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中学・高校受験:学びネット

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2013/11 塾ジャーナルより一部抜粋

難関公立高校目指すならここ!と言われる塾
他を寄せ付けない大阪トップ高校合格実績!!

類塾 −その圧倒的な強さー

     
 大阪府が府立高等学校の特色づくりとして、トップ10校を進学指導特色校と銘打ち、その高校に難関大学進学を目指す専門学科である『文理学科』を設立して3年。中でも、私立公立合わせた高校において、大阪府下トップと呼ばれる府立北野高等学校は、この文理学科を設置してさらに倍率が増加。2倍、3倍という激戦となる有名校である。その北野高等学校をはじめとした文理学科設置10校の合格者数で3年連続ナンバーワンの合格実績を誇るのが、大阪・奈良に61教室を構える類塾。創立38年目を迎え、これからも府下トップを維持し続ける自信が、講師一人ひとりからもあふれている塾である。

学区撤廃で激戦化加速!
それでも揺るがない実力をつける!

 「文理学科設立に加え、来年度より始まる学区制撤廃で、北野高等学校の受験はより一層激化します。そのために、毎年システムを変更して、指導のやり方を向上、高い倍率に打ち勝つ子を育成してみせます!」

 力強く語るのは類塾システム担当の石野潤氏。生徒たちの成績を管理・弱点を発見するカリキュラムなどを、時代の流れに沿って、毎年進化させている教育者である。

 来年度より大阪府下の学区が撤廃されて、大阪南部からも北摂地域の学校へ受験が可能になった。そこで注目されているのが、文理学科を有する府下トップクラス校である。中でも府下の私立公立合わせても最難関といわれる府立北野高等学校は、来年からの受験の要になると言えるだろう。

 その北野高等学校を含む府下の文理学科設置校にトータルでナンバーワンの進学実績を3年連続で上げ、「大阪トップ公立進学を目指すならここ」と信頼を置かれている塾が、類塾である。

 あくまでもメインは公立高校受験である類塾では、私立受験では必須とされる大量の構文や公式、年表などの暗記をはじめとした知識詰め込み型の指導は行わない。公立高校の合格に必要なのは、学校で習う範囲の知識をしっかりと学び、理解することである。そのため、クラブ活動にも力を入れながら、受験へ導いていく指導法を取り入れている。

 この長期にわたる合格率を誇る指導法が大きく変化したのは3年前。公立トップ校の文理学科導入に合わせての大幅な改革を行ったためだ。

 多くの高校進学塾で実践されている教育法は、知識詰め込み型が多く、次々に新しい課題を投入して進める指導だが、類塾で取り入れたのは、同じ傾向の問題を繰り返し解く反復型の教育法だ。反復学習を繰り返すことで、「こういう問題にはこうすればいい」と反射的に対応できるようになり、問題の処理スピードが上がり、問題解決への意欲も生まれてくる。もちろん、講師が生徒個々の状態をしっかりと把握し、どのように勉強を進めていけばいいかを指示して、効率よい学習方法へ導いていくのが大前提だ。

 「新しい問題を与えられても、反復で解き方を反射的に理解できるようになっているので、実力を如何なく発揮できます。同じことを繰り返すのは、一見、非効率に見えますが、生徒の問題解決までの時間を短縮して、しかも学習に対する姿勢もしっかりと構築できる、非常に効率の良い学習方法なのです」

 テキストは基本と応用と難問に分かれており、基本テキストからきっちりと進めるのは当然だが、応用にステップアップした後に自分がまだ基本で理解していなかった場所に気付き、もう一度基本のテキストをやり直す生徒も少なくない。多い生徒で1年間に同じテキストを20回以上、北野高等学校に進学した生徒でも10回程度は反復して学ぶこともある。

 この反復授業が打ち出しているのが高い合格実績。北野高等学校・定員320名中150人、茨木高等学校・定員320名中160人、豊中高等学校・定員360名中187人と、類塾出身生の割合は大きい。通常なら、同じ学校にそれだけ同一の塾からの進学者がいれば、考え方や解法が偏ってしまうと高校側から懸念されるものだが、類塾の場合は反復学習で培われた実力と、自分で弱点や疑問点を乗り越えていく学びの姿勢を身に付けている生徒がほとんど。このため、高校でも伸びる余地が大きい生徒たちであると、進学を歓迎されているという。

個別に教える一斉授業方式
生徒たちの内面から鍛える学習環境!

 類塾の中学生対象のコース設定は大きく「先科」「練科」という2つのコースに分かれている。

 基本は一斉授業だが、徹底的に反復授業を行って、実力をつけるのはどのコースも同じ。特に練科コースは、生徒個々に合わせた課題を出して、どんな問題にも対応できるように指導。一人ひとりの状態に応じた細やかな講師陣の対応で、生徒の習熟度・理解度アップを心がけるという、個別指導と一斉授業の融合こそ、類塾の特徴となっている。

 生徒たちがつまずいてしまう原因となる大きなポイントはほぼ同じで、そこは一斉授業による指導が行われる。これは、一斉授業でクラス全員を同じ板書講義に集中させることで、仲間同士で刺激し合い、切磋琢磨できる学習環境を大切にしているためである。この集団授業のメリットを残した上で、指導の中心としては、一人ひとり赤入れ(弱点指摘と課題指示)を行い、面倒見よく勉強法の指導を行う個別指導システムが取り入れられているのだ。

 学区撤廃のため、北野をはじめとする文理学科を持つ学校は、前期・後期ともに受験戦争が激化すると考えられる。その中で勝ち抜きながらも、生きる力を持つ健全な生徒を育成するために、知識先行型ではなく、ゆとりある授業で、生徒たちの根本的な能力アップをする。この類塾の考え方が近年の保護者たちの望みと合致し、入塾したいと希望する生徒は右肩上がりに伸びている。

 入塾には一定基準のテストを受ける必要があるが、テストの結果と同様に面接も重視している。これは、類塾独自の指導方針に同感できる子でなければ、どれだけ成績が良くても伸びることはできないからだ。たとえテストでトップの成績を取っても、詰め込み型の指導のほうが合うと面接で感じられる生徒には、入塾を見合わせてもらうという徹底の仕方にも、指導への自信が現れている。

 一方で、目指すトップレベル高校に残念ながら入学できなかった生徒たちもいないわけではない。ただし、彼らも非常に高い習熟度と学習意欲を持っており、東大寺や洛南などのハイスペックの私立高校へ進学を決めている。

2014年大阪トップ
10校の合格目標は
1,000人超え

 関西でよく類塾と比較される大手進学塾も、着々と進学実績を上げている。ただし、教育理念や指導方法は類塾と全く異なるため、入塾を志望する生徒の取り合いになるということはあまり懸念していないと石野氏は語る。

 「類塾は地域密着型の公立高校進学に強い塾ですから、学校のある地域に塾舎を構えることが多いのです。他の塾は電車で通う生徒に便利な場所である駅前に集中しているので、あまり近くに大手塾が乱立することはないですね」

 生徒たちの安全な通塾を守っているのが通称「類バス」という愛称で親しまれている送迎バス。地域の学校の校区をくまなく巡回し、夜遅い帰宅時間になっても、生徒たちを家の近くまで送ってくれる。このバスは現在7割以上の教室で展開されており、子どもを巻き込む事件が多い昨今、安心して塾へ通わせることができると保護者からも喜ばれている。

 十分に恵まれた学習環境と効率良い指導で、生徒の実力は確実にアップしており、石野氏は来年もトップは譲る気はないと強く宣言する。2013年の合格実績は大阪トップ10校で900人近くおり、来年は1,000人超えを目標としている。

 現在の塾生は2万人、講師580人。年間5教室以上の展開を進めており、今後もこの数は更新され続けると予測される。

 年々変化する受験に合わせ、毎年カリキュラムに工夫を加え、変化させていく類塾。

 公立高校の実力が高く、今後は2倍、3倍の受験率になる可能性があるトップ高校を抱えた大阪の厳しい受験戦争の中で、『公立の類』と呼ばれ続けることに自信と誇りを持って、日々、生徒の指導にあたっている。

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