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2012/5 塾ジャーナルより一部抜粋

2012年度 入試を終えて (地域の入試分析)

  調査・編集:塾ジャーナル編集部
調査協力:全国の学習塾関連団体・学習塾
調査時期:3月1日〜4月16日
調査方法:アンケート用紙による書き取り調査
回答数:57団体(別途11塾)
 
     

〈北海道・東北〉

北海道
修成学院:

北海道の公立高校の入試では、出題形式・難易度に変化が見られました。国語では詩が手紙文に変わり、数学では難易度の高い問題がなくなり、英語では長文が一題減り、昨年易しかった社会の難易度が増し、難しかった理科が易しかった。全体的には、上位層が点数をのばし、中間層・下位層は教科の得意・不得意の差がでたのではないでしょうか。

青森
青森県学習塾協議会:

前期県立高校入試の難易度はさらに易化し、前年より10〜20点上がり300点近くになる予想だ。県立高校の前期・後期入試は7年目となり、入試制度に関しては地域に根ざしてきた感はある。しかし、3月中に2回入試があることにより、中学校、高校両方ともに負担が大きい。また受験生にとっても、最悪の場合は2回入試に失敗するということになり、精神的負担が大きいということで前期・後期入試制度を改革する協議が、平成24年度から始まることになった。以前のような推薦・一般入試に戻るのか今後の動向を注視する必要がある。

岩手
塾ジャーナル調べ:

岩手県の2012年の国立・私立中学で入試を実施したのは3校。岩手大学教育学部附属が人気を獲得しており、合格ラインとなる偏差値も高い。ただし、盛岡白百合学園中学・中高一貫の岩手中学も決して引けは取らず、偏差値全体としては大きな差はない。
一方高校入試では、私立の花巻東がコースを特別進学・アスリート特進・キャリアデザインの3コースへ改変。盛岡大学附属が一般入試をコース別から全コース一括募集に変更という動きがあった。県全体では盛岡中央の特進SPの合格偏差値が最も高く、県立の盛岡第一を上回っている。公立高校の入試は基本的には学力検査・内診・面接を重視するが、中には傾斜配点や実技を伴う適性検査を実施する高校もある。

秋田
塾ジャーナル調べ:

秋田県内の中学入試は秋田大学教育文化学部附属中学と聖霊女子短期大学附属中学の2校。ともに合格偏差値50以上と、人気を博している。
高校は県立秋田高校が理数・普通ともに合格偏差値70近くの数値を出しており、県内でトップクラスの人気。今年度より普通科学級が1クラス減少となった背景もあり、合格難易度が増したかと推測される。次いで人気は秋田南・秋田北・横手、と公立の勢いが強いのが特徴。私立では明桜・大館鳳鳴の合格難易度が高く人気があることが知れる。
公立高校の一般選抜は全員に学力検査と面接を実施し、内申と合わせて合否を判定。推薦にあたる前期選抜は中学校長の推薦は不要で、受験者は志願理由書を提出し、内申や面接、実技などと合わせて判定される。

山形
塾ジャーナル調べ:

県内の中学入試は山形大学附属中学と日本大学山形中学の2校。国立大学を系列に持つ山形大学附属の人気が高く、合格偏差値は60以上、私立の日本大学山形中学は押されてはいるものの、合格偏差値は55以上とこちらもレベルの高い中学である。だが、2014年には中学が廃止されるため、県内の中学入試は1校のみとなる予定だ。
高校は県立の山形東・山形西が合格難易度は高い。特に山形東は東北大学への現役合格数は日本トップで、山形大学附属中学からの進学者も非常に多いため、合格偏差値は70前後という難関校となっている。公立高校の一般選抜は調査書の評定と学力検査点を高校ごとに定めた比率で計算。面接を実施する高校もある。また、推薦枠は普通科は定員の20%内だが、他の学科では40%内に設定されており、体育科では70%前後が推薦選抜で入学する。

福島
会津学習塾連盟:

今年度も大学進学率の低い本県の学力向上を目的とした、大学入試を意識した問題となった。特に数学は、正答率が5%以下になるような問題が2〜3出題されており、全体的には差のつきにくい問題となった。
その他、特に理科・社会でも知識量より、理解の深さと応用力を重視する傾向がみられ、有名進学校でも合格者の平均点が下降したものとみられる。

福島県学習塾ネットワーク(Fj-net):
今年の県立高一般入試の平均倍率は、平成15年以降では最低でした。これは、震災・原発事故等の影響により、他の地域に受験生が流れていることも一因として考えられます。
また、理・数科目の難易度アップにより、各校のボーダーラインは、軒並みダウンした模様です。

〈関東〉

栃木
開倫塾:

2012年度の県立高校入試では、わずかに定員増となった高校がありましたが、相変わらず宇都宮地区の県立高校では高倍率となりました。
また昨年度入試では、佐野地区を中心に大幅な県立高校再編がありましたが、その影響は今年度についてはあまりありませんでした。
私立高校については、白鴎大学足利高校に「特別選抜コース」が新設され、「英語科」と「自動車科」が無くなりました。
作新学院高校で以前よりありました単願での「奨学生入試」がなくなり、併願となった影響かは分かりませんが、以前に比べ準奨学生の該当者数が増えたように思います。

茨城
茨城県学習塾協同組合:

新学習指導要領・フ趣旨をふまえた問題も出題された科目もあったが、各教科共、基礎的問題から総合的な力を問う問題が多かった。問題数は昨年と殆ど変化はなく、時間内に解ける問題であった。

開倫塾:
茨城県の県立高校入試志願倍率が、全体で1.13倍と、2010年度の1.15倍に次いで、この10年間で2番目に高い倍率となった。水戸一高(1.79倍)などのトップ高校は高い倍率を保持し、偏差値の低い高校も上昇傾向となった。
また来年度より、一般入試より1ヵ月ほど前に行っていた推薦入試がなくなり、全員が3月5日の学力検査を受けるかたちでの入試となる中で、最後の推薦入試が行われ、水戸一高(2.78倍)、土浦一高(4.00倍)など高い倍率となった。来年度入試よりの一般選抜と特色選抜がどのように推移するのかが注目点となっている。

群馬
群馬学習塾協同組合:

群馬県公立高校の入学試験では、今年も前期後期が行われた。
倍率は、上位校は例年並みで、中位校に定員割れが目立ち、下位校が人気で大きく倍率を高めているところもあった。
公立の中高一貫校は、中央中等4.3倍、四ツ葉学園中等2.5倍、そして24年度から開校する太田中4.2倍でした。私立一貫校では、開校2年目の桐生大学附属中学校が生徒増で人気になっている。

開倫塾:
2012年度の群馬県公立高校入試でも、前期入試で受験生の希望高校でややレベルの高い高校を受験し、不合格の場合はランクを下げる傾向が見られました。その結果後期入試では、成績が真ん中ぐらいの高校や下位の高校で高倍率となり、トップ校が意外に高倍率とならない傾向だったように思います。
私立高校については、樹徳高校で「スーパーサイエンスコース」が単願から併願受験可となり、受験者数や入学者数が注目されます。
巷の噂では、前期・後期入試制度がなくなるといったことがながれていますが、結局、2013年度入試では今年度と同じになりました。

埼玉
埼玉県私塾協同組合:

埼玉県では、今年度から公立高校入試が1回募集に変わり、入試日程も3月2日にずれ込んだ。卒業予定者は、昨年より約2,160人増加し、29学級1,160人の受け入で対応した。平均倍率は、前年度前期入試の1.55倍であったが、今年度1.15倍と一回入試としての落ち着きを見せた。また、倍率をにらんで志望先変更が2回可能であることから、受験生にとってはリスク回避という選択肢が与えられた。
公立高校の入試問題については、理数を中心に指導要領前倒しで追加された分野も容赦なく出題され、記述問題の増加も含め、学力重視の方向がしっかりと打ち出されている。
一方、私立高校の入試日は、例年通り1月22日が解禁日であるが、私学の合格発表日から公立高校入試日(3月2日)まで1カ月以上も間延びした期間があるため、安全志向で私立高校への入学手続きに切り替える生徒が昨年よりも顕著に表れた。

千葉
塾教育研究会(JKK):
今年は公立高校の入試制度が、従来の特色化選抜と学科試験選抜から、前期・後期制に移行して2年目である。大きな違いは、学科試験を前後期ともに課すという点である。理由は、特色化選抜では面接と内申書だけで合否を決めることができ、学科試験を経ることなく進学する者がおり、学力低下を招いていており、それを正すために全員に学科試験を課すということにあった。
だが、実態は異なるようである。依然として中堅高以下では前期試験においては、部活優先の風潮が続いている。このことは、塾生の実態から判明することである。得点は高かったのに、低かった方が合格しているケースを分析すると、部活での活躍ぶりの差が浮き出てくるのである。県教委はそんなことはない「はず」といっているが、現場ではそういうことが行われているようである。
今年もやはり上位高の倍率が高かった。千葉の公立ご三家といわれる3高を例に挙げると、前期は、千葉高→4.13倍、船橋高→3.37倍、東葛飾高→2.62倍であり、後期は、千葉高→2.84倍、船橋高→1.90倍、東葛飾高→2.00倍であった(なお、千葉高は80名が中学から上がってくるので6クラスの募集であり、これが倍率を上げている面がある。逆に東葛飾高は今年1クラス募集定員を増やしたので倍率が昨年より低下している)。

学習塾協同組合:
千葉県の公立高校入試は、昨年から導入された前期選抜・後期選抜制で行われた。前期選抜で定員の60%、後期選抜で40%の合格を出すため、志願者の多くが前期選抜での合格を目指し、昨年同様の高倍率になった。後期選抜の募集枠が少ないため、前期選抜の段階でチャレンジせずに安全校を選ぶ傾向があった。
試験はここ数年の傾向を引き継ぎ、思考力・読解力・表現力・資料分析力に重点を置いた試験であり、問題そのものより問題文を読み解くことが難しい問題が出され、下位層には難しい問題となった。千葉学習塾協同組合の予想では、今年は前期で240点前後、後期は255点前後になるのではないかと思われ、昨年よりは若干難しくなった。
来年からもしばらく「前期・後期選抜」が続くという試験日程・ェ発表されているが、前期の発表と後期の出願が日程的に近く、落着いて後期の出願校を考えられないという点や、受験生の心理的に後期試験が前期の敗者復活試験かのような位置づけにされている点、中学校では、私立高校の合格者や前期合格の生徒が落ち着かず、授業が成り立っていないという点など考えるべき点は多い。
県立千葉中学は引き続きの高倍率となっており、検査問題もかなり難易度の高いものであった。2016年度から東葛飾(柏)高校にも、中高一貫校が設置されるという発表があった。
私立高校の「前期入試」「後期入試」という方式は完全に定着し、公立高校と併願するほとんどの受験生が前期入試に集中した。また、奨学金制度や特待生制度などの学校独自の制度をアピールする学校も増えたため、公立高校の高倍率を避けて私立を第一志望にする受験生も増えた。上位校の人気は相変わらずであった。

東京
大井町から教育を考える会(OKK):

都立入試では、記述問題・証明問題が目立った。
記述では、昨年までの単語だけの解答とは異なり、短いが文章で答える問題が増えた。特に国語は、理・数に押され気味だが、内容が難化している様に思える。

TSKネットワーク:
各協会から発表されているように都立高入試の進学率は、前年度より厳しい受験となりました。私立高校の入試は、前年並みと落着いていました。本会は生徒に目的意識を持つ様強調し、第1志望に100%近く合格させました。
中学受験については、トップ校の倍率は変わらず高いが、あと全体は倍率が下がったのではないか?と感じています。

日本教育ペンクラブ:
今年も都立志向の強い高校入試であった。私立では併願がとれず、一般受験した生徒が少なからずいたが、首尾よく合格していた。
都立では、特に下位校において自己採点の結果、相当低い点数の生徒が合格していた。それなりの倍率があったにもかかわらずである。下位校の合格ラインはますます下がっているように思われる。

神奈川
神奈川県私塾協同組合:

来春より前・後期選抜制の統合、記述問題を導入して入試問題へと高校入試制度が改革されます。
新学習指導要領による教科書改訂もあり、来春入試は混乱することでしょう。そんな中で学習塾が果たすべき役割は大きいと考えます。

社団法人 神奈川県学習塾連絡会:
最後の前期後期選抜制度であった公立高校の倍率は、前年度と比べ前期は若干減少傾向になり、後期はほぼ横ばいで、人気校に集中することも減り分散されていた。
また県南西部では、通学時間や通学距離も無理をしない傾向が見られた。これは震災の影響も含め、無理をしない安全な受験を選んだ結果であったのだろう。その上、普通科に比べて専門コースや専門学科のほうに倍率の上昇傾向が見られ、中等教育学校も人気で景気の影響もあると考えられる。

社団法人 かながわ民間教育協会:
中学受験において公立一貫校の影響が出ていると言われているが、神奈川の場合、それに該当する学校が2校と少ないので、受験総数に占める影響は少ない。とはいえ、開校以来、確実に応募者を集めている。背景には現下の経済状況もあるだろう。
高校受験では、公私協議で受験前に公立高校全体の募集数がわかるので全体の競争率が下がることは分かっていた。今年も言えることは、「学力進学重点校」と「クリエイティブスクール」や「定時制の昼間部」への応募集中がみられ、学校・学力レベルでの両端に集中する現象が続いている。大学進学実績のある高校へという層と、経済的な問題があるので何が何でも公立へ進学したい層が厳然と存在する。特に何が何でも層が増加し、定時制の昼間部以外にも夜間部や通信制へ進む生徒の層が顕在化している。旧港南台高が県内第二番目の定時制の昼間部に向けて動いているのも、こういった状況の影響だ。
私立高校受験では、今年は公私募集比率が若干の公立への+αがあったが基本6:4の比率なので、募集する状況自体には変化がなかった。しかし、応募段階では、絶対評価への不信感(学力との乖離など)から内申基準を引き上げたが、進学実績等がその基準に見合わない学校で予定していた生徒が集まらないという状況がでた。
新年度では、公私の募集比率の取り決めが変更される可能性がある。6:4の比率が大幅に変更されれば、私立への影響は計り知れない。それに加えて、公立の新入学者選抜制度が実施されることを考えると、新年度の受験状況を予測することは難しい。ただ、経験側からすれば公立の入試制度変更の年は、私立の併願は増える現象があった。しかし、今の経済状況下ではどうなるかわからない…。

山梨
塾ジャーナル調べ:

中学受験は、県内で5校に絞られる。中でも山梨大附属、駿台甲府中が難関校として人気が高く合格偏差値のラインは55以上となった。また山梨学院大学附属も合格偏差値50がラインとなっており、次いで人気校となっている。
高校は、スーパーサイエンスハイスクールの甲府南と理数コースが人気の甲府東、スーパーイングリ・bシュランゲージハイスクール指定を受けた事もある甲府第一がいずれも合格偏差値ライン66以上と人気が高く、公立志向の強さがうかがえる。公立受験は前期と後期の2回募集があり、前期は中学校長の推薦不要な自己推薦型(学力検査は実施されない)、後期は内申点と学力検査で合否を判定する。後期募集の場合、一部の学科やコースでは、特定の教科を高く評価する傾斜配点を採用する場合もある。

〈中部〉

新潟
立心ゼミナール:

新潟県は、新潟明訓高校など私立の進学高校を中心に、併願受験先の私立高校を真剣に考える、生徒・保護者が増えている。しかし、依然として公立高校進学希望者がほとんどである。
公立高校は昨年同様、学力検査を課さない推薦入試と、学力検査がある一般入試による選抜である。今年度から多くの高校で、推薦入試による定員枠が約半数に縮小された。推薦枠が縮小したことで、学校の評価である内申点が高くても、学力検査で得点を取れない生徒にとっては苦しい年であった。一般入試の定員枠は増加したが、倍率の変化は昨年と比較して、一部の高校を除き大きな変化は見られなかった。

富山
富山県学習塾協議会:

今年度より富山高等専門学校・本郷キャンパスも、県立高校の合格発表後に、高専の一般試験合格者は入学手続きができるようになりました。
推薦を除く一般入試の最終倍率は1.17倍(前年度1.16倍)、5教科の総平均点は100点満点で57.8点と前年度より0.2点低く、特に数学は48.7点と50点を下回った。理科の平均点の低下は資料の読み取り、思考力を必要とする問題の増加が原因と考えられる。教科別では国語65.0点(前年61.2点)・社会60.5点(前年62.8点)・数学48.7点(前年50.2点)・理科50.4点(前年56.9点)・英語64.1点(前年58.8点)でした。
今回の試験の中身を入試分析会(4月実施予定)でしっかり分析し、来年に活かしていきたいと考えています。

石川
有限会社 学習会:

中学入試では、県立の中高一貫校の錦丘中学の志願者が2年連続して300名(定員120名)を越える人気となっています。公立高校入試では、数学・理科ともに移項単元が多く出題され(理科ではイオン・天体・遺伝ほか)平均点は、前年より大きく下降すると思われます。私立高校入試では、星稜高のAコースの志願者がはじめて1,000人を越える人気となっています。これは、医学部の合格者(5年連続)を出していることなどが人気の要因と思われます。
大学入試でも、近県・国公立大学志向がますます強くなっています。

福井
塾ジャーナル調べ:

中学受験は、県内で4校。福井大学附属が偏差値58とレベルが高く、次点の北陸中に合格ラインで10点の差をつけた。高校では、スーパーサイエンスハイスクールに二回連続で指定された藤島が偏差値68以上でトップ。同じくスーパーサイエンスハイスクールに指定されている高志が次点と、ともに国公立大への高い実績を誇る公立高校が人気を集めている。公立高校受験は、一般選抜と推薦選抜。一般選抜での内申は中三の評定が使われるが、内申書の「観点別学習状況」やその他の記録なども合否判定の資料として用いられる。一般選抜の平均倍率は1.13倍となった。推薦選抜は、合否は内申書、面接に加え、高校・学科によって実施される作文や実技試験などの結果を総合して判定される。

長野
長野県高校入試統一テスト会:

長野県の中学受験については私立の才教学園・松本秀峰中等教育学校に加えて、本年度から屋代高等学校附属中学校が新設されました。
2年後には、公立の清陵中学の開校が予定されております。高校受験では公立が強く、前期選抜と後期選抜が行われております。昨年よりトップ校は前期を取り止め、後期一本に絞っております。
3月7日後期試験が実施されましたが、過去30年間の中で最も難しいテストの一つとなっております。今後、教科書改訂により益々、難化傾向になると予想されます。

岐阜
志門塾:

今年度は、公立高校入試において、特色化選抜と一般選抜からなる2段階選抜が行われる最後の年度となった。特色化選抜入試の学力検査の難易度は例年と同じ水準で、合格圏にいる生徒は学力検査で大きく差が開くということがなかった。それゆえ、調査書の評定の高い生徒にとっては有利な入試となった。
また、一般選抜では、岐阜学区の高校の倍率は例年通りであったが、西濃学区においては、トップ校の大垣北高校の倍率が高く、2番手・3番手の高校で定員割れがおこった。一般選抜の学力検査の難易度は、英語・社会は昨年度と同じ水準であったが、数学・理科は難易度が下がった。

志道館学園:
「特色化選抜入試」実施最終年の今回、西濃学区は公立No.2、No.3の普通高校がその後の「一般入試」で大きく定員割れをするという過去にない波乱の入試となった。
12月時点での情報で、すでに志願者の偏りがあったので、ある程度予測は出来ていたが、そこに特色化選抜に不合格ショックが加わり、なだれ現象が起きたと思われる。そのしわ寄せで、中位から下位レベル・mZは軒並み定員オーバーとなり、受験者にとっては逃げ場のない一般入試となった。ちなみに隣接学区はこのようなことはなく、この学区特有の動きであった。

静岡
協同組合静岡県私塾連盟:

公立高校志向が強いのは例年通り。私立中・高校は生徒募集にかなり苦戦している。県西部では、一部の工業高校に人気が集まり倍率が高くなった。公立上位高校の倍率は例年通りだが、中位高校では、ほとんど定員通り。むしろ安全だと考えられた低位高校が、定員をオーバーしている様子が見られた。

しずおか私塾会:
静岡県東部においては、昨年度まで定員割れする公立高校の増加傾向がみられましたが、平成24年度入試においては公立高校の希望者が増加し、一部人気校ではかなりの競争率となりました。

愛知
愛知県私塾協同組合:

中学入試では、受験者数は昨年に比べやや減少した。また、学校によっては大幅な追加合格者を出し、混乱した模様。海陽中等学校が初めての卒業生を出し、結果に注目が集まる。高校入試は公立無償化の影響で、中・下位校の倍率の高さは昨年同様で、私立高校の推薦入試志願者の減少と公立上位校への入学は、入試の易化にともない、ますます厳しくなっていくと予想される。

愛知県進学研究会:
今年度は、私立も公立も推薦をしっかり取ったのではないかと思っています。

名古屋進学塾連盟:
経済不況と公立高校の授業料無償化の影響は強く、私立高は、進学実績を伸ばしている上位校を除き、中・下位校は受験者数を減らしている。そして元来、公立志向の強い地域ではあったが、公立校は上位校を中心に倍率が上がっている。また、商業科の人気上昇も特徴的である。

三重
(社)全国学習塾協会三重県地区協議会:

今年度は、県立高校の前期選抜入試において、従来、中学校長の推薦書が必要であった実業系高校で、同推薦書が不要となり、自己推薦のみとなったためか、全般に同志願倍率が上昇した。特に、北勢地区では、殆どの高校で同倍率が上昇した。中勢および伊賀・名張地区では、同倍率の増加している高校のほうが多いものの、減少している高校もかなり見られた。また、南勢および尾鷲地区では、同倍率の増加と減少が相半ばしている状態であった。
次に、県立高校の後期選抜入試では、制度などの変更はなく、県全体の志願倍率も昨年度と同じであった。詳細に見ると、前期選抜の影響もあってか、北勢地区では、志願倍率が減少した高校のほうが多かった。中勢および伊賀・名張地区でも、若干、同倍率が減少した高校のほうが多かった。南勢および尾鷲地区では、同倍率の増加と減少が半々であった。それから、後期選抜の入試問題で、数学では数年に一度、難問が出題されるが、今年度は、一般の進学塾の先生、中学校の先生では解けないであろうレベルの問題が1題、出題された。
最後に、中学入試について、当県では、南に行くほど所得水準が低く、私学人気は低調である。大都市圏であれば、新興の中学までが定員を超えるのであろうが、そのような状況にはない。しかしながら、この様な状況でも、優れた先生を確保し、大都市の学校では、真似が出来ないほど丁寧に生徒一人ひとりに目の届く教育を心がけている学校もあるので、個の成長率をめざして大都市圏の中学校から、三重県の私立中学校へ志望を変えてみてはどうだろう。

〈近畿〉

京都
関西私塾の会:

(中学入試)私立中学の志願者数は、ほぼ前年並みであった。しかし、本年度より新たに実施された同志社女子の後期入試志願者423人が含まれるので、実質的には志願者減と考えられる。倍率も前年度を上回っているが、募集定員を減らした学校もあるため、見かけ上の上昇とも言える。各校別に見ると倍率が下がっているところが多かった。
高校には国の「就学支援金制度」や京都府独自の「あんしん就学支援制度」が適用されるが、「ぜいたく品」の私立中学にはその適用がなく、経済状況が厳しい中、実受験者数は減少傾向にあると言える。これからは、さらにいっそう費用対効果を厳しく吟味される状況となるだろう。
(高校入試)中学卒業者数増にも関わらず、公立高校は定員を増やさないという、いわば対私学不戦敗状況となった。そのため倍率そのものは上昇した。しかし、それでも京都市内では初めて定員割れが生じてしまった。また、京都教育大学附属も定員割れとなっている。
一方私学は、志願者が昨年度より1,100人超の増加となり、また倍率も上昇した。国と府による無償化制度が3年目を迎え、周知されたことが要因と考えられるが、平凡な公立に進学するより、特色のある私学、めんどう見のいい私学に受験生、保護者が関心を持った結果でもあろう。

大阪
泉州私塾連合会:

公立の上位校に人気が集中。三国丘(1.76倍)、岸和田(1.69倍)など以前では考えられない高倍率になる一方、下位校では定員割れもでている。私学の無償化の影響で、ダメもとで公立上位校を受験する生徒が増えたのではないかと思われる。

関西私塾教育連盟:
私立高校の授業料支援制度が2年・レとなり、私立専願の生徒が中堅私学を中心に増えた。他府県私学への受験者数が少ない状況も昨年と同じであった。公立高校では、文理学科が昨年に続き多くの受験生を集め厳しい入試となった。総合学科や専門学科を中心とした前期入試も例年通り高い倍率のところが多かった。一方、普通科を中心とした後期入試では、募集定員を減らしたにもかかわらず定員割れの高校があった。上位校は昨年を上回る倍率の高校が多く、2極分化の傾向が見られた。

滋賀
塾ジャーナル調べ:

滋賀県の私立中学入試は、隣接する京都や大阪に流れる生徒も少なくない。ただし、近年は立命館守山、守山など合格偏差値55以上の学校が人気を集めるようになった。また、合格偏差値57以上と高い滋賀大学教育学部附属をはじめ、河瀬、水口東、守山など、県立の中高一貫校も多く、受験生を集めている。高校は膳所、石山、守山の公立3校がトップクラスで人気が高く、合格偏差値も70以上。私立では立命館守山が合格偏差値69と高い人気を博している。公立高校の受験は学力検査と内申で合否判定を行う一般選抜と、中学校長の推薦書は不要で、志願理由書と口頭試問や小論文などの総合問題の中から2つ以上が課される特色選抜。面接・作文・実技のうち2つ以内の検査が課される推薦選抜の3種類がある。

奈良
奈良県学習塾連盟:

今年の奈良県の公立高校入試では、大きな変化がありました。去年まで各学校で実施されていた2月の特色選抜が多くの学校で実施されなくなりました。(特色とうたいながら実情は、成績上位者一割程度を先に合格させるだけの入試・その為不合格者を多数出してしまうといった内容で正直あまり評判は良くなかったようです)その影響か3月の一般入試で多くの学校で従来よりも高い倍率となってしまいました。その反面、定員割れの学校もあり、学校間で人気・不人気の二極化が進んでいるようです。

やまと私塾の会:
今年は、県立上位校の人気が高く、各校40名〜80名の定員をオーバーしていました。

兵庫
進学塾アイズ(学研アイズ):
平成24年兵庫県の公立入試状況は、公立中学校卒業予定者数が48,698人(前年比687人増)。また、進学希望率が97.9%(前年は97.6%)と微増。世相を反映してか、将来の職業選択に有利な職業化の中で、高倍率になるところが目立った。特色入試も全県で実施されることとなり、より専門的な国際科や理数科の人気が高かったように思う。
私立では、共学化の流れが加速。新しい共学校の人気が高・ゥった。また、志願者の人気校への偏りは相変わらずで、人気校を受験する層のレベルアップが見られたように感じる。このことから、私学受験時に偏差値では、大丈夫であるのにコース変更や志願変更をされた生徒も例年より多く感じた。

播磨民間教育ネットワーク(ペンハリマ):
昨年度の入試問題は、数学の難易度が非常に高く、80%以上の得点者は全体の0.9%程度であった。今年度はその反動で易しくなるのかと思われたが、そのようにはならず、数学の難易度はかなり高いままであった。難易度が下位にある学校の不合格者が、上位校に回し合格となるようなひずみも生じている。

和歌山
和歌山県私塾協同組合:

平成21年度より実施された前期後期を一本化した和歌山公立高校一般入試は、3月12日に行われました。競争率の平均は、1.00倍で極端に高いところはありませんでした。新学習指導要領移行に関する理科・数学入試問題は、基礎基本中心の出題で、各教科とも難易度、傾向形式等例年どおりでした。なお、大阪府下の私立高校の授業料無償化による大阪私立高校の受験者増加に伴い、和歌山県下の私立高校の大阪府下からの受験者数が減少しましたが、和歌山県下からの受験者数は、和歌山県公立高校無償化の影響は昨年度ほどなかったように思われます。県立中学入試、私立中学入試は、例年と差異がなかったと思います。

〈中国〉

鳥取
鳥取私塾の会:

就職に強い米子高専や進学校、資格を取りやすい高校に人気が集まった様です。中部では、定員をオーバーしていたにもかかわらず、再募集する高校が多かった。学力が低い生徒が受験されたみたいで、学力の二極化が認められました。ボーダーラインも下がったみたいです。

島根
塾ジャーナル調べ:

中学受験の人気校は、島根大学教育学部附属。合格偏差値60前後と、松徳学院、出雲北陵、開星の合格偏差値52前後に大きく幅を開けている。高校は、松江北の理数が偏差値66でトップ。出雲(理数)、大田(理数)、益田(理数)、松江南(理数)が偏差値60〜63でそれに次ぐ。いずれも公立校で進学実績も高い。公立高校入試は、一般選抜と推薦入学で、一般選抜は第二志望の高校まで出現が可能。推薦入学は、入学定員の50%までだが、それを越えて募集する事も可能。内申書は中1〜3の成績が9教科5段階で評定されるため、推薦選抜では中1時期からの内申点が重要となることも多い。

広島
広島私塾連盟:

公立高校入試で、自校作成問題を課す高校が増え、これから少しずつ学校別の・ホ策が必要になってくるのではないかと思う。

岡山
岡山県私塾連盟:

岡山県では2月に自己推薦試験、3月に一般入試という、2階建試験をここ10年来続けてきましたが、ここに到って矛盾も大きくなり、あと1〜2年で、一般入試のみに限定する方向になってきております。
この為、県教委がいつ、自己推薦入試の終了を宣告するかが話題となり、それによって塾の指導も大きく変化することになりそうです。

岡山の中高一貫校を考える会:
岡山県の県立中高一貫校は、岡山操山・岡山大安寺・倉敷天城の3校です。今年の中学入試は、岡山操山中(120名)558名4.7倍、倉敷天城中(120名)468名3.9倍、岡山大安寺(160名)771名4.8倍、3校合計(400名)1,797名4.5倍【( )は定員】という応募状況でした。昨年に比べて、やや減ですが、それでも5倍近い競争率で狭き門と言えます。
考える会としても、こうした高倍率に対応する情報の収集や分析などの勉強会を通じて、地元のニーズに積極的に応えていく所存です。

山口
塾ジャーナル調べ:

国立中学が山口大学附属山口・光と2校ある山口県は、私立中高一貫校も8校あり、高川学園、宇部フロンティア大学付属は52、その他いずれも偏差値50前後以上が合格ラインとなっている。公立高校は推薦入学と第一次募集(二次募集は第一次選抜の結果、合格者が定員に満たない場合実施)で、第一次募集では学力検査と調査書が同等に扱われる。また、一部の学科やコースでは、調査書等による選抜も実施される。高校偏差値は山口・下関・西徳山工業高専など、公立校が65以上と高く、私立も野田学園や宇部フロンティア大学香川などが偏差値63を超えており、人気も高い。

〈四国〉

徳島
徳島県学習塾協同組合:

センター平均点43〜45位を低迷する当県ではあるが、今年からやっと高校の不合格者が出はじめ、競争意識も上向いて来つつある。また、大学入試で地元の私学が、東大理・3名という快挙も成し遂げており、少しずつ勉強するムードが出始めている。

徳島県学習塾協同組合:
大きな混乱もなく、順当な高校側の受け入れが行われた。特色入試も中高の間での適切な指導・受け入れが行われた。

とくしま塾教育研究会:
高校入試は、普通校6校(城東、城南、城北、市高、城ノ内、徳島北)の中で、本年度は、城東高校の定員が40人減ったので、合格最低点がはねあがることになり、6校の中で一番入りにくいことになりました。この6校で入れない人が59人おり、中学校での調整が失敗したと言われています。

香川
香川進学研究会:

国立高校は、香川高専詫間キャンパスが人気を集め高倍率の入試となりました。
県立高校は、最終平均倍率が1.22倍とほぼ平年並みでした。全県で年に5回実施している学習の診断テスト(5教科、各50点計250点満点)が後半難しかったため、普通科上位校の倍率はそれほど高くなかった。実業系高校の一部が高倍率になりました。多度津高校の海洋生産は3.33倍、高松南の福祉学科が2.00倍、高松工の建築の1.91倍などが高かった。
また、自己推薦入試は定着してきましたが、毎年高倍率の普通科高校については、3年目の見直しにより中止されると発表されました。県教委によると高松高校、丸亀高校、高松一校などを含む普通科高校9校がその対象となります。
中学校の教科書改訂により内容量がかなり増え、生徒の学力格差が拡がると考えられます。
学習塾としては補習等で生徒たちに対応する必要がありそうです。

愛媛
愛媛学習塾連盟:

県立中高一貫校(県下3校)、定員160人の志願者数と倍率は、今治東中等教育学校133人、0.83倍、松山西中等教育学校360人、2.25倍、宇和島南中等教育学校258人、1.61倍でした。選考は作文、適性検査、面接で実施されました。
私立中高一貫校への受験者は、減少の傾向になっていますが、松山地区は、中学受験の激戦区となっています。高校受験において、推薦入試への志願者が2,544人、合格内定者は、1,777人でした。合格内定者は総定員9,925人に占める比率は17.9%でした。推薦入試は、小論、作文、面接で実施されました。
県立高校の一般入試の最終入学志願者数は、前年度より160人少ない総定員9,925人に対し、9,898人(推薦内定者を含む)で、定員を27人下回り、2年連続で定員割れとなりました。しかし、松山地区では、定員を超える高校が多くあり地域差がみられます。県立高校志向が変化し、私立や国立など志願先の多様化があるように思われます。

高知
塾ジャーナル調べ:

高知では土佐中、土佐塾、高知学芸が変わらず人気。多くの著名人や大学教授を輩出した土佐中は、合格偏差値も63前後と高いが、詰め込むタイプの授業ではなく、基本は自学自習をモットーにした学業を進めている。高校でも土佐高校は、レベルが高く偏差値66と高い。また次点も土佐塾65、高知学芸63と中高一貫校のレベルが高いのが分かる。公立高校入試は特徴的で内申ではなく、中1〜3までの評定点を書いた調査書が作成される。試・アは、前期選抜と後期選抜。前期は2月上旬に実施、5教科の学力検査、調査書、面接等によって総合的に合格者を決定する。募集定員は原則として入学定員の80%が上限。後期は入学定員から前期選抜の合格者数を差し引いた人数が入学定員。3教科(国語、数学、英語)以内の教科の検査、面接および作文のうち、各学校が指定する検査を実施する。検査結果と志願理由書、調査書等を総合的に判断して合格者を決定。学科によっては実技検査を実施。
また、平成22年度から学区撤廃がすすみ、平成23年度の学区は高知学区が1つのみ残っていたが、平成24年度入試からは学区が完全に撤廃され、全県1学区となった。

〈九州・沖縄〉

福岡
英進館 株式会社:

福岡県の公立高校入試は、ここ数年難化傾向が続いており、平均点も年々下がってきている。今年もこの傾向が続き、5教科300点満点中、平均点は163点前後になると予想している。特に英語は長文読解力、作文の記述力がさらに要求され、昨年の平均点31点(満点60点)が、28点前後に下がる見込み。理数科の追加問題は極端に難しく、平均点は10点前後(満点30点)と思われる。

福岡学習塾連盟:
中学受験は、西南中など数校が狭き門となっているが、比較的合格しやすい状況である。高校受験が中心となる福岡では、公立志向が高い。志願状況は除々に上位校へ集中している。そんな中、私立高校の男女共学化が進み、大濠高校は女子の合格ラインが男子よりもかなり上った。公立高校の合格ラインは、例年と比べ変化はない。しかし、難易度は年々上がっており、今年度も英語は出題傾向が変わり難しくなった。また、県内4校で実施される数学追加問題はかなり難易度が高い。教科書だけの学習では対応できない。

長崎
塾ジャーナル調べ:

県内の主な中学受験校は14校。中でも合格ラインの偏差値が70以上の青雲中学校は久留米大学附設、ラ・サールと並び、九州御三家と呼ばれ、合格難関校として有名である。佐世保北、諌早高校附属、長崎大学教育学部附属、長崎東などの国公立中学が次点で人気を得ており、いずれも合格偏差値は60前後。
高校も青雲がトップクラスで合格偏差値72以上。ただし長崎西、長崎北も合格偏差値70前後となっており、進学実績も高い。公立高校入試は一般選抜と推薦選抜。一般選抜では内申と学力検査は同等に評価される。推薦枠は定員の5〜40%だが、多くの高校で特別推薦入学枠が存在している。

熊本
早稲田スクール:

公立高校後期選抜入試の実質競争率は前年度と同じだったが、相変わらず人気校の競争率は高かった(約1.4〜1.8倍)。そのような中、第一高校で30数年ぶりに男子生徒が受験したことが全国的にも話題になっていた。
公立高校後期選抜入試の出題内容については、記述問題が書きやすくなった(国語)、記述の問題数が減った(社会)と受験生にとって取り組みやすくなった点と、移行単元である標本調査(数学)、イオン・浮力(理科)が出題されたという特徴が挙げられる。英語の大問4の選択問題B長文問題の難易度が高かったという受験生の声があったが、総じて取り組みやすかったのではないか。

大分
塾ジャーナル調べ:

県内の中学受験は国立の大分大学附属を抑え、私立の向陽中学が合格偏差値65と人気。公立の大分豊府も大分大学附属と同じ合格偏差値60以上と難易度は決して低くない。高校は、大分上野丘が合格偏差値70とかなりのハイレベル。大分工業高等専門学校は、すべての学科で偏差値65以上を合格ラインとしており、高い能力を持つ技術者を輩出している。公立高校の入試は、学力検査と内申で判定する第一次入学者選抜と、2種類の推薦入学者選抜があり、推薦Bは推薦書、内申書、面接(高校によっては小論文)で判定、推薦Aはこれらに加えて適性検査が課せられる。

佐賀
佐賀県私塾協会:

入試の人気は中学入試の他に、相変わらず、県立高校。今年は県立高校の入試制度が大きく変わった。これまで3月上旬実施の一般選抜(国・英・数・理・社、各教科50点満点に加え、学校独自で英数2科目又は英語1科目、追加問題を課した傾斜配点)のみであった佐賀西高・武雄高・唐津東高・鳥栖高…等の普通科高が、2月7日特色選抜A方式(国・英・数又は理・英・数の3科学力重視、募集人数の20%)を実施。他にも特色選抜B方式(国・英、体育実技、学校毎配点割合違いあり)の普通科高も出現。

宮崎
株式会社 昴:

全県平均では昨年1.09倍、今年1.07倍と競争率減の傾向が続いている。
高校・学科別に見ると宮崎大宮高校文科情報科の人気がここ数年安定して高く、昨年の2.02倍から今年も2.04倍と2倍を超える競争率となった。また、最難関の宮崎西高校理数科も昨年の1.44倍から1.69倍になった。これを除けば、他の高校も含めて普通科の競・・ヲは低く、むしろ職業系の高校や学科の競争率が高いという傾向が続いている。
問題は例年と比べると特に英語、数学がレベルアップし、また5教科とも記述形式の問題の割合が増加する傾向にある。教科別では、国語で資料や意見文を読み取って書く記述問題や、数学では二次方程式の文章題の求め方の誤りを書き直す問題が出されるなど、新学習指導要領の学力観にもとづいた問題が増加している。

鹿児島
株式会社 昴:

鹿児島県の公立高校入試は、出願前に「志願登録」をして、その状況を見て出願するという制度が今年度から変更になり、「志願登録」が無くなった。鹿児島の公立トップ3校の競争率は、鶴丸が昨年の1.24倍から1.39倍、甲南が1.27倍から1.44倍、中央が1.40倍から1.49倍と軒並みアップした。これは、志願登録廃止だけでなく、私立高校の特待制度により、上位公立高と特待制度のある私立高校を併願する生徒が多かったためと考えられる。
結果的には7学区のうち倍率が1倍を超えたのは昨年に引き続き鹿児島学区のみだった。他の学区は定員を割り、鹿児島市内の上位高校と郡部の高校の競争率の差が拡大する傾向は大きくなっている。
入試問題については、記述(語句記述、文章記述)問題が増加し、理科の出題内容にも移行措置単元の内容が大幅に増加した。また数学ではPISA型の問題が出題されるなど、確実に新学習指導要領の影響が色濃くなっている。

沖縄
(有)津田塾:

一次募集で定員にみたなかった高校は、二次募集(面接のみ)ができるという制度が浸透してきたように思われる。一次でランクが高目の高校に挑戦し、不合格なら二次募集でランクを下げて安全圏を目指すとういう流れが見られる。またトップ校は、定員ギリギリか定員割れの応募状況であり、二番手校に人気が集中するという例年通りの傾向が続いている。今年度の動きとして目立ったのは、「定員の10%までは校区外からも受け入れる」という制度を利用して、那覇・浦添地区の高校が100名近く定員オーバーしたことである。地方の成績上位者が制度を利用していると思われる。

 
※塾ジャーナル調べの数値は、進研ゼミ・高校受験 高校偏差値情報・高校偏差値-偏差値最新情報などから抜粋
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