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2011/9塾ジャーナルより一部抜粋

指導協力校が見る
通信制高校の未来

  協力 学習塾/ウィッツ青山学園高等学校 通信制キャンパス愛媛LETS指導協力校
アインシュタイン代表 松田 卓三氏
 
     

 通信制高校は、さまざまな事情から全日制または定時制の高校中退や進学をあきらめた生徒たちが、高校卒業資格を得ることのできる最後の砦──。通信制高校に対する一般の認識は、多くがこのようなものである。

 ウィッツ青山学園高等学校 通信制キャンパス愛媛LETSの指導協力校であり、高校受験を控えた中学生が通う学習塾でもある『アインシュタイン』を運営する松田代表はこう語る。

 「全日制の高校を中退した場合、以前のように大検(大学入学資格検定・2004年廃止/2005年以降、高等学校卒業認定試験へ移行)合格を経て、専門学校や大学への進学を目指せばいいのです。しかし、高校卒業資格を得る試験は決して簡単ではなく、合格できない人は、履歴書に『中学卒業』としか書けないため、社会で受けるデメリットは大きいでしょう」

 しかし、通信制高校により高校卒業資格を取得できるなら、このデメリットが解消される。中学卒業後、即活躍するためにスポーツ選手や芸能人、技術系の職人などを目指す人には、高校進学をあきらめる人が多いが、通信制高校なら、全日制や定時制高校に行かなくとも、高校卒業資格が得られる。そうすれば、将来、別の未来を選んだとき、転職に影響を受けることは少ない。そういう意味では、生徒の将来の選択肢を広げる意義ある存在になると、松田代表は考えている。

 高校進学時、ほとんどの塾では全日制高校の受験を勧める。ただし、生徒個々をよく知る個人塾だからこそ、個人の夢や目標を分析し、通信制高校への進学をうながす塾も少なくない。

 高校受験で志望校を決める前に、全日制か通信制かを生徒全員が普通に選択する──そんな時代が来る可能性は高い。

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