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中学・高校受験:学びネット

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2013/7 塾ジャーナルより一部抜粋

セミナーレポート 育志館に学べ!
志を育てる授業で問いかける 「なぜ、今、勉強しているのか?」

     

進学の名門 育志館(京都府木津川市)
塾長 光田 浩之さん

学生の頃より塾経営を始める。塾業界一筋に生きてきたことが自身の強みでもあり、弱みでもある。塾人として30余年、その間に立ち上げた校舎は26校舎。教え子は3,000名を超える。細かく体系立てられた英語指導には各方面より多大なる信頼をいただいている。また、中学受験の国語・社会の指導法にも定評がある。

■近畿若手博友会 代表  ■関西教育ネットワーク 代表

 15年ほど前より徐々に発展し、若い世代の家庭が増えてきた街、京都府木津市州見台(くにみだい)。その一角に4年前に開塾した育志館は、進学の名門の看板を打ち出し、めきめきと実績を上げている注目の個人塾である。かねてから念願の表大通り沿い、バス停そばに新校舎『州見台スクール』を4月に完成させ、さらに次の一歩を踏み出そうとしている。今回は真新しい塾舎を訪問し、育志館の光田浩之塾長にその具体的な指導方法などをインタビューした後、すべての教室を案内していただいた。

成長を続ける塾で
「ホンモノ」の教育を提供する

 光田塾長は大学3回生の時に志を同じくする仲間と塾を立ち上げ、それから30年余、塾での教育に力を注いできたベテランの塾人。考え方の相違により、4年前に新しく進学の名門 育志館を立ち上げた。現在、同地域に5教場を持つ。

 「同地域にこだわるのは、同じ教科書を使用して授業を行う地域内であれば、同じ教材や方針で効率よく指導できるためです」

 この春には州見台に新校舎が完成。2階建ての瀟酒な校舎は、和の雰囲気と洋の利便さが兼ね備えられた塾舎となっている。また、一教室に広いスペースを確保しており、一斉授業だけでなく、さまざまなイベントが行えるようにもなった。

 この校舎を含め、現在の教室数は一斉授業が3ヵ所、個別指導教室が2ヵ所と分かれている。ただし、一斉授業の教室は7教室までに止め、今後は高校生が指導対象の個別指導に力を注ぐ予定だ。講師はベテランの教員や講師というのが、育志館のこだわりだ。

 「生徒をいかにして目標とする学力まで引き上げていくか、いかに指導すれば2・3年後の確かな学力を約束できるか、それができるのは指導経験豊かな講師だからです」

 こうして採用した個別指導の講師は、平均年齢は50歳前後。「個別も集団でも、『ホンモノ』を提供する塾でありたいと考えています」。

●運営のポイント
新しい塾舎完成で、さまざまな指導法を実現
個別指導にこそベテラン講師を配置

道徳や志の授業の導入で
生徒の心の礎を構築

 現代の子どもたちに求めたいものを光田塾長は話す。「学力の伸長を促す心の成長。勉強した先に視えてくるもの、得られるもの、それをはっきりと意識させた教育を展開していきたい」。心の成長(=志の萌芽)を促すべく、育志館では「道徳の教科書」の導入や「志の時間」などを取り入れた「心の成長を促す授業」を重視している。闇雲にテストで高い点数を取ったり、ハイレベルな知識を習得するのではなく、いま勉強している意味をしっかりと理解させ、先にあるものに向かって努力することの大切さを教えたいというのが目的だ。

 「生徒たちに『なぜ今、好きでもない勉強をしているのか、その意味がわかるか?』と問いかけます。受験に成功したり、良い仕事に就くためだけじゃない。いま自分に与えられた課題(こなすべき勉強量)をやり遂げることができる力、これこそが将来、社会に出たとき、仕事に就いたとき、自分に与えられた責任を全うできる力へつながっていく、そして信頼される人へと成長する。このシミュレーションをキミたちは勉強というものを通してやっているのだ。社会人として求められる『やるべきことをきちんとやれる人』になるために」

 そのためにも、宿題は他の塾と比較すると多い。習熟度・理解度ともに高い生徒ばかりであれば、学習自体が自分を伸ばすと理解できるために自学自習を行うので、宿題はさほど多く出さなくても済む。しかし現在、育志館に来ている生徒は、ハイレベルな生徒ばかりではない。彼らにも育志館の思いを受け止めるだけの力をつけるための宿題である。

●指導のポイント
道徳や志の授業を導入し、心の成長を導く
いま勉強している理由を理解させることで、将来責任を全うできる人材に育てる

工夫を凝らして導く指導の根源は
「問題を生徒のせいにしない」考え方

 「進学の名門と名前に打ち出していますが、地域的に進学に力を入れる家庭がまだ少なく、生徒間の成績にも幅が見られます。全員が同じレベルの力をつけるには、努力が必要です。そのためにさまざまな工夫を凝らしています」

 そのひとつが「宣言させる」ということ。入試勝利宣言と書かれた紙に、自分の入試に対する思い・姿勢を書く。『あきらめない』『絶対に合格する』…、自分の口から発した言葉、自分が記したことには責任が増す。特に中学3年生は、「受験生」になるのだと自覚させるため、この勝利宣言をたびたび書かせるという。

 また、受験時にはロゴマークの付いた先輩たちから引き継がれた「必勝ハチマキ」、仲間からのエールの詰まった「勝ち守り」、そして「チーム育志館で入試に勝つ」と書かれたバッジを渡す。そこにはともすれば孤独な戦いになる受験に対し、心の連携で支えているのだ。広告宣伝は行っているものの、個人塾の塾生募集の多くは口コミによるものが多いだけに、こういった形での名前の周知は大きなきっかけになっている。

 光田塾長の考える塾としての安定とは、さまざまな指導や工夫を通じて、生徒の学力差が埋まり、安定した授業が行えるようになることだ。そして、それが叶った後には、行政で教育を改革していきたいのだと光田塾長は語る。

 「私自身が多感な中学生の時代に見ていたテレビドラマの金八先生。金八先生の名言、『裏切られても、裏切られても、生徒を信じる、それが教育だ!』。彼の姿勢を見習い、今は塾講師として生徒指導に当たっていますが、いつかは塾の枠を超え、子どもたちが大きな志を抱けるような社会を創るべく、教育行政に携わりたいと考えています」

 光田塾長は、自分の宣言も生徒たちとともに公言し、近い将来、必ず実現することを宣言している。

●指導のポイント
宣言をさせることで、自分の言葉に責任を持たせて努力の源とする
受験時は仲間・先輩とのつながりを意識させ、「チーム育志館」全員が一緒に戦っている励ましを与える

 

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