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2013/1 塾ジャーナルより一部抜粋

緊急取材 右肩上がりで生徒数増。来春、本部ビルが竣工
妥協を許さない塾のプロフェッショナル集団

  クオード 代表 山口 崇志さん  
     
プロフェッショナルであるということに徹底的にこだわっている塾がある。千葉県の塾「クオード」がそれだ。教師は全員コーチング、ビジネスマナーにも優れたプロの教師。さらに塾のイメージを覆す、ファッションビルのようなスタイリッシュな教育空間を創出。生徒数は年々増え、開成や慶應女子などの難関校をはじめ、県立千葉高校など県内トップ校にも多くの進学者を輩出している。2013年春には創立20周年記念の新校舎(本部ビル)が竣工予定。破竹の勢いで快進撃を続けるクオードの山口崇志代表に、大躍進の秘密を聞いた。

指導マニュアルなし!
創造力を高める授業は
各教師オリジナルの工夫

 クオードの校舎はお洒落だ。通りがかりの人が「ショップと間違って入ってくる」というのも頷ける。とにかくセンスの良さが隅々まで行き届いて、居心地がいい。教師の服装もパリっとしていて、これも気持ちがいい。まさに洗練された空間といえる。

 「既存の塾のイメージを払拭したかった」と話すのはクオードを率いる山口崇志代表だ。

 クオードを運営する集学舎の設立は1993年。翌94年に市原市姉崎に開校。当時は「知る人ぞ知る秘密結社みたいな塾」だったが、2005年に経営方針を変更。多校舎展開を目指した。この年、韓国に視察に行き、日本の教育に危機感を覚えたことがキッカケだ。自分たちが貫く教育理念を、地元だけでも広げていきたいと考えたからだ。

 クオードが他塾を圧倒しているのは、徹底したプロ意識の高さだ。

 「私は、生徒も社員も一流の人間として育てたいと考えています。それには教師が本物を見たり、一流のサービスに触れる機会が必要です」

 同塾では毎年、海外研修を行っている。今年はフランスに行き、ルーブル美術館や凱旋門を見て歩いた。その前年にはインドネシア・シンガポールにも訪れた。インドネシアの森にある小さな村を訪問した後、海峡をひとつ隔てたシンガポールの繁華街に遭遇する。こうした現実を目の当たりにすることが、教師の懐を深くしていく。

 「世界を見て帰ってきた教師の言動は全然違ってきますよ。こういう経験を積んでいる人間が教えることが大事なんです。日本の温室で育てられた生徒は、将来は世界で戦っていかなければならない。我々はそのことを常に頭に入れて指導する必要があると思っています」

 クオードの真骨頂は「生徒主演の授業」だ。生徒自身が主人公となり、クイズのような感覚で頭を使い、勉強の楽しさを体験できる、と謳っている。では、具体的にどのように指導しているのだろうか。

 「よく聞かれるのですが、うちには指導マニュアルがありません」と山口先生。

 「教師が問題集の解説レベルの授業をしていたら、生徒も将来、マニュアル人間になってしまいます。よって指導の方法は各教師のオリジナル。しかも、毎年同じ方法は許しません。イベント企画も毎年内容を変えるようにしています。私の哲学ですが、2回目にやるときは最初にやったときの情熱より20%減っているはず。3年経ったら50%以下ですよ。教師である我々がまず、行動力・創造力を率先して見せる。そのことが生徒にも影響を与え、考えることの楽しさを伝える原動力になっているのだと思います」

 こうした環境の中、クオードの塾生は高い合格実績を挙げている。2012年度の中学受験では首都圏でも最難関と言われる県立千葉中に4人合格。高校受験でも開成や慶應女子など首都圏難関高校の他、県トップ校の千葉高にも21人が合格した。大学受験では高3生53人から東京大学3人含む国公立22人、早稲田・慶應・上智に17人など輝かしい実績を残している。

 クオードの校舎は現在姉崎、ちはら台、木更津に5ヵ所。生徒数は小学生〜高校生まで1,750人在籍している。トップ層の生徒が入る塾として地元で定着しているが、「入学時は偏差値50の生徒も多いですね。そうした生徒を鍛えて、難関校に合格させています」と、ちはら台校校長の片岡秀樹先生は話す。

新校舎は地震や津波対策も万全
5年後には売り上げ10億円を
目指す

 来年春には市原市姉崎に本部ビルを兼ねた新校舎が完成する予定。鉄筋コンクリートの5階建てで、高さは17メートル以上。

 昨年、東日本大震災の時、姉崎校だけ本棚が倒れたことから、山口先生は即行動。新校舎の計画に着手した。設計で重要視したのは「津波が来ても流されない」こと。屋上には避難場所を設け、地元の人も避難できるようにも考えている。

 それ以前から、安全対策には万全を期している同塾。学校で塾生の同級生が心臓発作で亡くなったことを知った山口先生は、2008年全校舎にAEDを設置。塾近隣の小・中学校にもAEDを寄贈した。さらに全教室にはインフルエンザ対策に空気清浄機も導入。全教室の様子をモニターで確認できる「ライブセキュリティーカメラ」も設置した。

 「どんなによい教育をしていても、命を守れなければ何もなりません」と山口先生。

 これだけの設備を整えていても、同塾では設備費は一切かからない。しかも入会金もない。授業料の他はテキスト代など実費のみだ。その授業料も小6で5教科1万5,000円。中3で2万5,000円と安い。さらに夏期・冬期講習では塾生への指導に専念するため、外部生は募集してしない。それでも経営はすこぶる順調だ。

 「うちでは小学生や中1の頃から来ている生徒が多く、中3になってから入塾する生徒はほとんどいません。毎年、春の入会申し込み初日には200人くらい応募があります」と片岡先生。

 今後の展望として、本部ビルが完成することから、さらに多校舎展開していきたいと考えている。2011年度の売上高は6億円だが、「5年以内には10億円を目指します」と山口先生は話している。

 

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