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中学・高校受験:学びネット

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2015/5 塾ジャーナルより一部抜粋

緊急取材 従来のビジネスモデルからの新提案!
19(ナインティーン)プロジェクトで学力復活

  株式会社アンドゥ(千葉県千葉市) 代表 安藤 賢孝さん  
     
株式会社アンドゥは千葉市緑区と市原市で5教室展開している新進気鋭の塾だ。といっても、開塾9年目なので、新進とも言えないと思われるが、事業内容といい、事業展開といい、新しくユニークなのだ。今年度、新たなビジネスモデルに挑戦している安藤賢孝代表は、子どもたちの「学力復活」を心情に企画した、つまずき解消のためのおしゃれな参考書の出版や、心の応援団(学生のための学生による応援チーム)を結成するなど、教育機関の支援事業に乗り出した。

時代に合った吉備システムを中心に
自立学習manaでFC展開も

 アンドゥの本部がある緑区おゆみ野は、近年宅地造成が進んでおり、人口が増加傾向にある地域だ。中学は近隣に3校あり、それぞれ1学年250人が在籍という多さ。当然、多くの塾がしのぎを削っている。そんな中、異彩を放っているのが、同社・安藤代表だ。

 同社は学習塾グループ「19BOX」を率いる教育事業部と学習コンテンツの開発や教育機関支援事業などを展開するA.E.D事業部の2本柱で運営している。

 安藤代表は千葉大学工学部卒業後、「塾らしい塾、塾らしくない塾」をコンセプトに、2007年「アンドー塾」を開塾。当初は1対1〜1対3などの個別指導で、弱点の克服を徹底的に行い、「学力復活」を得意としてきた。まさに塾の王道だ。その後、複数のブランドを立ち上げ、それらを傘下にした「19BOX」を設立した。

 さらに吉備システムの機能を生かした、学習進度表に従ってバーコードを読み込むだけで、必要な問題を出力することができる「吉備楽パックシステム」を完成させ、自立学習を促す「mana」ブランドを開設した。

 「吉備システムは便利すぎて、学生講師が使いこなすハードルが少々高い。それを使いやすいように自分好みの配列に変えました」

 率直な意見を述べる安藤代表だが、「今はウチにとって、吉備システムはなくてはならないもの。ゲーム感覚でできるところが、今の時代にあっていたのでしょう」と絶賛だ。

 「mana」の教室は、一般の個別指導のイメージとは違いシンプルだ。長テーブルに複数のPCが置いてあるだけで、ブースでの仕切りもない。講師1人に生徒20人(無学年制)は、人件費のコストも下がり、お母様方に喜んでもらえるよう、授業料の設定が抑えられた。おかげで昨年は生徒数が3倍増に。今後はおゆみ野の「mana」をFCのパイロット校と言う位置づけにし、全国に加盟塾を募集する方針だ。

BENKYO BEARの開校と
学生目線の参考書を発行

 安藤代表が今年、力を入れているのが、A.E.D事業部が展開する事業だ。ブログで「とんでもない企画。これはヤバイよ」と話しているだけに中身が気になる。

 その企画に先駆けて、5月に先述の19BOXに、新たなブランドが千葉の駅前に誕生する。一言でいうと、教室型家庭教師。高校生がいつでも気軽に学べる学習スペース「BENKYO BEAR(勉強部屋)」の開校だ。会員制ではなく、行きたいときだけ行くスタイルは、高校生には嬉しい。

 「飲食やアパレルって会員制ではないですよね。毎回リピートしてもらうために販促をしたり、キャンペーンをやったりしています。その仕組みを取り入れようと思っています。塾業界のビジネスモデルの逆を行く、ある意味挑戦だと思っています」

 チラシは出さず、安藤の名前も出さない。時給を上げて、優秀な講師を確保。最低でも千葉大レベルは欲しいと強気だ。採算は取れるのか?と親心が出るが、この挑戦には大きな企画を実現するための試金石だった。

 「地域密着の教室運営も楽しいですが、もっと全国に学力復活の輪を広げたいんです。そのスタートの企画が19(ナインティーン)プロジェクトです」

 安藤代表は、塾部門以外に教育関連支援業務として、学力復活の活動をしてきた。子どもたちの“つまずき”を解消するため、解答の型やコツを矯正していくという参考書を出版したり、関西の私学では放課後授業にも協力をしたりした。しかし、まだまだ消化不良の部分が多いという。そんなとき、ある教材会社の協力もあり、体系的に作った参考書と解法ノートを出版することになった。

 「私がプロデュースをしますが、コンセプトは学生目線で作った参考書です。全国の個別指導の講師はほとんど学生ですから。学力が低い子って、一緒に寄り添ってくれる信頼できるお兄さん、お姉さんが欲しいんですよ。ですから、年の近いアルバイトの学生でなきゃダメなんですよ」

心の応援団(アイドル)で
頑張ればできる
新たな学びの提案で
学力復活

 教科は数学と英語。参考書の“分厚い”というイメージを払拭するために、数学なら体系的に4領域(@数と式、A図形、B関数、C資料の活用)にチームわけをする。薄く使いやすいのが特徴だ。表紙がギンガムチェックやタータンチェックといった、オシャレで一見参考書とは見えないデザインが楽しい。

 「要は参考書もファッションの一部ですよ。楽しんで勉強しなきゃ、成績は上がりません!」

 驚きは、この参考書を世に広めて、「大丈夫、学力復活できるよ」と応援をしてくれる応援団(アイドル)を作ろうという企画まで考えた。

 「You Tubeとかに流すという手もありますし、地域の塾に応援団の派遣も考えています」と、どこまでも柔軟な発想は続く。

 もともと自塾の生徒の学力低下がきっかけだった。そういう子どもたちの勉強法は、時間をかけ、量をこなしても限界があるという。

 「勉強の苦手な子に堅苦しいことを言ってもしょうがないでしょう。アイドルという言い方は適切だとは思わないが、『つらいかもしれないけど、もうちょっと頑張ればできるからね』と、そういう応援をしてくれる存在があれば、子どもたちの大きな力となりますよ」

 安藤代表は「きちっと王道をいく塾は絶対必要だし、中学受験のように鉢巻巻いてやる塾も必要だと思います。ただ、今までやってきたやり方が良いわけでもない。こんな学びの提案もあって良いと思うんですよ」と力を込めた。

 

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