存在だ。東戸塚スクールで勤務するスタッフの1人、細木香里先生は「『こんなことまで先生に相談してもいいのかしら』と思っている保護者の方が多いですね。でも、それが意外に重要なこともあります。相談後は必ず講師と連携をとって対応するようにしています」と話す。

 「初めて塾に来ていただいたときに『算数が苦手』と自分の中にラインを引いてしまっているお子さんがいることがあります。今後はそうした気持ちを抱かない前に、低学年から楽しくいろいろなことに挑戦できるよう、生徒とかかわりを持てればと考えています」

 ここまでしっかりサポートできるのは「商圏を神奈川県に絞り、指導の質を維持しているから」と渋田先生。「子どもたちは人と人とのかかわりの中で成長する。教師であったり、女性スタッフであったり、一緒に頑張る仲間であったり。時には、激励に来てくれる先輩かもしれない。そのかかわりが多い塾が、良い塾であると思う」と話している。

モチベーションは
下がって当たり前

 受験指導で苦労する点といえば、いかに生徒のモチベーションを維持するかだ。ところが、「そもそもモチベーションを維持させようとするのが間違いだと思います。社会人でも1年中、モチベーションを高く保って仕事をできている人はいませんよね。モチベーションは上下して当たり前。下がったときにダメだというのではなく、その理由を受け止めてあげることが大事です」と渋田先生は話す。

 お母さんとケンカした、学校行事で頭がいっぱい…。小学生はそんな些細なことでモチベーションが下がってしまう。それを否定せずに生徒を認めてあげることが重要なカギとなる。

 「生徒が一番やる気になるのは、やはり入試直前の切羽詰った時期。それまでは長丁場なので、マラソンと同じく、私たちがペース配分をしてあげる必要があると思います」

 純粋な心を持っている小学生時代。先生や先輩の言葉が心に響き、勉強へのモチベーションが一気に上がることもある。

 「マニュアルだからこう指導するのではなく、『この生徒のために』という思いが持っていることが重要です。一生懸命指導しているかどうかは、すぐ生徒に気付かれてしまう。反面、自分の言葉が生徒に届いたとき、生徒は大きく成長してくれます。これだから中学受験の指導はやめられないのでしょう」

 中学受験指導は大変な仕事だが、一番やりがいを感じる瞬間は、合格を勝ち取ってくれた時だ。生徒から「ありがとう」と言ってもらえた瞬間、すべてが報われると渋田先生は話す。

このライン以下なら公立に
偏差値を第一に考えない

 中学受験の世界で20年以上の指導をしている渋田先生。最近の中学受験について「『私立ならどこでもいい』ということはなくなり、ここまでのラインの学校に入れてもらえなければ、公立に進学するという風潮に変わってきました」と考察する。

 ゆとり教育の時代には是が非でも私立中学へという流れがあったが、保護者の学校選びの目は相当厳しくなっている。同塾では中学受験を盛り上げるため、神奈川県内の中学校と一緒にパネルディカッションなどのイベントを積極的に開催している。

 渋田先生は「親の見栄で志望校を決めるのではなく、主人公は子ども自身であることを忘れてはならない」ということを口を酸っぱくして話し続ける。説明会では「学校さん自身が気付いていない良さがこんなところにもありますよ」と保護者に語りかける。「保護者の方はその年度の偏差値表しか参考にしませんが、偏差値は日程の変化でも上下しますし、5〜6年のスパンで変化します。偏差値は合否の参考にはなりますが、それを第一に考えないほうがいいとお伝えしています」。

 子どもが青春時代にどんな環境で育つかは、その子の人生を大きく左右してしまいます。だからこそ、合格の瞬間だけではなく、未来につながるような指導をするのが、教育者としての大きな責務です。啓明館のスタッフは社内だけではく社外にもどんどん足を運び、研鑽を積んでいます。

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